夫の家事育児「不満なし」5割/30代以下は6割超、世代間に差

取り組み不足度が最大なのは「名もなき家事全般」~しゅふJOB総研~

ビースタイルグループ

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『夫の家事育児2025』をテーマに、就労志向の既婚女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:485件)

■調査結果概要

1.夫の家事・育児に「不満なし」51.5%

2.「現実とイメージ」、「直近3か年」、「子どもの数別」、「年代別」比較

3.取り組んでいたことは「ゴミ出し」44.6%、「買い物」39.2%

4.取り組んだ方がいいことは「掃除や片づけ」41.1%、「名もなき家事」31.4%

5.夫の家事・育児で取り組み不足度が最大なのは「名もなき家事」

6.フリーコメントより

1.夫の家事・育児に「不満なし」51.5%

2.「現実とイメージ」、「直近3か年」、「子どもの数別」、「年代別」比較

3.取り組んでいたことは「ゴミ出し」44.6%、「買い物」39.2%

4.取り組んだ方がいいことは「掃除や片づけ」41.1%、「名もなき家事」31.4%

5.夫の家事・育児で取り組み不足度が最大なのは「名もなき家事」

6.フリーコメントより

◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)

<家事・育児を十分行っていて満足と回答した人>

・ずっと共働きだったので家事、育児は私たちの年代にしたら相当頑張ってきた。それで世の中が変わってきたと感じている(60代:派遣社員)

・私の夫は世間一般の男性とは違い、あらゆる事をやってくれています。今年は仕事が本当に忙しい日が続く中、私に代わり料理全般を私から頼む前に行ってくれていました(40代:フリー/自営業)

・夫も年金暮らしとなり、家にいる時間が増え、夕飯の支度などしてくれる機会が増えた。やり方が私と違うと、ちょっとイラっとすることもあるが、何も言わないで穏便にすますようにしている(50代:今は働いていない)

・家事スキルが高くいつも大変助かっています。ただ、夫が多忙なときは惣菜が多くなったり部屋が雑然とするので、私自身の家事スキルも上げたいと思っています(40代:パート/アルバイト)

・結婚当初は、仕事最優先にしていましたが、徐々に家事、育児に協力的になって行き、今はほぼ出来る様になりました。大変助かります(50代:正社員)

・長年に渡り夫を教育してきたので(笑)、たいていの事は出来るようになりました。自分から進んでやってくれることも増えました。ただ、やったで!感は不要ですが。ただ本人も言っていますが、私が一番居て欲しかった10年ほど前に、いまくらい男性の育休制度が活発にあれば良かったと思います(40代:パート/アルバイト)

・結婚当初から共働きで家事は折半でやってきた。出張で家を空けることが多い妻に代わり子供の世話もよくやってくれた(60代:派遣社員)

・「手伝う」「分担」のような感覚ではなく、家族の一員としてそれぞれができることをして協力し合うという意識でいるので、不満などはない。むしろフルリモートの夫に子どもの身の回りのことを任せすぎているくらいなので感謝している(40代:その他の働き方)

・私の方が働いているので、いつも家事をやってくれて感謝。夫も休息をとれるようにしていきたい(30代:正社員)

・娘のお弁当2人分毎朝作ってくれるので満足です!(40代:パート/アルバイト)

<家事・育児を少しは行っていて不満はないと回答した人>

・夫は私が留守の間、できる範囲で頑張ってくれているので、感謝しています(40代:パート/アルバイト)

・できる範囲で協力していると思うが、会社の付き合いなど、母親に比べて育児が最優先ではないと感じる部分もある(30代:派遣社員)

・何かしてもらいたいことは丁寧に説明しないとこちらの満足できるレベルまでできないので、頼むにも根気がいる(40代:パート/アルバイト)

・皿洗いとお風呂掃除だけやってくれます。今はそれだけでも満足ですが、料理が出来ないのは、私が体調不良の時に非常に困る。黙っていても、温かいうどんとりんごの皮を剥くくらいして欲しい(50代:パート/アルバイト)

・特に不満はないです。家にいる時間が短い中やれることをしてくれています(40代:フリー/自営業)

・家にいれば子供と遊んだり、お風呂、寝かしつけと最後までやってくれる。トイレやお風呂掃除もしっかりやってくれるので助かっている。料理や買い物などには、あまり手を出されたくないので構わない(30代:パート/アルバイト)

・私自身が夜更かしをしてしまいがちなので、寝かしつけをしてもらえるのはとても助かる(40代:パート/アルバイト)

・夫はフリーランスなので、家事をする暇があったら1円でも稼いで欲しいと思っている(50代:今は働いていない)

・子供も巣立って今は食事作りも各々好きなものを作って食べているので特に思うことはない(50代:パート/アルバイト)

・せっかく行ってくれるので、気分よくやってくれることを希望します! (60代:パート/アルバイト)

<家事・育児を少しは行っていたが不満と回答した人>

・言わなくてもやってくれる時はあるが、言わないとやってくれないのが不平等だと感じる(40代:パート/アルバイト)

・家事は手伝ってくれても、中途半端で終わらせてしまうので、やるなら最後までやり遂げて欲しい(50代:派遣社員)

・育児、教育は丸投げ。家事も自分の作りたい料理しかしない。調理後の片付けもしない。自分のことは自分でやって欲しい(40代:パート/アルバイト)

・何をやったらいいのか言われないと分からない、気付かないけど、言うと気分を悪くするから言いづらい。言われなくても気付いて積極的にやってくれればいいのにといつも思う(50代:派遣社員)

