池袋エリアプラットフォームが池袋駅東西で社会実験「IKEBUKURO25(イケブクロニーゴー)」を実施
人の流れによる居心地よい空間と安心安全のまちづくり実現への4日間【2025年10月31日(金)~11月3日(月・祝)】
池袋エリアプラットフォーム(理事長 株式会社サンシャインシティ 代表取締役社長 脇英美、以下「エリプラ」)は、10月31日(金)から11月3日(月・祝)にかけ、池袋駅東側の「アニメイト通り」および同駅西側の「ロマンス通り」にて「快適なまち歩き空間」を目指す社会実験を行います。
▼▽本リリースのPDFはこちらよりダウンロードできます▽▼
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本社会実験では、エリプラ会員だけでなく、地元商店会・大学等とも連携し、2つの街路で統一したデザインのファニチャーや案内サイン等を設置し、ファニチャー等の配置や街路内のデザイン要素がそれぞれの街路の歩行者の行動に与える影響を実測します。実験結果は、当エリプラが2024年に公開した「池袋未来ビジョン」の実現に向けた具体的取り組みの一つである、ストリートの利活用に関するガイドラインの策定に繋げていく予定です。本取り組みは、豊島区が基本構想で掲げる「誰もが居心地の良い歩きたくなるまち」の実現にも寄与することを目指します。
◆実施概要
期間:10月31日(金)から11月3日(月・祝) ※通りごとに実施日時は異なります
場所:①アニメイト通り(東口)、②ロマンス通り(西口)
内容:両街路へのファニチャーや案内サインの新設、車止めの装飾等による空間活用
目的:環境改善により、人流や居心地にどのような変化が生まれるかの実験・調査
主催:池袋エリアプラットフォーム ストリートデザイン部会(※)
共催:池袋ロマンス通り商店会(②ロマンス通りのみ)
協力:武蔵塗料㈱、創形美術学校
※㈱アニメイト/㈱大林組/大林新星和不動産㈱/お茶の水女子大学/ロサラーンド㈱/NTTアーバンソリューションズ㈱/NTTアーバンバリューサポート㈱/㈱NTTアーバンソリューションズ総合研究所/(一社)豊島区建築設計事務所協会/㈱サンシャインシティ/東京建物㈱/独立行政法人都市再生機構/豊島区

1.アニメイト通り
・期間:11月1日(土)~3日(月・祝) 13:00~18:00(設営・撤去の状況により前後する可能性あり) ※雨天中止
・内容:街路沿いへのファニチャー新設、案内サイン新設、既存ボラード(車止め)の装飾
・狙い:中池袋公園~グリーン大通り間の回遊性向上と人流の増加、エリア間の快適な移動のための回遊動線の実現
※グリーン大通りで実施される“居心地の良い歩行者空間実現に向けた取り組み” 「IKEBUKURO LIVING LOOP」(主催:グリーン大通りエリアマネジメント協議会)の開催期間に合わせることで、回遊性への影響をより可視化しやすくします。

2.ロマンス通り
・期間:10月31日(金)~3日(月・祝) 18:00~22:00(設営・撤去の状況により前後する可能性あり) ※雨天中止
・内容:街路沿いへのファニチャー新設、案内サイン新設
・狙い:夜間の賑わい創出、エリアの安全性、快適性を確保する回遊動線の実現

▼街路ごとの実施内容詳細はこちらをご覧ください▼
https://ikebukuro-areaplatform.jp/report/f3304be5-8c4e-4216-9693-331f99abb779
◆池袋エリアプラットフォームについて

池袋エリアプラットフォームは、主に池袋エリアの企業・団体・学校・行政機関などで構成された産官学民一体となってまちづくりを推進する共同体です。池袋エリアの将来像と会員の行動指針を示した「池袋未来ビジョン(※1)」を2024年3月に策定し、5月に公開しました。池袋未来ビジョンのまちづくりのコンセプトは、「感動共奏都市~共に創り、共に奏でる~」で、池袋を更に魅力的なまちにするため、当エリプラ会員が主体となり、同じ志を持つ関係者と共に、「時間を忘れるほど楽しいまち」、 「豊かな感性で心躍るまち」、「新しい発見に溢れた創造的なまち」の3つのまちの姿の実現を目指します。
※1「池袋未来ビジョン」の詳細はこちら
▶https://sunshinecity.jp/file/official/pdf/ike-areaplat_miraivision.pdf
◆本社会実験に至る背景
2024年度以降、池袋未来ビジョンの実現に向けた具体的な取り組みとして、池袋エリア各所にベンチ等のファニチャーを設置する「IKEBUKURO PUBLIC FURNITURE TRIAL(※2)」の他、会員向けのフィールドワークを通じた街路ごとの 特性や目指すべき将来像などの検討、人流や購買活動等の基礎的データの調査・活用検討も進めていました。(※3)
同年末には活動をより深度化すべく当エリプラ会員数社による「ストリートデザイン部会」を立ち上げ、池袋エリアの企業・ 商店会と議論する中で、「南池袋公園~中池袋公園周辺エリアの回遊性向上」と「ロマンス通りの賑わい創出および安全性向上」といった課題が浮かび上がり、アニメイト通りとロマンス通りでの社会実験実施に至りました。
本社会実験ではGPSを用いた人流データ分析やアンケート調査を実施することで、環境改善が人流や居心地などに与える影響を分析し、今後の施策検討や将来的なストリートの利活用に関するガイドラインの策定に繋げていきます。
※2 『地域と連携し、池袋の歩道や公園にファニチャーを設置 まちなかにくつろぎ空間を創る社会実験<IKEBUKURO PUBLIC FURNITURE TRIAL>START』(2024年10月17日配信リリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000924.000020364.html
※3 『池袋エリアプラットフォーム「2024年度 活動中間報告会」を開催しました!』(当エリプラHP内)
https://ikebukuro-areaplatform.jp/report/919da3d3-d52b-4011-93a3-474b1fff7439
◆社会実験のタイトル・ロゴとテーマカラーについて

