人生100年時代は「T型キャリア」を目指せ!『GO OUT 飛び出す人だけが成功する時代』発売

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、取締役社長:谷口奈緒美)は2023年3月25日に『GO OUT 飛び出す人だけが成功する時代』(坪田一男・著)を刊行しました。

 
  • 人生100年時代、目指すのは「飛び出す人」

「人生100年時代」と言われて久しい現代。1つの会社で働き続けて、定年後は年金で暮らす、というこれまでの当たり前は通用しなくなっています。このまま平均寿命が伸び続ければ、80歳、90歳まで働くということもあり得るのです。

そんな人生100年時代では、自分の人生を主体的に考えていかなければなりません。そこで必要となるのが、自分にとって本当に大切なもの、自分が心からやりたいことを「探索する」ことです。
しかし、そのためにはリスクや失敗を恐れず、自らのコンフォートゾーン(快適な空間)から主体的に飛び出していかなければなりません。

そこで本書では、「飛び出す人」になる、つまり「T型キャリア」を目指すことを提案します。
 
  • 「T型キャリア」とはなにか

「T型人材」とはジャンルなどを飛び出して活躍する人のことです。広くビジネス界で流布している目指すべき人材像として、かねてからT型人材が挙げられてきました。
具体的には、あるひとつの分野を極め、専門的な知識や知見、経験、スキルを持つだけでなく、ほかの分野にも優れた知見を持つ人材のことを言います。

「T型人材」の原型となる考え方は、スタンフォード大学のチャールズ・A・オライリー教授とハーバード大学のマイケル・L・タッシュマン教授の共著『両利きの経営』(東洋経済新報社)に書かれています。
「両利き(ambidexterity)」とは、人間が右手も左手も遜色なく自由に使える状態を意味します。翻って企業における両利きとは「探索(exploration)」と「深化(exploitation)」が高次元でバランスしている状態を指します。
なるべく従来の自分自身や自分の会社の認知の範囲を超え、遠くに認知を広げていこうとするのが「探索」です。ところが、この探索はリスクが高く、コストがかかるのが一般的です。
一方で、探索を通じて探し当てたもののうち、成功確率が高そうなものを深掘りして磨き込む行為を「深化」と呼びます。
この深化があるからこそ、企業は質の高い製品やサービスを顧客に提供し、社会的評価を受け、安定した収益を得ることができます。これを模式的に表したのが次の図1です。


しかし企業は、どうしても深化に偏る傾向が見られます。それは、すぐに儲かる深化を重視し、リスクとコストがかかる探索を敬遠するからです。

これは個人のキャリアの考え方にも同じことが言えます。
多くの人は専門性を深堀りすること(深化)を重視し、特定の分野での能力を極め、そのなかで最大限の利益を得ようとします。

この深化まわりが、「コンフォートゾーン」です。
しかし、外部環境が激変するVUCAの時代では、緩い角度の成長などは突然意味をなさなくなることがあります。この状況では、深化に偏るのはかえってリスクが高いといえます。

これに対して探索は、コンフォートゾーンを出るためリスクがあります。心理的に不安な状態に置かれ、予測できないことが起こるためにミスを犯します。努力しても、必ずしも成果が出るとは限りません。
しかし、コンフォートゾーンを出て探索していくと、これまでに経験したことがない出会いに恵まれ、何らかの新しいものを生み出す未来につながります。

本書では、コンフォートゾーンから出て探索していく具体的な方法と、その効果を紹介していきます。
 
  • 著名人も推薦!

一歩踏み出す勇気をくれる人生を変える1冊
――佐藤可士和氏

"GO OUT"、それは、夢を叶えるための合言葉である
――秋元康氏

失敗を恐れず挑戦を続けることが、素晴らしいイノベーションを生み出すことに繋がります。本書は、イノベーションを起こすヒントを教えてくれます
――山中伸弥教授
 
  • 書籍概要

【目次】
1章 人生100年時代は「飛び出す人」がキャリアを築く
2章 外に飛び出すことで、手に入る「もの」
3章 思い込みの外に飛び出す
4章 業界の外に飛び出す
5章 作られた枠の概念から飛び出す

【著者情報】
坪田 一男(つぼたかずお)
株式会社坪田ラボ 代表取締役 CEO/慶應義塾大学名誉教授/慶應義塾大学医学部発ベンチャー協議会代表/医学博士/経営学修士(MBA)
1980年、慶應義塾大学医学部を卒業し、医師免許取得と共に同学部眼科学教室に入局。87年、米国医師免許を取得し、ハーバード大学角膜クリニカルフェローを修了した。東京歯科大学眼科を経て、2004年から2021年まで慶應義塾大学医学部眼科学教室教授。研究面ではドライアイや近視の領域で多数の論文を発表。発表した論文の数とその被引用数をベースに研究者のその分野への貢献度を示すh-index(h指数)は125を超え、医学分野で国内トップクラスに位置する。教育面では慶應義塾大学医学部の「Best Teacher Award」を3度受賞した。15年、株式会社坪田ラボを創業し、22年東京証券取引所グロース市場に上場させた。現在も経営者、そして研究者として継続してドライアイ、近視、老眼の課題解決のための研究、開発を行っている。

【書籍情報】

タイトル:『GO OUT 飛び出す人だけが成功する時代』
発売日:2023年3月25日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:四六判/240ページ
ISBN:978-4-7993-2931-3
定価:1760円(税込)

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会社概要

URL
http://www.d21.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区平河町2-16-1 平河町森タワー 11F
電話番号
03-3237-8321
代表者名
谷口奈緒美
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
1985年04月