ミャンマーで出家し、京都で新寺院を作った人類学者が現代仏教の新たな可能性に迫る!『仏教を「経営」する 実験寺院のフィールドワーク』発売。
ブッダの教えは今、どんな幸せを創造できるか?
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NHKブックス『仏教を「経営」する 実験寺院のフィールドワーク』が2月25日に発売されました。
仏教といえば、日本では葬式や美術、観光名所がまず連想されるのではないでしょうか。しかし東南アジアに目を向けると、今もブッダの教えは現役であり、苦しみを超えて幸福を実現するための修行が行われています。
本書の著者は、2008年に仏教国ミャンマーの「森の寺院」で出家し、2つのサンガ(僧侶集団)に入りその実態を調査・研究します。布施のみで生きる理想的境地を経験して仏教の可能性を確信した著者は、帰国後日本で新寺院を立ち上げ、現代日本に即した仏教のあり方を追求しはじめます。しかしそこで浮かび上がってきたのは、日本で理想的な寺院を運営することの難しさでした。
宗教の本質と現代的可能性に迫る、一気読み必至の学術ノンフィクションです。
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■試し読みを本日7:00公開!「はじめに」全文をwebでご覧いただけます
■著者
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藏本龍介(くらもと・りょうすけ)
東京大学東洋文化研究所准教授。1979年生まれ。東京大学教養学部卒業、同大大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。専門は文化人類学。2006年からミャンマーで出家を含む現地調査を行う。著書に『世俗を生きる出家者たち――上座仏教徒社会ミャンマーにおける出家生活の民族誌』(法藏館)、Living with the Vinaya: AnEthnography of Monasticism in Myanmar(University of Hawa‘i i Press)、編著に『宗教組織の人類学――宗教はいかに世界を想像/創造しているか』(法藏館)など。
■『仏教を「経営」する 実験寺院のフィールドワーク』目次
第一章 タータナ・ウンサウン寺院――「律」遵守の挑戦
一 「森の教学寺院」という謎
二 「律」にこだわる理由
三 在家者による寺院経営の可能性
第二章 ダバワ瞑想センター――「善行」の共同体
一 瞑想と社会福祉の融合
二 「善行」至上主義
三 「非管理」という経営方針
第三章 実験寺院・寳幢寺――「即身成仏」という理想
一 新寺設立の挑戦
二 現代日本に「即した」仏教とは
三 檀家制度から脱却するための経営とは
■商品情報
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NHKブックス『仏教を「経営」する 実験寺院のフィールドワーク』
藏本龍介 著
2025年2月25日発売
ISBN:978-4-14-091293-5
定価1,760円(税込)B6判 288ページ
ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000912932025.html
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