【京都 蔦屋書店】建築家と作家ふたつの顔を持つ、光嶋裕介のドローイング・版画展「幻想都市風景2025 KYOTO」を5月20日(火)より開催。

京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都髙島屋 S.C.[T8]5F・6F)では、5F BOOK アートウォールにて「光嶋裕介 ドローイング・版画展 幻想都市風景2025 KYOTO」を、2025年5月20日(火)~6月11日(水)の期間に開催します。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/46947-1219560424.html
概要
光嶋裕介は、建築家と作家というふたつの顔を持つアーティストです。建築家にとって描くことは世界を知るための大切な要素と捉え、一貫して「幻想都市風景」をテーマにした版画作品およびドローイング作品を手掛けています。5月11日(日)まで京都市京セラ美術館で開催されている「第4回 PATinKyoto 京都版画トリエンナーレ 2025」にも出展しています。製図用のペンで緻密に描き込まれたドローイングは、光嶋の内面が投影され、建築家として描くスケッチとは異なる空想的な世界が表現されています。
本展では、版画トリエンナーレに出展した作品と、新作のドローイング作品を展示します。
本展に寄せて
建築家は、まだ見ぬ世界を想像し、線を描いて、建築を創造していく。
リアルな建築は、無数の想像の上のたったひとつの現実としてつくられる。
そんなリアルな建築は、多くの場合、他者からの要請から「はじまり」
職人たちと対話を重ねてつくられる集団的創造物である。
他方で、ドローイングは、身体的で、孤独な営みである。
建築は、常に大地の上に建ち、その場所の複雑な文脈を背負っている。
より魅力ある人間のための建築をつくるには、想像力による跳躍が必要であり、
それは、幻想が持つ生命力と交わることである。
ひとりでペンを手に、ドローイングを描き続けるのは、そのためだ。
「幻想都市風景」という建築家の終わりなき探求の断片がここに刻まれている。
光嶋裕介(建築家)
作品詳細
版画作品

《窓のある風景 - Monet》(一部)
サイズ|360×600mm
仕様|ソフトグランドエッチング、紙にインク、パステル
制作年|2025年
※エディション数あり、詳細は決定次第オンラインページにてお知らせします。
ドローイング作品

《幻想都市風景-Gold》
サイズ|400×290mm
仕様|紙にインク、金箔(箔押し:野口琢郎)
制作年|2025年
販売について
作品は店頭にて5月20日(火)10:00より販売します。
5月26(月)10:00よりオンラインでも販売予定です。
https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/46947-1219560424.html
プロフィール

光嶋 裕介(こうしま・ゆうすけ)
建築家・一級建築士・博士(建築学)
1979年 米ニュージャージー州生まれ
2004年 早稲田大学大学院修士課程建築学専攻修了(石山修武研究室)
2004年〜2008年 ザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツ(独・ベルリン)勤務
2008年〜 光嶋裕介建築設計事務所(www.ykas.jp)を開設
2021年 早稲田大学大学院創造理工学研究科博士後期課程修了(古谷誠章研究室)
2021年〜2024年 神戸大学特命准教授
主な建築作品に、《凱風館(神戸、2011)》、《森の生活(長野、2018)》、《桃沢野外活動センター(静岡、2020)》、《MIKKE(山口、2024)》など多数。2015年にAsian Kung-Fu Generationの《Wonder Future》全国ツアーのステージデザインとドローイングを担当。
主な著書に、『幻想都市風景』(羽鳥書店、2012)、『これからの建築』(ミシマ社、2016)、『増補 みんなの家。』(ちくま文庫、2020)、『ここちよさの建築』(NHK出版、2023)など多数。
展示詳細
光嶋裕介 ドローイング・版画展「幻想都市風景2025 KYOTO」
⽇時|2025年5月20日(火)~6月11日(水)
時間|10:00~20:00
会場|京都 蔦屋書店 5F BOOKアートウォール
主催|京都 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/46947-1219560424.html

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