英国・バーミンガム大学とイノベーション創発および教育の分野で連携に合意しました

東日本旅客鉄道株式会社

○東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)とバーミンガム大学は2024年2月、鉄道を中心に新たなイノベーションの創発や鉄道人材の教育・研究開発等で相互に連携をめざすことを共通目的として覚書を締結しました(※)。その後議論を重ね、このたび2025年2月27日、イノベーション創発と教育の分野で正式に連携に合意しました。

○本合意により、鉄道分野における学術界と産業界が連携することにより、鉄道の知的創造とビジネスイノベーションに新たなムーブメントを創りあげていきます。

(※)2024年2月19日付プレスリリース:英国・バーミンガム大学と連携覚書を締結しました

 https://www.jreast.co.jp/press/2023/20240219_ho02.pdf 

1.本合意の概要

(1)社員の短期派遣

 バーミンガム大学鉄道研究・教育センター(以下「BCRRE」)にJR東日本社員を短期派遣し、双方の技術や知見を踏まえた密なディスカッションを進めることにより、将来的なイノベーション創発に向けた検討を推進します。

(2)インターンシップの受け入れ

 鉄道の電気分野を軸に、バーミンガム大学からのインターンシップを受け入れ、1日あたりの輸送人員数が世界最大(2025年2月現在)であるJR東日本ならではの現場のオペレーションやメンテナンス等のリアルな知見を提供し、研究活動に協力します。

(3)特別講義の実施

 JR東日本とBCRREが相互に特別講義を実施し、双方の教育プログラム充実化に貢献します。

2.代表者コメント

<バーミンガム大学鉄道研究・教育センター所長 Paul Plummer教授>

 JR東日本との連携開始から素晴らしい12か月を過ごし、この度、大きな可能性を秘めた連携に署名することができ、大変嬉しく思います。研究活動と技術進歩により鉄道業界に大きな機会が生まれます。学術機関として、教育と技能向上のための訓練は重要です。JR東日本とともに次世代のエンジニアを育成しながら、革新的かつ影響力のある活動をすることができると期待しています。

<東日本旅客鉄道株式会社 常務執行役員・国際事業本部長 三宅 俊造>

 昨年の連携覚書からさらなる一歩を踏み出し、イノベーション創発および教育の分野での連携に合意できたことを大変光栄に思います。BCRREとJR東日本は、鉄道業界における学術機関と鉄道事業者として世界に冠たる存在です。この両者が具体的な連携に着手することに合意しました。これは、世界の鉄道の未来をも変えていく大きなイノベーションになると期待しています。

3.今後について

 今後はイノベーション拠点の整備や、共同での研究開発、さらなるイノベーション創発の推進を視野に入れ、連携をさらに深度化していきます。

参考

バーミンガム大学鉄道研究・教育センター(BCRRE)

 BCRREは、バーミンガム大学内に組織する欧州最大級の鉄道研究教育機関です。英国において鉄道産業界との連携を行う英国鉄道研究イノベーションネットワーク(UKRRIN)のリーディングパートナーであり、世界クラスの研究、教育、イノベーションを世界に提供することをめざしています。鉄道産業界と連携して専門家によるサポートを実施し、鉄道業界内の起業・イノベーションを促進しています。

バーミンガム大学鉄道研究・教育センター

https://www.birmingham.ac.uk/research/centres-institutes/railway-research-and-education 

BCRRE外観

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会社概要

東日本旅客鉄道株式会社

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URL
https://www.jreast.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区代々木2-2-2 JR東日本本社ビル
電話番号
-
代表者名
喜㔟陽一
上場
東証1部
資本金
20億円
設立
1987年04月