2023年日本民間放送連盟賞CM部門でCBCテレビの作品が「最優秀」「優秀」受賞!
2023年日本民間放送連盟賞CM部門の審査において、CBCテレビが出品した『公共キャンペーン・スポット/人生100年時代を考える~きぬさんは“看護婦”一筋80年』が「最優秀」を、『自社媒体PRスポット/残す、伝える。~CBCドキュメンタリー on YouTube~』と『名古屋大学×TARVO×名声会/喉頭摘出者の音声再生プロジェクト/声をとる。あなたのために。』が「優秀」を受賞しました。
■最優秀 公共キャンペーン・スポット
「人生100年時代を考える」~きぬさんは“看護師”一筋80年(180秒)
主人公の池田きぬさんは98歳の現役看護師で、三重県津市のサービス付き高齢者住宅で働いている。太平洋戦争で看護要員を務めた彼女は、この道一筋80年。若い人のようには動けないが、笑顔とプライドを持って働く姿には圧倒的な存在感があり、入居者も後輩の看護師たちも勇気をもらっている。人生100年の時代を考えて「定年制に反対」と語るきぬさんのメッセージを、生き生きと働くその姿にきちんと重ねた構成が見事な作品である。
構成・プロデューサー:大園康志、ディレクター:横山朋未、撮影:馬場勇樹(エヌティーピー)、編集:杉江寿樹(CBCクリエイション)、木下洋道(CBCクリエイション)
音効:三津川竜(東海サウンド)音声:平田直輝・中野龍一(ティーブイエスネクスト)
■優秀 自社媒体PRスポット
残す、伝える。~CBCドキュメンタリー on YouTube~(240秒)
YouTubeチャンネル「CBCドキュメンタリー」をPRするCM。自分の意志に反して声が出たり体が動いたりしてしまうトゥレット症と闘う若者や、67歳で性別適合手術を受けて女性になった市議会議員の姿などを伝える。YouTubeの特性を活かし、オンデマンドでいつでも見られるように「残して」、届くまで「伝える」。
自社の公共的役割をYouTubeのPRに落とし込むことで差別化を図り、伝えることの大切さを訴求した点が秀逸である。
プロデューサー:荒木庸輔、ディレクター:田原健太郎(CBCクリエイション)、
撮影:馬場勇樹(エヌティーピー)、編集:木下洋道(CBCクリエイション) 、
音声:平田直輝(ティーブイエスネクスト)、音響効果:師岡太一(東海サウンド)
■優秀 名古屋大学×TARVO×名声会/喉頭摘出者の音声再生プロジェクト
声をとる。あなたのために。(180秒)
名古屋大学病院と名古屋大学は連携して、咽頭がんや喉頭がんなどで失った声を再生できるアプリを開発している。開発の際には、声帯摘出者が使う電気喉頭の録音が重要になる。命を救うために手術で「声を取る」ことと、アプリ開発のために「声を録る」ことをダブル・ミーニングにして、「声をとる。あなたのために。」と訴えかけ、ハンディキャップのある人々に新しい可能性を提示する、社会的意義の高い作品である。
構成・プロデューサー:大園康志、ディレクター:脇田亜彩香、撮影:馬場勇樹(エヌティーピー)、編集:木下洋道(CBCクリエイション)、音声:佐藤里恵(ティーブイエスネクスト)、音効:笠原貴一(東海サウンド)
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