・私が家事や子供の用事でてんてこ舞いになっているのに見て見ぬ振りでYouTubeやゲームをしてだらけているのを見ると不快。生活費をもっと出すか、家庭内労働をもっとしてくれないと私だけが辛くなる(40代:パート/アルバイト)

・毎朝、洗濯をしてもらっていますが、しわしわのまま干してあったり、袖が出てなかったりすることが多い(50代:パート/アルバイト)

・自分のやりたい家事だけ選んでやる。世の中の主婦は、家事を選んでない。なのに手伝ってやってる感を出すからイラっとしかしない(50代:派遣社員)

・何十年も家事を粛々とやって来た私としては、夫がやった事をいちいち報告するのにはモヤモヤします(70代:パート/アルバイト)

・離婚予定別居中ですが、洗濯干すだけで洗濯した気になってるの滑稽だった。畳んでしまうのはほぼやったことないのに(30代:今は働いていない)

・どうやればいい?あれはどこ?これでいいの?何すればいい?などすぐなんでも聞いてくるので頼んだのに結局それに付き添わなくてはならず、他のことに集中できない。〇〇やったよ!と何度も言ってアピールしてくる。(私は当たり前に毎日やってるw アピールなんて全くしない…)(40代:パート/アルバイト)

<家事・育児を全く行っておらず不満と回答した人>

・自分の趣味ばかり優先しており、休める時間がないのをどうにかしてほしい。倒れそう(20代:パート/アルバイト)

・仕事が忙しく疲れているので仕方ないとは思うが、もっと子どもと関わってほしい(30代:今は働いていない)

・日々ワンオペで仕事のみならず家庭全般を切り盛りすることを当たり前として日々および月間の行動計画を立てることが自然にできる女性に対し、男性は既にまとめられたゴミを捨てただけで「こんなにやった」感を醸し出すことを恥と感じない脳の構造の違いが許せない。「こんなにやった」感を味合わせる下準備としてゴミの分別をしたのかと思うと情けなくやるせない(50代:契約社員)

・世代的に家事育児を進んですることはなかったので 今思えば 今の時代の若い世代の男性はよく家事育児をするなぁと思います(60代:パート/アルバイト)

・存在が嫌なので、手伝って欲しいとも思わない(30代:SOHO/在宅ワーク)

・言われないと出来ないのは、なぜか?仕事は見て覚えますよね?って思っていました(50代:今は働いていない)

・全く何もせず、子供と同じ。こちらはフルタイム働き、子供の習い事の送迎や学校行事もこなし、物価高のせいで、休日のバイトまで探している状況(40代:派遣社員)

・妻がやるのが当たり前と思っている(50代:パート/アルバイト)

・全てにおいて他人事のよう(40代:今は働いていない)

・家事育児、全てワンオペでした。また、本音では生活費すら出したくないようです。教育費は私が全て出してきたのですが、「養ってやっている」という意識が強いようです(50代:契約社員)

■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

 2025年に注目を集めたテレビドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』。竹内涼真さん演じる亭主関白志向の男性が変わっていく様子が、話題になりました。就労志向の既婚女性に、夫は家事・育児に十分取り組んでいたと思うか振り返っていただいたところ「不満なし」と回答した人の比率は51.5%。「不満なし」が過半数となるのは、2年連続です。既婚女性以外の人から見たイメージよりも「不満なし」の比率は高く、家事・育児に頑張っている夫の様子が浮かんできます。年代別でみると、30代以下の層では「不満なし」が6割を超えています。

 夫が積極的に取り組んでいたと思う家事・育児で、最も多かったのは「ゴミ出し」。次いで「買い物」「掃除や片づけ」と続きました。それに対して、もっと積極的に取り組んだ方が良いと思う家事・育児で最も多かったのは「掃除や片づけ」。次いで、「名もなき家事全般」「料理」と続きました。積極的に「取り組んでいた」家事・育児も「取り組んだ方が良い」家事・育児も、上位の顔触れは過去調査とあまり変わりはないようです。頑張っている夫は多いものの、取り組み内容についてはまだ課題があると感じます。

 積極的に「取り組んだ方が良い」家事・育児の比率から「取り組んでいた」家事・育児の比率を引いて算出した『夫の家事・育児「取り組み不足度」』は、ダントツで「名もなき家事全般」がトップとなりました。家事・育児の全体像が見えていないと名もなき家事には気づくこともできないだけに、ここにも大きな課題があるようです。それでも性別役割分業意識は少しずつ解消に向かっている傾向を感じる一方で、働き方はいまも仕事に100%の時間を費やす専業就労者を前提にしているところがあります。家庭と職場双方での構造改革は、まだまだ道半ばです。

しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 プロフィール

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人以上の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/日本労務学会員

◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員

     民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職

     促進検討会」(平成29~30年度)

     労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラ

     ム検討委員会」(平成29~31年度)

     日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会       

     議雇用WG勉強会(平成26年)など

◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、

        フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、

        ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数

◇執筆・その他 ITメディア連載『働き方の見取り図』/JBpress連載『ワークスタイルの行方』他、

        日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、プレジデントオン

        ライン、J-CASTニュースBizなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同   

        参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める

■調査概要

調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)

有効回答者数:485名 ※既婚女性のみ

調査実施日:2025年11月18日(火)~2025年11月30日(日)まで

調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者

※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください(ビースタイルホールディングス 広報 pr@b-style.net)

<しゅふJOB総研について>

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」

そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/

※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>

『時代に合わせた価値を創造する』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ20万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、目指す未来 -VISION- 『かかわる全ての人がしあわせ』を実現してまいります。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
http://www.bstylegroup.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー 32F
電話番号
03-5363-4400
代表者名
三原 邦彦
上場
東証グロース
資本金
3億986万円
設立
2002年07月