【時短・タイパ意識に関する調査】V会員約1,700人に聞いた!現在の時短やタイパ意識とは?時短したいトップは「通勤・通学時間」
CCCMKホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:髙橋誉則)は、このたび、全国16~59歳のV会員1,702名を対象に、インターネット上での意識調査「Vアンケート」によって、『時短・タイパ意識に関する調査』を実施し、2020年に実施した調査との比較分析を行いましたのでお知らせいたします。
■2024年国内旅行の意識調査ダイジェスト
1. 時短したいもののトップは「通勤・通学時間」
2. 時短の目的は「趣味の時間を持つため」
3.「段取り重視」でタイパをよくしている
4.「通勤時間」を時短したい意識はこの4年で変化していない
5. 有職者は「働き方」の変化を感じている
忙しい生活のなかで、冷凍食品や総菜などの簡便食品、ロボット掃除機や洗濯乾燥機などの家電製品をうまく活用されている人も多いのではないでしょうか。特に「時短」を意識した家電製品についてはこの数年でかなり普及してきています。今回は、生活の「時短」「タイパ※」について、生活者に意識調査を行いました。
※費やした時間によって得られた効果や満足度を表す「タイムパフォーマンス(時間対効果)」の略語
また、2020年にも「時短」について有職者を対象に同様の調査を実施しており、前回調査からの4年間で「時短」への意識や「働き方」にどのような変化がみられたのかを合わせて調査しています。
1.時短したいもののトップは「通勤・通学時間」
はじめに、生活のなかで「時短」をしたいものや「タイパ」をよくしたい内容について調査しました。
時短したいものの1位は「通勤・通学時間」で38.5%、2位は「掃除」で36.1%、3位は「勤務時間」が30.7%という結果となりました。仕事に関するものが多く上位に来ているのが特徴的です。また、タイパをよくしたいものでは、家事関連(料理・掃除)が上位に挙がるなか、時短をしたいものとの差が見られたのが「睡眠」です。時短をしたいものでは6.2%ですが、タイパをよくしたいものでは23.7%となっており、その差は約18ポイントとなっています。「睡眠」は、時間は短縮せずに、時間に対してのパフォーマンスを上げたいという意識が強く出ている結果となりました。
2.時短の目的は「趣味の時間を持つため」
次に、「時短」に焦点を当てて分析を行いました。
時短をする目的では、「趣味の時間を持つため」が31.7%と最も高い結果となりました。特に10~30代の若年男性で高い一方、10~30代 の若年女性では「睡眠時間のため」と回答している割合も高く、「時短」の目的は性別や年代によって差が見られる結果となりました。
また、「時短」に欠かせないアイテムを聞いたところ、最も多かったのは「スマホ・携帯電話」でした。それ以降は「電子レンジ・オーブンレンジ」「お掃除ロボット・ルンバ」「食洗機」「洗濯乾燥機・ドラム式洗濯機」と家電製品が続く結果となっています。生活者は家電製品をうまく活用することで時短をしている様子がうかがえます。
3.「段取り重視」でタイパをよくしている
続いて「タイパ」にフォーカスを当てて、タイパをよくするために意識して行っていることを聞きました。
約4割の方が「事前に物事(買うもの・やること)を決めて、効率的に行動する」と回答しました。
続いて「無駄な時間がかからないよう、やることの時間や時期を調整する」という回答が多くみられました。
生活者は、タイパに関して、モノを利用するだけではなく、効率的に動くための段取りに注力しているようです。
4.「通勤時間」を時短したい意識はこの4年で変化していない
ここからは、30~40代有職者に限定し、2020年 に実施した「時短」や「働き方」に関する意識の変化を比較分析しました。働く人が毎日の生活で時短したいものの変化を見ると、「入浴」や「化粧・身支度」といった身の回り関連及び、家事関連の中でも「掃除」「料理」はこの4年でやや上がっている様子が見られます。その一方で、「通勤時間」は40%以上と変わらず高い水準となっています。
なお、「勤務時間」の時短意識がトレンドで微減している状況でした。
5. 有職者は「働き方」の変化を感じている
「勤務時間」の 時短意識がトレンドで微減した背景として、この4年で働き方に変化は生じているかを調査しました。
2020年では、「あまり変わっていない」「全く変わっていない」を合わせ8割程度でしたが、2024年では7割程度に減少しています。特に「全く変わっていない」が30ポイント以上減少しており、大小問わず働き方に変化を感じている様子が見られました。2020年の前回調査時はコロナ禍直前であったため、アフターコロナでの働き方に変化があったと考えられます。この働き方の変化から、時短への意識に影響が出ている可能性があると推測されます。
今回の調査から、通勤・通学時間などを時短し、「趣味の時間を持つ」「睡眠時間を担保する」ために時間を充てたいという目的が多いことや、タイパをよくするために段取りを重視して効率的に行動している人が多いことがわかりました。また、この4年間で「通勤時間」への時短意識は変わらず高く、働き方の変化を少なからず感じていることも分かりました。
■本調査詳細データのご案内 https://www.cccbiz.jp/columns/research7
CCCMKホールディングスでは時短・タイパに関する意識や行動に関するマーケティングのご相談も承っています。こちらの資料では、今回のレポートに掲載しきれていない調査の詳細をご紹介しています。無料でダウンロードいただけますので、ぜひご覧ください。
※CCCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
※本記事を引用・転載をご希望の方は、事前にお問い合わせください。
■2024年調査概要
調査地域:全国
調査対象者:男女16~59歳のV会員
調査期間:2024年7月18日(木)~2024年7月24日(水)
有効回答数:1,702サンプル
※性別・年代別の構成が日本の人口構成比に近くなるようにサンプルを回収しています。
■2020年調査概要
調査地域:全国
調査対象者:男女20~59歳の有職者のT会員(現V会員)
調査期間:2020年2月26日(水)~2020年3月4日(水)
有効回答数:1,209サンプル
※2020年調査と2024年調査の調査結果の比較の際に30~40代の有職者に限定し、分析を行っています。
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