特集 日常にひそむ暴力

「月刊Journalism」3月号発売!

株式会社朝日新聞社

 株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:渡辺雅隆)は3月10日(水)、「月刊Journalism」3月号を発行しました。SNS中傷、ヘイトスピーチ、自粛警察……身の回りにあふれる「言葉の暴力」について考えました。
 昨年、テレビの恋愛リアリティー番組に出演していたプロレスラー木村花さんが命を絶ちましたが、SNSに書き込まれた誹謗中傷が木村さんを追い込んだと言われています。そしてコロナ禍が日本列島を覆う中、感染者や医療従事者が心無い言葉を浴びせられたり飲食店に脅迫的な貼り紙がされたり、凶器と化した言葉が身の回りにあふれています。そんな「日常にひそむ暴力」を特集しました。

 性被害を告発したのをきっかけに誹謗中傷を受けたジャーナリストの伊藤詩織さんは、いったん海外に避難したものの、このままでは同じような犠牲者が出るとして法的措置に踏み切った経緯を報告。著述家の古谷経衡さんは、差別的言動を繰り返す情報受容力の低い「普通の人々」はどの時代にも存在し、ネットによって可視化されたに過ぎず、こうした人々を戦争や無辜の人々の弾圧に利用した為政者の存在こそが危険なのだと警鐘を鳴らします。
 在日韓国・朝鮮人らに対するヘイトスピーチも深刻です。刑事罰を科す全国初の条例を制定した川崎市の動きをペンで支えてきた神奈川新聞の石橋学編集委員は、人権が尊重される平和な地域社会を実現するために規制は不可欠だと訴えます。那覇や辺野古でヘイトスピーチを取材する沖縄タイムスの阿部岳編集委員は、差別を差別だと断じ、批判することが公平でフェアな社会につながる、と報道機関の役割を強調します。
 
 「月刊Journalism」は2008年10月創刊。「コロナの秋に読む」(20年10月号)、「メディアと信頼」(11月号)、「一強」(12月号)、「民主主義の行方」(21年1月号)、「『3・11』から10年」(2月号)など、さまざまな社会問題にジャーナリズムの視点から切り込んでいます。
定価は本体741円+税。年間購読料は8965円(税・送料込み)。全国の書店、ネット書店、ASA(朝日新聞販売所)で注文によってお求めいただけます。

【朝日新聞社ジャーナリスト学校】
2006年に発足。入社1、2、3年目の若手記者向けの研修を中心に、中堅やベテランの記者にも「学ぶ場」を提供しています。自治体財政、医療といったテーマ別研修も開き、他のメディアにも参加を呼びかけています。
◆公式サイト https://jschool.asahi.com/
◆ツイッター http://twitter.com/asahi_jschool 

〈お問い合わせ〉
朝日新聞社 ジャーナリスト学校
TEL 03-3545-0131(代表)

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会社概要

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区築地5-3-2(東京本社)
電話番号
03-2354-7105
代表者名
代表取締役会長 中村史郎・代表取締役社長 角田克
上場
未上場
資本金
6億5000万円
設立
1879年01月