パーソル、レーザー核融合技術を開発するディープテックスタートアップEX-Fusionへの出資を決定
「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄)は、日本で唯一レーザー技術による核融合(フュージョン)エネルギーの商用化を目指し、高精度なレーザー制御技術を基盤に“自国産のクリーンエネルギー”創出に挑む株式会社EX-Fusion(取締役社長: 松尾一輝、以下「EX-Fusion」)のシリーズAラウンドへの出資を実施いたしました。
なお本出資は、パーソルベンチャーパートナーズ合同会社(本社:東京都港区、代表パートナー:加藤 丈幸)より実施いたしました。

■EX-Fusionの概要
EX-Fusionは、2021年にレーザー核融合という挑戦的な領域において、脱炭素化とエネルギー安全保障の両面から、二酸化炭素を排出せず、エネルギーを自国で生産できる核融合技術を開発する、日本で唯一のレーザー核融合に特化した大阪大学発のスタートアップ企業です。 レーザー核融合は、ピーク電源からベースロード電源まで柔軟に担える特性を持ち、エネルギー資源に乏しい日本にとっては将来の電力インフラに不可欠な技術とされています。また、数ある核融合方式の中で、レーザー核融合は唯一、実験的にエネルギー純増を達成しており、実証段階を超えて、本格的な商用化フェーズに入りつつあります。EX-Fusionはこうした社会的ニーズと技術的潮流を的確に捉え、光制御、ターゲット供給、高出力レーザーといった要素技術を着実に積み上げることで、日本から世界に誇れる商用炉技術を実現しようとしています。高出力レーザーや精密な光制御技術は、加工・医療・宇宙といった多様な分野にも波及する可能性を秘めています。

社名 |
株式会社EX-Fusion |
取締役 |
取締役社長 松尾一輝 |
所在地 |
大阪府吹田市山田丘2−8大阪大学テクノアライアンスC棟 C806 |
設立年月日 |
2021年7月19日 |
主な事業内容 |
レーザー核融合技術の研究・開発 |
Webサイト |
パーソルグループは、エネルギー危機や人材不足といった社会課題の解決に向け、日本発のレーザー核融合技術の商用化に挑戦するEX-Fusion社のビジョンに共感し、本出資を決定いたしました。
同社の高出力レーザー技術は、次世代エネルギーの創出にとどまらず、精密加工や宇宙など幅広い光産業への応用を通じて、すでに新たな産業・雇用の可能性を生み出しています。レーザー核融合は、将来の基幹エネルギーとしてのポテンシャルを持ちながら、現時点でも多様な“はたらく場”を創出し得る領域です。
パーソルグループは、次世代の産業を担うスタートアップとの共創を通じて、はたらく環境や産業構造の変革を支援し、「未来の産業基盤となるテクノロジー」と“はたらく”をつなぐ架け橋となることを目指してまいります。
■パーソルホールディングス株式会社について
1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、設計開発など人と組織にかかわる多様な事業を展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名を変更。
東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:2181)。2025年3月期売上収益1兆4,512億円(IFRS)。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、BPOや設計・開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開するほか、新領域における事業の探索・創造にも取り組み、アセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」や、スキマバイトアプリ「シェアフル」などのサービスも提供しています。
はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。
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