タイトル・ロゴ:「IKEBUKURO25(イケブクロニーゴー)」
本社会実験が2025年に始動すること、そして“池袋にGO”というアクティブなメッセージをかけ合わせて名付けました。
ロゴデザインは、「再生」と「一時停止」ボタンのモチーフから着想を得ており、「人々が行き交う街路空間」と「人々が立ち止まる滞留空間」という、本社会実験の二つの目的を象徴しています。
テーマカラー: 「池袋レッド」
池袋のまちをゆったりと走るバス「IKEBUS」と同じ「池袋レッド」をテーマカラーとして採用しました。
池袋のパブリックカラーとして親しまれている「赤」で統一されたファニチャーやシェアプロップ、ポスター等によって、池袋の街に新たな一体感と活気をもたらします。
◆池袋の企業・学校との連携
本社会実験は、産官学民が一体となった当エリプラのネットワークを活かし、エリア周辺の多数の企業・大学・商店会と連携することで実現しました。
また、設置されるファニチャーやサイン等は、ストリートデザイン部会員が試行錯誤しながらDIYで制作しました。


【主な連携先と役割】
・池袋ロマンス通り商店会:企画検討、周辺店舗との調整等
・お茶の水女子大学共創工学部藤山研究室:本社会実験の総合空間デザインを担当。ストリート利活用の可能性検討を含む全体計画から、ファニチャー、シェアプロップ(案内サイン等)の設計、タイトルやロゴなどのグラフィックデザインまでを横断的に作成
・㈱NTTアーバンソリューションズ総合研究所:人流データ等を活用した社会実験の効果検証
・武蔵塗料㈱:特別指定色塗料の作製と一部ファニチャーへの塗装および素材協力
・創形美術学校:ロマンス通りでのアートパフォーマンス(実施日時:10月31日(金)、11月1日(土)各日18時~)
※完成した作品は社会実験中ロマンス通りに展示
◆関係者からのコメント

株式会社アニメイトホールディングス 専務取締役 丹羽 康弘様
「サンシャイン通り」と「サンシャイン60通り」に交差し、弊社の池袋本店が接する区道に、町会・商店会の皆さまから来街者にわかりやすく案内しやすい通り名へとご要望いただき、豊島区より本年3月に「アニメイト通り」と通称名を設定していただいたこと、弊社グループとしましても大変光栄に存じます。弊社が展開しております国内外の拠点から、まちなかを縦横無尽に楽しんでいただけるきっかけとなりますよう、池袋や周辺の魅力とともに来街者を呼び込む情報発信を行なって参ります。
池袋エリアプラットフォームに参画している弊社としましても、豊島区が目指すウォーカブルなまちづくりに向けた今回の社会実験で、どのような結果が得られるか楽しみにしております。

池袋ロマンス通り商店会 会長 伊部 知顕様
池袋は昔から時代と共に変わりながら進化してきました。
その過程の中、これから百年に一度と言っても過言ではない大きな変化が起きます。これから池袋で起こる再開発です。そういう未来を見据えながら今回の社会実験「IKEBUKURO25」は行われます。
どうやったら池袋を未来ビジョンに掲げた「感動共奏都市」にできるのか?どうやったらもっと楽しくワクワクする街にできるのか?半年以上に渡って皆さんと考えたのがこの社会実験です。池袋西口の繁華街である池袋ロマンス通りで初めて行う道路を使った社会実験です。働く人達、遊びに来る人達で街は成り立っています。
さあ、皆さん、今回の新しい試みに参加して体感してください。そして私たちに感想を伝えてください。皆さんの言葉が未来の池袋にきっと繋がります。最後に「IKEBUKURO25」に協力してくれた全ての方に感謝申し上げます。

お茶の水女子大学 共創工学部 人間環境工学科 藤山 真美子准教授
研究室の学生と共に、本社会実験の総合空間デザインや、タイトル・ロゴ・テーマカラーの作成等を担当しました。
企画検討では、学生が主体となってワークショップや議論を重ね、ストリートデザイン部会や地域の皆さまとともに「池袋の街路空間に求められる新しい役割」について意見を交わしながら、計画を進めてきました。
本社会実験を通じ、池袋を訪れる方々が都市空間そのものを楽しみ、まちと多面的につながる体験を生み出すストリートの形成を目指しています。「IKEBUKURO25」に立ち寄られた皆さまとともに、池袋らしいストリート利活用の可能性についてぜひ議論できればと思います。
※実施内容は予告なく変更となる可能性があります。
※本リリース内の画像はすべてイメージです。
▼▽本リリースのPDFはこちらよりダウンロードできます▽▼
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