Money Forward X、地域金融機関向けに『DX支援人材育成研修プログラム』を提供

7つの地域金融機関でプログラムを採用

株式会社マネーフォワード

株式会社マネーフォワードは2023年6月より、地域金融機関向けに『DX支援人材育成研修プログラム』として、中小企業のDX支援に関する基礎知識を学ぶことができる動画コンテンツの提供を開始します。本動画コンテンツは、主に金融機関の営業店に所属する行職員を対象としています。当社は、一部の金融機関向けに、DX支援を担う部門を対象にしたDXコンサルタント育成研修を提供してきましたが、本動画コンテンツと組み合わせ、顧客である中小企業のDX支援について体系的に学べる『DX支援人材育成研修プログラム』として構成し、金融機関の組織作りを支援します。

  • 『DX支援人材育成研修プログラム』提供の背景と狙い

金融庁による「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針(令和5年4月)」では、地域経済の活性化のためには、地域の情報ネットワークの要である金融機関が地域の中小企業等の事業拡大や経営改善等を積極的に支援することが重要とされています※。


パートナー企業とともに様々な課題を解決する金融サービスを提供する当社の部門「Money Forward X」では、中小企業向けのDXツール『Mikatano』シリーズを軸に、地域金融機関と連携して中小企業のDXを支援するサービスを提供しています。中小企業のDXを効果的に実現するためには、DXツールの紹介だけではなく、各企業の状況に合わせた活用方法の提案など伴走した支援が求められており、「Money Forward X」は2022年より、一部の金融機関のDX支援を担う専門部署向けに、DXコンサルタント育成研修を提供してきました。しかし、顧客へ一気通貫した支援を行うためには、顧客と日常的に接する営業店行職員のDXに関する基礎知識習得が欠かせません。このたび提供を開始する『DX支援人材育成研修プログラム』の基礎編となる動画コンテンツは、多くの方が受講しやすいeラーニング形式で、顧客の業務理解やDXツールの活用方法といった基礎知識の習得に特化した内容となっているため、相談窓口での実務面で役立つ知識の習得に活用いただけます。


なお、すでに一部金融機関向けに提供しているDXコンサルタント育成研修では、顧客の課題整理や導入ツールの選定、運用サポートといったコンサルティング業務を学べるため、新たに提供する動画コンテンツと組み合わせることで、顧客である中小企業のDX支援について、基礎から具体的な支援方法まで、体系的に学ぶことが可能になります。


当社は今後も、資産データや決済データを収集・蓄積・分析し、地域金融機関をはじめとしたパートナー企業と共に新しい金融体験を提供する『マネーフォワードFintechプラットフォーム』の構想のもと、経済産業省が提唱する「デジタルスキル標準」に沿った研修コンテンツを拡充し、金融機関の戦略的なDX人材育成を支援してまいります。

※中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針 令和5年4月(金融庁)(https://www.fsa.go.jp/common/law/guide/chusho/02d.html)#02_05, II-5-2基本的考え方(地域密着型金融の目指すべき方向)を参考

 

  • 『DX支援人材育成研修プログラム』の詳細 

本プログラムは①DX支援研修 基礎編、②DXコンサルタント育成研修から構成されています。特定のDXツールの紹介やあっせんではなく、中小企業のDX支援実務として顧客の理解をもとに顧客に合わせた効果的な課題解決ができる人材の育成が目的です。
 

①DX支援研修 基礎編は、営業店の行職員向けのプログラムで、中小企業のDXに向けたアドバイスができる人材の育成を目的としたものです。1本あたり10分程度で視聴できる約30本の動画と確認テストをポータルサイトに掲載します。中小企業の組織体制や実際のバックオフィス実務、業務中で発生する課題や、実際のDXツールの活用方法を理解できるプログラムを用意しています。顧客の中小企業に寄り添いながら、金融機関の立場でDXのアドバイスを行うために必要な知識や方法の基本的な内容を学ぶことができます。

なお、本動画は株式会社eduleapが提供する動画ポータルサイトを利用しています。

※導入金融機関:常陽銀行

 










②DXコンサルタント育成研修は、DX支援等のコンサルティングを行う専門部署向けのプログラムです。コンサルティングの基礎知識が学べるオンライン講義や、実際の顧客対応に沿ったOJT研修などを提供します。より踏み込んだ伴走支援を行うためのコンサルティング力向上を目指し、顧客における課題の発見・整理方法や提案資料の作成方法などの知識を習得するプログラムや、ケーススタディをもとにしたロールプレイング、実際のコンサルティング業務のサポートまで、コンサルティング業務に必要な知識と手法を学べます。

※研修実施金融機関:四国銀行、玉島信用金庫、富山第一銀行、福井銀行、宮崎銀行、横浜銀行(五十音順)

 

  • 「Money Forward X」について

「Money Forward X」は、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションを掲げ、世の中からお金に関する課題や悩みをなくすことを目指し、SaaS×Fintech領域でプロダクトを展開する当社において、金融機関をはじめとしたパートナーと共創しながらサービスを提供する部門です。Fintechサービスの共通基盤である『マネーフォワードFintechプラットフォーム』を通じて、パートナーのさまざまな課題解決をめざします。当社が培ってきたテクノロジー&デザインの力を掛け合わせ、新たな便利や快適を叶えるサービスを、パートナーとともにつくりあげます。

URL:https://corp.mf-x.jp/

 

  • 株式会社マネーフォワードについて

名称  :株式会社マネーフォワード

所在地 :東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F

代表者 :代表取締役社長CEO 辻庸介

設立  :2012年5月

事業内容:PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供

URL  :https://corp.moneyforward.com/

主要サービス:

お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 https://moneyforward.com/

バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』 https://biz.moneyforward.com/

<サービスの導入をご希望の場合のお問い合わせ先>

https://corp.mf-x.jp/contact/
 

*記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


関連リンク
https://corp.mf-x.jp/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社マネーフォワード

270フォロワー

RSS
URL
https://corp.moneyforward.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都 港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
電話番号
-
代表者名
辻 庸介
上場
東証プライム
資本金
257億8381万円
設立
2012年05月