<ベネッセコーポレーション 小学生の夏休み調査2022>夏休みの宿題で「もっとも楽しい」のは自由研究、手伝う保護者は8割

~課題は「テーマ選び」「研究の進行」、結果より過程が大事~

 株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、代表取締役社長:小林 仁)は、「進研ゼミ小学講座」会員の小学3~6年生、および「まなびの手帳」(保護者向け教育情報アプリ)に登録している保護者を対象に、2022年の夏休みの宿題に関する調査を実施しました。
 調査の結果、「自由研究」が約6割の小学生に夏休みの宿題として出されています。小学生にとっては「もっとも楽しいと思う」宿題の1位である一方で大変だという声も見られ、約8割の保護者が子どもの自由研究を手伝う予定であることがわかりました。以下、主な調査結果と、自由研究に役立つ情報をご紹介します。
 
■自由研究は「もっとも楽しい夏休みの宿題」である一方で、大変という声も

「進研ゼミ小学講座」会員を対象に実施した調査(回答数:9168人、期間:2022年7月14日~24日)では、自由研究は約6割の子どもに夏休みの宿題として出ています。(P5参照)。小学生にとっては「もっとも楽しいと思う」夏休みの宿題の第1位である一方で、「もっとも大変だと思う」夏休みの宿題の2位にランクインしており、楽しみだが大変であることがわかります。

■保護者の約8割が「自由研究」を手伝う、完全に子どもにまかせる保護者は1%未満
大変なことTOP2は「テーマ選び」「研究の進行」


 保護者への調査では、約8割が何らかの形で「子どもの自由研究を手伝う」と回答しました。「完全に子どもにまかせる」という回答は1%未満でした。「自由研究」で大変な点としては「テーマが思いつかない」「子どもが1人で研究を進められない」という回答が約6割にのぼります。

対象:「まなびの手帳」(小学生のお子さまをお持ちの保護者)登録者259人
期間:2022年7月14日~18日

対象:「まなびの手帳」(小学生のお子さまをお持ちの保護者)登録者259人
期間:2022年7月14日~18日

 子どもの自由研究に対して、保護者はどのよう関わるとよいのでしょうか。ベネッセ教育総合研究所の主任研究員のコメントは以下の通りです。

自由研究は「結果」より「過程」が大切
ベネッセ教育総合研究所 主任研究員 小泉和義

 今も昔も学校からだされる「自由研究」。夏休み終盤になってから、慌てて取り組み始め、おうちの方が完成に向けて、協力せざるを得ない家庭も多いのではないでしょうか。

 そもそも自由研究は、子ども自身が興味をもったことや疑問に思ったことを、「夏休み」という長い時間を使って、じっくりと追究していく姿勢を育むことが目的です。学校の授業でも、自由研究と同じように「総合的な学習の時間」などで、自らテーマを探し、そのテーマについての疑問を解決するための探究的な学びを行うようになっています。自由研究は、最終的な提出物の完成度以上に、子ども自身が興味関心に従って情報を集めたり、新しい発見に驚いたり、うまくいかずに挫折したりしながら、最後まであきらめずに研究をまとめていく過程こそが大切なのです。

 おうちの方は、ぜひ、子どもが夢中になって取り組む姿勢を応援してあげてほしいと思います。また、子どもがテーマ選びに悩んでいる場合は、「どんなテーマに取り組めばよいか」の答えを言うのではなく、子どもの興味・関心のありそうなテーマの選択肢を複数提示してあげたり、一緒に考えたりして、子ども自身が自分で決められるように導いてあげるとよいと思います。おうちの方にやりたいことを応援してもらっている子どもは、「自分に自信がある」と思う割合が高いという調査結果もあります。是非、子どもの興味関心を引き出し、夢中になる姿勢を応援してあげてください。


自由研究などの宿題や、興味関心を広げる学びにお役立ていただけるサービス

【子ども向けのお役立ち情報・イベント】

◆「自由研究 解決ガイド」
 https://benesse.jp/jiyukenkyu/
 240以上の自由研究のテーマや実験の動画をご用意しています。「進研ゼミ」会員以外の方もどなたでも無料でご利用可能です。保護者から困りの声が多かった「テーマ選び」についても、タイプ診断や好きなキーワードで、お子さまにぴったりの自由研究のテーマが見つかります。また、まとめ方のコツをお伝えする他、出力してそのままお使いただけるテンプレートもご用意しています。

◆未来をつくるSDGsナゾ解き https://sgaku.benesse.ne.jp/sho/all/others/sdgs/
SDGsの17のゴールを学んだり、SDGsをテーマにしたナゾ解きに挑戦することで、お子さまの興味関心を広げます。「自由研究」のテーマを考える際のきっかけとしてもご活用いただけます。


◆全国小学生「未来」をつくるコンクール https://sgaku.benesse.ne.jp/sho/all/others/concour/
 本コンクールは、子どもたちが日頃の学習で身につけた考える力や表現力を活用し、幅広い自由研究を通じて個性や創造力を発揮する機会として2004年度から開催しています。19回目を迎える今年は「作文部門」「自由研究部門」「環境部門」「絵画部門」の4部門で、小学1年生から6年生までを対象に、9月10日まで作品募集しています。
 

◆「読書感想文 書き方特集」
https://benesse.jp/dokusho/

 読書感想文を書くときに一番重要な、本の選び方から書き方まで、わかりやすい4ステップで解説。作文が苦手なお子さまでも、簡単に読書感想文が書けるフォーマットもご用意しています。
 



【保護者向けの情報】
 

◆ベネッセの保護者向け教育情報アプリ「まなびの手帳」
https://benesse.jp/manabi/
 教育や進路のお悩みを解決する、保護者の方のためのアプリ「まなびの手帳」が2020年のリリースから大変ご好評をいただいており、2022年7月時点で150万ダウンロードを突破しました。また、一般社団法人e-Learning Initiative Japanが主催する第18回 日本e-Learning大賞「教育のBCP特別部門賞」を受賞しました。本賞は新型コロナウイルス感染拡大などで保護者・お子さまを取り巻く環境が急激に変わる中、保護者の困りごとの支援をしてきた「まなびの手帳」の取り組みを評価いただきました。

 「まなびの手帳」はご登録いただいたプロフィール(お子さまの学齢、お住まいの地域など)に合わせた教育情報を必要なタイミングで配信します。夏休みの自由研究に関する情報もたくさんご用意しておりますので、ぜひ夏休みの機会にご活用ください。
 また、「まなびの手帳」は進研ゼミ会員の方に便利な機能もたくさん搭載しており、今までウェブページで行っていたお手続きや、お子さまの学習状況の確認がアプリで完結します。ぜひダウンロードいただき、進研ゼミのサービス活用にお役立てください。

 

 

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◆ベネッセ教育情報サイト
https://benesse.jp/
夏休みの学習や生活について、保護者の方のお悩み解決にお役立ていただける記事をタイムリーに配信しています。学校現場での経験豊富な教育の専門家への取材も交えながら、親子でのよりよい夏休みの過ごし方をご提案します。


【参考データ】
以下データについてすべて  対象:「進研ゼミ小学講座」会員9168人 期間:2022年7月14日~24日

◆夏休みの宿題に何が出ているか


◆夏休みの宿題の中で、もっとも楽しいと思うもの/もっとも大変だと思うもの

 

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会社概要

URL
http://www.benesse.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
岡山県岡山市北区南方3-7-17
電話番号
086-225-1165
代表者名
小林 仁
上場
東証1部
資本金
136億円
設立
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