今の私たちにとって、仏教はどのような意味を持っているのか──『世界史のリテラシー 仏教は、いかにして多様化したか ~部派仏教の成立』が発売
誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、過去と現在をつなぎ、未来を見通す――シリーズ第9弾が発売!
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世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、現在と未来を見通すシリーズ「世界史のリテラシー」最新刊が、2025年2月27日に発売となります。
『世界史のリテラシー 仏教は、いかにして多様化したか ~部派仏教の成立』
同じ仏教なのに、なぜ宗派によって教えが違うのか? その根源を見る。
宗派とは何か? なぜ多種多様な教えがあるのか? 世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通すシリーズの第9弾! 釈迦が説いた「自己鍛錬」のための仏教は、いつ、どのようにして部派に分裂し、その後、なぜ「衆生救済」を目的とする大乗仏教に変容したのか? そして、日本仏教が世界で最も「特異な仏教」とされる理由はどこにあるのか? 科学にも通じる仏教学の碩学が自身の学説を軸に仏教界の大いなる謎に迫る。
構成
[事件の全容]
第1章 仏教は、どのようにして部派に分裂したのか?
[歴史的・宗教的背景]
第2章 なぜ、インドで仏教が起こったのか?
[仏教世界へのインパクト]
第3章 大乗仏教は、どのようにして生まれたのか?
[後世への影響]
第4章 「時代の要請」によって変容した日本仏教
※本書の一部を「NHK出版デジタルマガジン」で公開開始
仏教は、なぜ多様化の道を選んだのか?【世界史のリテラシー:佐々木 閑】
著者
佐々木 閑(ささき・しずか)
1956年福井県生まれ。花園大学特別教授。京都大学工学部工業化学科および文学部哲学科仏教学専攻卒業。同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。専門は仏教哲学、古代インド仏教学、仏教史。著書に『NHK「100分de名著」ブックス ブッダ 真理のことば』『(同)般若心経』『(同)ブッダ 最期のことば』『大乗仏教』『宗教の本性』『ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか』など。
商品情報
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書名:『世界史のリテラシー 仏教は、いかにして多様化したか ~部派仏教の成立』
著者:佐々木 閑
出版社:NHK出版
発売日:2025年2月27日
定価:1,210円(税込)
判型:A5判並製
ページ数:178ページ(内カラー2ページ)
ISBN:978-4-14-407324-3
URL→ https://www.nhk-book.co.jp/detail/000064073242025.html
Amazon→ https://www.amazon.co.jp/dp/4144073246/
シリーズ既刊情報は以下のページより
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