【奈良県にある実在の遊園地をモチーフにした小説!】せつなくもあたたかい感動作『天空遊園地まほろば』7月24日発売

株式会社ポプラ社は、小説『天空遊園地まほろば』を2025年7月24(木)に発売いたしました。
本作に登場する「天空遊園地まほろば」は、亡くなった大切な人とたった一度だけ「再会」できる場所。父親、元恋人、親友……大切な誰かを喪って前に進めなくなっていた登場人物たちが、この"幻の遊園地"を訪れることでそれぞれが抱える心のわだかまりと向き合い、前に踏み出していく物語。
作者は、放送作家や漫画原作者など幅広く活動されている浜口倫太郎さん。今回、懐かしくて心が落ち着いて、幼少時代の原風景にそっと触れるような遊園地を小説の舞台にしたいと考え、ご自身も幼少期に慣れ親しんだ奈良県の「生駒山上遊園地」をモデルにしたそうです。90年以上の歴史があり、日本最古といわれる大型遊具の飛行塔があるこの遊園地こそ、時空を超えて存在する「天空遊園地まほろば」の舞台にぴったりだと思い、この物語が生まれました。
二度と会えない大切な人と再会したとき、何を伝えるのか――彼らの温かく切ない再会に胸が打たれる感動作です!
あらすじ
ようこそ、天空遊園地 まほろばへ。
わたくし当園の案内人、シチカと申します。
ここは、もう二度と会えない、あなたの大切な人と「再会」できる場所。
入園される際に、一つご注意を。
当園では泣くことが禁止されております。
もし泣くと、あなたの大切なものが失われます。
くれぐれもお気をつけください……。
大好きだった父親の死後、母親と折り合いの悪い少女。出産を控えて、辛い別れをした元恋人に会いたいと願う女性。軽蔑していた父親にどうしても聞きたいことのあるエリートビジネスパーソン。
決別した元相方と会いたい女性お笑い芸人。戦死した兄との約束が忘れられない90代の男性。
大切な存在との「再会」を通し、残された人々が自分の心と向き合い、未来へ歩み出す姿を描く、
胸を震わせる5つのやさしい物語。

著者プロフィール

浜口倫太郎(はまぐち・りんたろう)
1979年、奈良県生まれ・在住。漫才作家、放送作家を経て、2010年『アゲイン』(のち、『もういっぺん。』に改題して文庫化)で、第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、翌年小説家デビュー。
他の著作に、ベストセラーとなった『22年目の告白-私が殺人犯です-』のほか、『宇宙(そら)にいちばん近い人』『シンマイ!』『廃校先生』『お父さんはユーチューバー』『ワラグル』『サンナムジャ ヤンキー男子がK-POPに出会って人生が変わった件』など多数。漫画原作者としても活躍の幅を広げている。
書籍情報

タイトル:『天空遊園地まほろば』
著:浜口倫太郎
定価:1,870円(10%税込)
発売:2025年7月16日
書誌ページ>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008515.html
Amazon>> https://amzn.to/4mcmWK3
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