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株式会社 宝島社
会社概要

第19回『このミステリーがすごい!』大賞決定!大賞は東大法学部出身の女性弁護士

型破りな女性弁護士が奇妙な遺言の真意を突き止めるサスペンス

株式会社 宝島社

株式会社宝島社(本社:東京都千代田区 、 代表取締役社長:蓮見清一)が主催する、第19回『このミステリーがすごい!』大賞の受賞作が決定しました。
応募総数475作品の中から、1次選考24作品通過、2次選考6作品通過を経て、第19回『このミステリーがすごい!』大賞は、新川帆立(しんかわ・ほたて)氏『元彼の遺言状』が受賞しました。また文庫グランプリ(※従来の優秀賞より名称を変更)には亀野仁(かめの・じん)氏『暗黒自治区』、平居紀一(ひらい・きいち氏)『甘美なる作戦( 仮題)』の2作が選ばれました。大賞賞金は1200万円、文庫グランプリ賞金は200万円(受賞者で等分)で、同3作品は2021 年1月から順次、書籍化する予定です 。
​※刊行時タイトルが変わる可能性があります

『このミステリーがすごい!』大賞は、ミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的に、2002年に創設した新人賞です。これまで、第153回直木賞受賞者の東山彰良氏や、累計1000万部突破の『チーム・バチスタの栄光』シリーズの海堂尊氏などの作家を輩出してきました。また受賞には及ばなかったものの、将来性を感じる作品を「隠し玉」として他の受賞作と同様に書籍化。岡崎琢磨氏『珈琲店タレーランの事件簿』シリーズをはじめ、「隠し玉」からベストセラー作品も多く生まれています。さらに本賞では、『さよならドビュッシー 』(中山七里、2013年映画化、2016年テレビドラマ化)、『スマホを落としただけなのに』シリーズ(志駕晃、 2018年1作目映画化・2020年2作目映画化)など、映像化作品も多数世に送り出しています。
 受賞者のインタビューも可能ですので、是非、取材をご検討いただけますと幸いです。『このミステリーがすごい!』大賞は、これからも新しい作家・作品を発掘・育成し、業界の活性化に寄与してまいります。
 


★★大賞★★
タイトル『元彼の遺言状』
新川帆立(しんかわ・ほたて)

【あらすじ 】
大手製薬会社の御曹司が「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という遺言を残して死亡。元カノの女性弁護士がその真意を解き明かす。

【受賞者プロフィール】
1991年2月生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業。高校時代は囲碁部に所属し全国高校囲碁選手権大会にも出場。囲碁部で麻雀にも興味を覚え、司法修習中に最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストに合格しプロ雀士としても活動経験あり。作家を志したきっかけは 16 歳のころ夏目漱石の 『 吾輩は猫である 』に感銘を受けたこと。作家になるために「粘り強く長期戦に対応できるための食い扶持が必要」と考え弁護士になる。

【受賞コメント】
今回の受賞作は、女性が力強く活躍できる社会を願って、女性のために書きました。世の中つらいことも多いですが、本の世界にいる数時間だけでも、型破りな主人公と一緒になって、笑ってもらえるといいなと思います。もちろん、女性以外の読者も大歓迎です。

【執筆のきっかけ】
『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラが好きです。スカーレットみたいに強くて癖のある女の子を描きたいと思って話を考えました。他の短編を書きながら、ちょろちょろとプロットを考えるのに数ヶ月かかり、原稿に着手してからは 3週間弱で書きました。

<選評>
●強烈にキャラの立った女性弁護士もの。「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という前代未聞の遺言状のため「犯人選考会」が開催される、とツカミはたいへん強力。(大森 望/翻訳家・書評家)
●なによりヒロインのキャラが光る。遺言の真相には結構驚かされたし、人間関係もよく練り込まれていると思った。(香山二三郎/コラムニスト)
●ぶっちぎりで面白かったです。奇妙な遺言状の内容はもちろん、とにかく主人公の人物造形に魅了されました。発想力、文章力、キャラクター造形力どれも充分。(瀧井朝世/ライター)
 


★★文庫グランプリ★★
タイトル『暗黒自治区』
亀野 仁(かめの・じん)

【あらすじ 】
中国に呑み込まれてしまった日本。犯人護送中の車両が何者かに襲撃される。背後に渦巻く人々の思惑と運命は 。ディストピアの日本を舞台とした冒険アクション。


