日経225先物 明日の展望
＜前場の日経225先物＞ 【為替の切り替えしから9,490円の高値を付ける】
CME清算値（円建）は9,475円。前場の日経225先物はCME清算値より35円安い9,440円で取引を開始した。米国市場の株高を好感し、小幅高でのスタートとなったが、その後は仕掛け的な売りにより、下値を試す動きとなったが、為替が急速に切り替えしたことで、高値9,490円を付ける動きとなった。その後は小安い水準での揉み合いとなった。安値は9,330円。日経平均先物は前日比20円高の9,400円で午前の取引を終えている。
＜後場の日経225先物＞ 【動きが取れず40円の値幅】
後場の日経225先物は、上海総合指数やハンセン指数が下げ幅を拡大し、前場終値よりも40円安い9,360円で取引を開始した。為替が再び1ドル＝80円台に突入する場面がみられたことで、9,300円台での値動きとなった。安値は9,340円、高値は9,390円で日中取引を終了。売買枚数は約1.7万枚と低調に終わった。
結局、日中の値幅は160円で、前日比10円安い9,370円、売買枚数は86,471枚。日経225mini12月限は、前日比10円安い9,370円、売買枚数は627,438枚となった。
＜マーケットプロファイル＞ 【形状：ノーマルデー】
モードは9,370円、バリューエリアは9,340－9,410円、ローテーションファクターはボトム－1・トップ－2売り優勢、ＴＰＯカウントは売り優勢となった。
マーケットプロファイル
http://www.traderssec.com/invest/nikkei225/mprofile/index.html
日経平均構成銘柄の値上がり銘柄数＝71、値下がり銘柄数＝135、主要株価指数の騰落率＝日経225先物（－0.10％）、日経225現物（－0.05％）、TOPIX先物（－0.66％）、TOPIX現物（－0.40％）、TOPIXCore30（－0.37％）
＜日経225先物 展望＞
21日の経済指標は新規失業保険申請件数(米)、10月フィラデルフィア連銀(米)、10月ユーロ圏消費者信頼感速報値などが予定されている。
テクニカル的にはRSI（14D）50.43％、STC（SLOW）33.51％。
上値の目処として先物心理的上値9,500円、ボリンジャーバンド+1σ9,585円、
下値の目途として一目均衡表雲上限9,270円、9/14日の安値9,200円が予想されるであろう。
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