JR東京総合病院が新しく生まれ変わります~3月24日新病棟「A棟」開業、外来棟「B棟」リニューアル~

東日本旅客鉄道株式会社

〇JR東京総合病院は、JR東日本グループの企業立病院として、グループ社員や家族の健康を支えるとともに、地域の皆さまへ高度で良質な医療サービスを提供し、当社の鉄道を中心とした生活ソリューション事業との連携を行うことで、すべての人の「心豊かな生活」の実現と新たな価値創造に取り組んでいます。

〇これまで病棟等の建替え工事を進めておりましたが、この度、新病棟「A棟」が3月24日に開業します。新病棟には「患者支援センター」を新設し、ワンストップで患者さまの療養生活をサポートするほか、災害や感染症対策を強化し、快適に療養いただける環境を整備します。

〇同時に外来棟「B棟」をリニューアルし、手術支援ロボット「hinotori™」(ヒノトリ) を導入するなど、急性期を中心とした診療機能を強化し、地域医療の充実に貢献していきます。

1.新しく生まれ変わる「JR東京総合病院」

 これまで工事を進めていた新病棟「A棟」が、3月24日(月)に開業し、同時に外来棟「B棟」もリニューアルします。これを機に、建替えのコンセプトである「CURE:医療の質向上」、「CARE:患者さまファースト」、「COMMUNITY:地域とともに」の3つの「C」について、一層レベルアップを図っていきます。

 なお現病棟は今後解体し、跡地には緑豊かな中庭を設置することで、ご利用のみなさまの憩いの場とします。(2028年春頃全面オープン予定)

2.新病棟「A棟」について

(1)ワンストップでサポートする「患者支援センター」の新設

・新病棟「A棟」の1階に、医療・介護・福祉に関する様々な相談に対応する患者支援センターを新設します。看護師や医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)が、治療と生活を切れ目なくワンストップでサポートします。

(2)快適性を追求したぬくもりの空間

・多床室は全て4床室とします。うち96床を半個室とし、プライバシーや快適性を高めます。

・個室に加えて多床室にも、各病室内にトイレを設置します。

・各病室に、自然光を活かした採光や部屋ごとの自然換気を導入し、快適な療養環境を整備します。

・1階の総合受付を中心に、東京の木・多摩産材を使用し、ぬくもりのある空間とします。

(3)感染症対応や重症向け医療の強化

・陰圧病室※や無菌個室を増設し、感染症への対応を強化します。

 ※陰圧病室…細菌が外部に流出しないように、気圧を下げた病室

・救急外来を外来棟「B棟」から移転し、放射線検査処置スペースを拡大、更なる患者さまの受け入れが可能となります。

・外来棟「B棟」と同様、免震構造を採用し、地震発生時の被害を抑えます。

(4)病院スタッフが働きやすい病院

・ゆったりくつろげる休憩スペースや、カフェのような社員食堂等、スタッフ用設備を充実させます。

・これまで分散していた病院スタッフの執務スペースを集約し、コミュニケーションを取りやすい環境を整備します。

(5)新病棟「A棟」の概要

・S造(鉄骨造)、延床面積 約30,000㎡、地上16階、地下2階、病床数401床

3.外来棟「B棟」リニューアルについて

・新病棟「A棟」の開業と同時に、消化管検査センターを外来棟「B棟」に移転し、リニューアルオープンします。

・手術支援ロボット「hinotori™」(ヒノトリ)を導入し、最新の医療を提供していきます。

※「hinotori™」は㈱メディカロイドの登録商標になります。

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会社概要

東日本旅客鉄道株式会社

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URL
https://www.jreast.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区代々木2-2-2 JR東日本本社ビル
電話番号
-
代表者名
喜㔟陽一
上場
東証1部
資本金
20億円
設立
1987年04月