日経225先物　本日の展望

＜米国株式市場概況＞　米国株式市場は続伸
　21日の米株式市場でダウ平均は、前日比38.60ドル高の11,146.57ドルで取引を終了。
昨日同様に企業の好決算が相次いだことと、米連邦準備理事会（FRB）による追加的な金融緩和観測から、株式市場に余剰資金が流入するのではないかといった期待が根強く底堅い展開となった。
　朝方発表した企業の好決算によりダウ平均は続伸して始まった。1株利益が市場予想を上回った建設機械大手キャタピラー、貨物大手UPS、保険大手トラベラーズなどが相場を牽引。特に、マクドナルドはダウ平均の構成銘柄で上昇率トップ。ネット競売大手のイーベイも約9％の上昇。一時、外国為替市場の影響などでダウ平均が反落に転じる場面も見られたが、引けにかけて持ち直し上昇に転じて取引を終了。
ナスダック総合株価指数も小幅ながら続伸し、2.28ポイント高の2,459.67ポイントで取引を終了した。

【主要株価指数終値】
NYダウ　11,146.57（+38.60）
ナスダック総合　2,459.67（+2.28）
S&P500　1,180.26（+2.09）
CME日経225先物（円建）清算値　9,395（-80）

＜本日の日経225先物＞
　本日の日経225先物は、CME日経225先物（円建）の清算値9,395円（ドルベースは9,410円）に鞘寄せした展開で取引を開始するであろう。本日の上値の目処は先物前日高値の9,490円と一目均衡転換線の9,495円の価格帯、その上はボリンジャー・バンド+1.0σの9,582円、下値の目処としては先物前日安値の9,330円、ボリンジャー・バンド-2.0σの9,300円などが挙げられるだろう。



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