高瀬隼子氏推薦!新潮新人賞受賞作家中西智佐乃のデビュー作『狭間の者たちへ』いよいよ刊行!!
高瀬隼子氏推薦!
新潮新人賞受賞作家中西智佐乃のデビュー作『狭間の者たちへ』が、いよいよ刊行!!
新潮新人賞受賞作家中西智佐乃のデビュー作『狭間の者たちへ』が、いよいよ刊行!!
第51回新潮新人賞「尾を喰う蛇」でデビューした中西智佐乃の初単行本は、老人に暴力をふるう介護士を描いた同作と、痴漢加害者を主人公にした最新作「狭間の者たちへ」を収録した小説集。二作とも、現代社会を象徴する暴力の加害者心理を、高解像度で描いた意欲作です。著者の中西智佐乃は大阪在住。二作とも大阪が舞台となっています。
芥川賞受賞作家・高瀬隼子氏が「読んでいて苦しい。目を背けたい。しんどい。だけどこの作品を読めてよかった。」と評した気鋭の初単行本にご注目ください。
■書籍内容
保険営業所に勤める藤原は、通勤電車で見かける少女に日々「元気」をもらっていた。ある日、同じ少女を盗撮する男との奇妙な交流が始まり――。痴漢加害者の心理を容赦なく晒す表題作と、介護現場の暴力を克明に刻む新潮新人賞受賞作を収録。愚かさから目を背けたいのに一文字ごとに飲み込まれる、弩級の小説体験!
■著者名
1985年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒。2019年、「尾を喰う蛇」で新潮新人賞を受賞しデビュー。2021年、「祈りの痕」を発表、女性労働者の連帯を描いた作品として話題になる。2023年、三作目となる「狭間の者たちへ」を発表。『狭間の者たちへ』が初の単行本。
■書籍データ
【タイトル】狭間の者たちへ
【著者名】中西智佐乃
【発売日】6/29
【判型】四六
【定価】1980円(税込)
【ISBN】978-4-10-355111-9
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像