「心の調子が良い時じゃないと読めない」「何度も繰り返し読んでしまう」……反芻者続出の異色コミック『蛍火艶夜』8月に刊行!
特攻隊を舞台に繰り広げられる、男たちの秘められた夜を描いたオムニバスストーリー
コミックシーモアにて配信開始以降、「心の調子が良い時じゃないと読めない」「つらいのに何度も繰り返し読んでしまう」「BLジャンルというくくりでは縛れない作品」……と読者から熱狂的な支持を集めた本作。
今回発売される単行本 上巻には、カメラマンと特攻隊員の一夜を描いた田中志津摩一飛曹編、搭乗兵と整備兵の葛藤する心身を描いた橋内和中尉前後編、搭乗兵同士の劣情を描いた八木正蔵中尉前中後編の計6編に加え、特別描き下ろしストーリー16頁を収録予定。全228頁と、内容の濃さに負けない重厚な一冊に仕上がりました。
戦時中、そして特攻隊という限りなく生と死が交差する場所において、魂と肉体がどうしようもなく惹かれ合ってしまった登場人物たちの熱い「いななき」をご体感ください。
また電子コミックス版では、特別な仕様の特装版の刊行も計画しております。
通常版の描き下ろしの内容や、特装版の詳細は後日改めて発表いたしますので、楽しみにお待ちください。
著者amase氏コメント
こんなニッチな漫画を手に取って下さり、ありがとうございます。
一見"人でなしの所業"に思えるこんな内容の漫画を描いた理由はただひとつ、
しんどい事の多い生活を送る彼らに1分でも1秒でもいい「気持ちいい」と思って貰いたかったからです。
どうかおゆるし下さい…。
わたしの想いを一番身をもって体現してくれたのは、塚本太郎整備兵です。
下巻も無事出せますよう、引き続き応援よろしくお願いします。
書籍内容紹介
反芻者続出の話題作。待望の単行本化!
大ボリューム本編212Pに加え特別描き下ろし16Pを収録。
「この襟巻
先に特攻で逝った人から貰ったんです」
1945年3月、徳島。
報道の為、特攻隊の写真を撮影に来ていたカメラマンの淀野は、田中志津摩一飛曹の朗らかな笑顔に惹かれながらも、彼の運命を思い、うしろめたさを覚えてしまう。
ある晩。
不意に淀野のもとを訪れた志津摩。
話し込むうちに、レンズ越しには見えなかった深淵が――。(『田中志津摩一飛曹編』)
時は第二次世界大戦末期。 苛烈な争いのなか、国の為、自らの命を武器に闘うべく募られた特別部隊。 “神風特別攻撃隊”――…。
焦燥、憧憬、苦慮、希望、そして慕情。
生命の灯が揺らぐ日常で、魂をぶつけあう漢たちの秘められた夜6編に加え、
特別描き下ろしを1編収録。
濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、劣情の上巻。
第1話―田中志津摩一飛曹― 試し読み
続きはこちらから→ https://bs-studio.jp/borndigital/159/
著者紹介
amase (ヨミ:アマセ) 漫画家。濃厚な筆致と人物描写で読者の心をつかむ。
書籍データ
【タイトル】蛍火艶夜 上巻
【著者名】amase
【発売日】2023年8月8日
【造本】B6版
【定価】990円(税込)
【ISBN】978-4-10-772626-1
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