【受賞者プロフィール】
1973年3月、兵庫県西宮市生まれ。米国ロングアイランド大学進学、NYフィルムアカデミーワークショップ履修後、約10年間NYにて映画助監督やCM撮影コーディネーター/プロデューサーとして活動。帰国後は制作会社、 大手広告代理店勤務を経て広告映像制作会社を設立、同社取締役。様々な事情に縛られる映像制作とは違い、自分の想像力をよりストレートに表現できる小説の自由度に惹かれ執筆を始める。

【受賞コメント】
これまで数回『このミス』大賞にチャレンジしては敗退し、自分の才能や実力に疑問を感じ始めていた中、今回の応募作を書き始めました。それが文庫 グランプリ をいただいて出版される運びとなったのは望外の喜びです。「小説を書く」ということのコツを掴んだと言うのはおこがましいかもしれないのですが、その尻尾に手が一瞬触れたような気がしました 。

<選評>
●過剰な武器描写も含めて濃密かつスリリングなアクションシーン。設定との合わせ技で、個性的なエンターテインメントに仕上がっている。(大森 望/翻訳家・書評家)
●雑賀と由佳の逃走劇が切れ味鋭い展開を見せ始めると、後は最後まで一気読み。すでに熟練の活劇演出。雑賀のキャラも立っている。(香山二三郎/コラムニスト)
●現実とは微妙に異なる空間を立ち上げていく描写が巧み。視点の切り替えのテンポ、アクションシーンも上手く、最後まで飽きさせずに読ませる。(瀧井朝世/ライター)
 


★★文庫グランプリ★★
タイトル『甘美なる作戦』(仮)
平居紀一(ひらい・きいち)

【あらすじ】
ヤクザ稼業はトラブル稼業。組員未満の二人に、無理難題が押し寄せる。宗教団体の利権を狙った犯行の結末は……?



【受賞者プロフィール】
1982年8月、東京都生まれ、岐阜県在住。岐阜大学医学部卒業。現在も医師として勤務。新潮ミステリー大賞第5回、第6回ともに最終候補。3作目の本作で 『 このミス 』大賞文庫グランプリを受賞。よく読むのは歴史書。趣味は登山・クロスカントリー・渓流釣り。座右の銘は持たない主義。

【受賞コメント】
『このミス』大賞は難しい新人賞で、かつ今年は激戦と聞いていたので、良い成績を収められてうれしく思っています。小学校時代は本好き少年でしたが、すっかりそんな過去を忘れ、アウトドア男に成り果てた頃、変な妄想がときどき浮かぶようになり、それをつないでいくと変なストーリーになりました。それが本作です。

<選評>
●これはもう、21世紀最高または、すくなくとも令和最高の誘拐ミステリーとして強力にプッシュしたい。(大森 望/翻訳家・書評家)
●きちんと構成された群像劇演出から、ユニークな誘拐活劇へ、さらには驚愕のコンゲームへと展開していくストーリーテリングの妙が光る。(香山二三郎/コラムニスト)
●途中で挿入される異なるエピソードが後半に絡み合い、意外な方向に事態が収拾されていく様子に驚きと爽快感を味わいました。誘拐事件の身代金の受け取り方法なども面白かった。(瀧井朝世/ライター)

 




『 このミステリーがすごい! 』 大賞とは?
ミステリー&エンターテインメントブックガイド『このミステリーがすごい!』を発⾏する宝島社が、新時代の新しいミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的に、2002年に創設した新⼈賞。⼤賞賞⾦は⽂学賞最⾼額である 1200万円。受賞作はすべて書籍化。第153回直⽊賞を受賞した東⼭彰良⽒や、累計1000 万部突破の『チーム・バチスタの栄光』シリーズの海堂尊氏などの作家を輩出している。受賞作品からは多数のベストセラーが生まれ、『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』(梶永正史・2016年テレビドラマ化)、『⼀千兆円の⾝代⾦』(八木圭一・2015年テレビドラマ化)、『がん消滅の罠 完全寛解の謎』(岩木一麻・2018年テレビドラマ化)など、映像化作品も多数世に送り出している。また、受賞には及ばなかったものの、将来性を感じる作品を「隠し玉」として他の受賞作と同様に書籍化しており、『スマホを落としただけなのに 』シリーズ(志駕晃・2018年、2020年映画化)などの話題作も生み出している。

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業種
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本社所在地
東京都千代田区一番町25番地
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代表者名
蓮見 清一
上場
未上場
資本金
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設立
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