パーソル、日本経済新聞社・日経BP主催「ジェンダーギャップ会議」に登壇

~ジェンダーギャップ解消に通じるKPIモニタリングなどジェンダーダイバーシティ委員会の推進内容や成果、社員のキャリア自律を育む制度について紹介~

パーソルHD

「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄)は、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)の取り組みを通じ一人ひとりが活躍できる組織・社会を目指しています。このたび、パーソルグループ ジェンダーダイバーシティ委員会委員長の喜多 恭子が、2025年12月5日(金)に開催された日本経済新聞社と日経BP主催の「ジェンダーギャップ会議」に登壇したことをお知らせします。

■パーソルホールディングス 執行役員 CGDO(Chief Gender Diversity Officer) 喜多 恭子 登壇コメント

当グループは「“はたらくWell-being”創造カンパニー」をありたい姿として定め、ダイバーシティをその中核に位置づけ、定量目標(女性管理職比率、男性育休取得率)と定性目標(トップコミットメント・制度環境・風土)を両輪で進めています。2019年にDEIポリシーを策定し、2021年にはCEO直下にジェンダーダイバーシティ委員会を発足しました。委員会・広報・人事・各SBU(※)が横断連携しながら外部にも積極的に情報を発信しています。

現在、パーソルグループの女性管理職比率は27.6%、男性育休取得率は1日以上が84.3%、1カ月以上の取得も最新値で約6割へと上昇しています。さまざまな取り組みのうち、まず「トップコミットメント」の一つとしてKGI・KPIモニタリングをご紹介します。SBUごとの男女比や次世代管理職の母集団を可視化し、四半期ごとに精緻にモニタリングする運用を徹底しています。候補者の母集団の中からきちんと管理職にノミネートされているかどうかチェックをするというPDCAサイクルを運用し、課題の原因を丁寧に特定して前進させています。

そのほか、全社員向けのDEIリテラシー研修や、現場発の男性育休コミュニティ、更年期障害などの健康課題支援など、「制度・環境の整備」や、「風土醸成」にも力を入れています。2024年2月からは異業種の企業14社と取り組むクロスカンパニーメンタリングを開始、他社役員との対話が次世代女性リーダーの気づきとキャリア形成を促しています。

パーソルではエンゲージメント向上の要因を5つ設定しています。「健康」、「自律性(自分で仕事やはたらき方を選べる)」、「関係性」、「自己効力感(仕事での貢献・成長の実感)」、さらに「グループビジョンへの共感」です。これらが高まると社員のエンゲージメントが高まり、その結果として生産性が向上し、離職が減少すると考えています。キャリアオーナーシップの根幹は、「自分を知る」、「方向性(キャリアの可能性)を知る」、「行動する」ことです。そのため、パーソルでは社員の強みを可視化する「Smyle(スマイル)研修」、グループ内の他部署の仕事を試せる「ジョブトライアル」、eラーニングシステムの「PALMS(パームス)」、公募型異動制度の「キャリアチャレンジ」と社内版ダイレクトリクルーティングの「キャリアスカウト」などの制度を整えています。ただし、制度整備以上に重要なのが、「対話」だと思います。特に上司との定期的なキャリア対話を起点に、本人のモヤモヤを言語化して施策へつなぐことが鍵だと考えています。

パーソルキャリアでは経営ボードの女性比率を3分の1に増やしたことで、顧客・社員視点が強まり、意思決定の質と明確さが向上した実感もあります。未だ確立された「解」はありませんが、ダイバーシティとキャリアオーナーシップが育まれた社会をつくるために、皆さまと手を取り合いながら前進していきたいと考えています。

 (※)Strategic Business Unitの略

■登壇内容

・ジェンダーギャップ会議パネルトーク

「自律的キャリア志向を育み、組織へのエンゲージメントを高める施策とは?先進事例に学ぶ」

・登壇者(社名五十音順)

情報通信研究機構(NICT) アジア連携センター 副連携センター長・ダイバーシティ推進室 マネージャー庄野 志保 氏

パーソルホールディングス 執行役員 CGDO(Chief Gender Diversity Officer) 喜多 恭子

<ファシリテータ> 著作家・メディアプロデューサー 羽生 祥子 氏

■「ジェンダーギャップ会議」について

日本経済新聞社および日経BPが主催する「ジェンダーギャップ会議」、今回のテーマは『転換点を迎える世界と日本~「真に多様な社会」の実現に向けて~』。日本で初の女性首相が誕生、新たな政権が始動しました。世界と日本が大きな転換点を迎えている中、改めて問われるのが「多様性」の力です。本イベントでは、多様性を通じて組織を活性化し、価値向上に結びつけている企業の先進事例を紹介。経済、文化の各方面からキーパーソンが集まり、真に多様性のある社会の実現について議論します。

 https://project.nikkeibp.co.jp/event/sdgs2025/12/gender_gap/(アーカイブ視聴も可能です)

■イベント概要

・開催日時:2025年12月5日(金)

・主催:日本経済新聞社 日経BP

・メディアパートナー:FINANCIAL TIMES

・開催形式:ハイブリッド開催(会場+オンライン)

■パーソルグループにおけるDEI(Diversity, Equity & Inclusion)の取り組み

パーソルグループでは、多様な人材が活躍できる環境を構築するため、グループ共通のポリシーを掲げ、DEIを推進しています。DEIの推進にあたり、社員の属性、価値観、能力といった3つの多様性を生かすため、「トップコミットメント」「制度・環境整備」「風土醸成」に取り組んでいます。

2021年9月にはグループ横断で、経営の直轄組織となるジェンダーダイバーシティ委員会を設置しました。本委員会では、各SBUの人事責任者およびCEO、CHRO、CEOが指名する委員長で月に1回議論を行い、女性管理職比率と男性育児休業等取得率の向上に向けたモニタリングや、分科会でグループ横断の取り組みを企画、実行しています。

■パーソルホールディングス株式会社について

1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、設計開発など人と組織にかかわる多様な事業を展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名変更。

東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:2181)。2025年3月期売上収益1兆4,512億円(IFRS)。

■「PERSOL(パーソル)」について < https://www.persol-group.co.jp/ >

パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。

人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、BPOや設計・開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開するほか、新領域における事業の探索・創造にも取り組み、アセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」や、スキマバイトアプリ「シェアフル」などのサービスも提供しています。

 はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。

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会社概要

URL
https://www.persol-group.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区南青山1-15-5 パーソル南青山ビル
電話番号
03-3375-2220
代表者名
和田 孝雄
上場
東証1部
資本金
174億7900万円
設立
2008年10月