『ふるさと納税に関する調査』を実施 約7割が返礼品に冷凍食材を選択 そのうち解凍に失敗した経験がある人が約4割
Panasonic Cooking@Labが教える“失敗しない解凍術”と、返礼品で人気の高い “お米”に関する、 ごはんの正しい冷凍方法も公開
パナソニックは20歳以上の男女338名を対象に、『ふるさと納税に関する調査』を実施しました。ふるさと納税の返礼品には、食材から日用品、飲料までさまざまな商品がありますが、同調査では、ふるさと納税の経験者の約7割が返礼品として冷凍食材を選択していることが分かりました。
また、2025年9月末には「ふるさと納税のポイント付与」が廃止される予定であり、駆け込み需要の高まりが予想されます。こうした背景を踏まえ、パナソニックの調理家電のソフト開発を担う「Panasonic Cooking@Lab」が、冷凍食材の失敗しない解凍方法や返礼品で冷凍庫がいっぱいになった際の収納のコツ、さらに返礼品として人気の高いお米の正しい保管方法やごはんの冷凍保存術を紹介します。
<調査概要> 調査名:『ふるさと納税に関する調査』
調査対象者:20歳以上の男女、ふるさと納税をしたことがある人、338名
調査期間:2025年9月10日~9月17日
調査方法:インターネット調査
*本資料に含まれる調査結果をご掲載いただく際は、必ず「パナソニック調べ」と明記下さい。
冷凍食材の“失敗しない解凍術”を紹介
■ふるさと納税返礼品で冷凍のお肉や魚介類を選ぶ人が多い
返礼品として選んだことのある商品を尋ねたところ、最も多かったのは冷凍の肉や魚介類で、次いでお米が選ばれていました。
Q. ふるさと納税の返礼品で過去に選択したことがある商品を選んでください(n=238・複数回答)

■返礼品(冷凍)の解凍に失敗したことがある人が約4割
同調査で「ふるさと納税で届いた冷凍の食材を解凍する際に、失敗したことはありますか?」と尋ねたところ、約4割が「ある」と回答。さらに失敗経験のある人が挙げた内容として最も多かったのは「水分(ドリップ)が出て味が落ちた」で、次いで「お肉や魚がパサパサになった」、「加熱ムラができた」と続きました。
Q. ふるさと納税で届いた冷凍食材を解凍する際、どのような失敗を経験しましたか?(n=89・複数回答)

■冷凍食材の“失敗しない解凍術”を紹介
ふるさと納税返礼品を上手に解凍しておいしく食べられるよう、Panasonic Cooking@Labの電子レンジマスターが冷凍食材の“失敗しない解凍術”を紹介します。
ポイント① 冷凍庫から出してすぐの「カチコチ」の状態から解凍する
電子レンジで解凍する際は、冷凍庫から出してすぐに解凍するのが基本です。冷凍庫から出して長い時間を置いたり、冷凍庫から冷蔵庫に移しておいたりすると、食品の表面と中心に温度差ができてしまうことがあります。この状態で解凍すると解凍ムラや、解凍しすぎてしまい変色する(煮える)ため、注意しましょう。

ポイント② 電子レンジに入れる前にラップや包装は外す
電子レンジで解凍をする際にラップや包装をしたままレンジに入れると、センサーが食品の温度を上手に検知できないため、解凍ムラや加熱不足、過加熱などの原因になります。そのため、解凍するときは、ラップや保存袋、クッキングシートは取り除き、耐熱皿などに移しましょう。
なお、解凍ではなく、再加熱(凍ったまま直接加熱すること)をする場合、水分を逃がさずしっとりさせたいもの、タレ付きのものやカレーなどのはじけやすい食品はラップをしたまま加熱するのがポイントです。ラップをかけるときはふんわりとかけてください。
ポイント③ 冷凍した食材の表面についた霜は取り除く
霜がついたままレンジに入れると、霜以外の部分にマイクロ波が当たって解凍しすぎてしまいます。変色(煮える)の原因となるので、表面についた霜は取り除いてから解凍してください。食材に霜がついている際は手で払ったり、布巾やキッチンペーパーでさっと拭き取ると良いでしょう。

<商品情報>スチームオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10D
高精細・64眼スピードセンサー(※)搭載で、温度の異なる冷凍と冷蔵の食材もムラを抑えて同時にあたためられるオーブンレンジ。新搭載の「おまかせ熱風フライ」で、市販の冷凍フライも手軽に調理可能に。冷凍食材に対応したワンボウル調理メニューも多数搭載。

(※):庫内64カ所の温度を瞬時に測定し、食品の種類や分量を見分けられるセンサー。

商品名 |
スチームオーブンレンジ ビストロ |
型番 |
NE-UBS10D |
価格 |
オープン価格 |
商品URL |
冷凍食材を探しやすく、ムダにしない“収納術”を公開
■返礼品で冷凍庫がいっぱいになった際の正しい収納法
同調査にて「ふるさと納税の返礼品が冷凍庫に入らなくて困った経験はありますか?」の質問に対し、約半数の方が困った経験が「ある」と回答しました。
Q. ふるさと納税の返礼品が届いたとき、冷凍庫に入りきらず困ったことはありますか?(n=238)

■冷凍庫の収納術
ふるさと納税の返礼品は容量が多い場合もあり、冷凍室のスペースを占有するため、収納に困る方も少なくありません。そこで今回は、Panasonic Cooking@Labの冷蔵庫マスターが、冷凍室の収納ポイントをご紹介します。
ポイント① 袋や容器を統一して、1回分ずつ冷凍する
冷凍する食材は1回分ずつまとめておくと、冷凍庫全体が見渡しやすくなり、食材の“化石化”を防げます。小分けにする際は、袋や容器の大きさをそろえると、さらに探しやすく便利です。1回分ずつに冷凍しておけば調理もしやすくなるため、効率的に活用できます。加えて、上段に新しいもの、下段に賞味期限が近いものを置くなど、自分なりのルールを決めると、管理が一層スムーズになります。

ポイント② 冷凍食品や冷凍用バッグは縦置きにする
冷凍食品や冷凍用バッグは横積みにすると下のものが取り出しにくいため、本のように立てて収納するのがおすすめです。立てて収納することで収納スペースが増え、ふるさと納税の返礼品やまとめ買いの食材も保存しやすくなります。
<商品情報>冷凍冷蔵庫 NR-F55HY2
キッチンにすっきりと置け、たっぷり収納できる大容量サイズのコンパクトBIGシリーズ。従来品(2024年発売のNR-F53HX1)と比べて横幅・奥行はそのまま、容量が26Lアップし、特に冷凍室は上段も下段もたっぷり収納可能です。さらに「霜つき抑制冷凍」搭載で、冷凍食材のおいしさをキープ。


商品名 |
冷凍冷蔵庫 |
型番 |
NR-F55HY2 |
価格 |
オープン価格 |
商品URL |
■返礼品の中でも人気の高い“お米” 冷凍ごはんの解凍で不満を感じている人は約8割
同調査で、選択経験のある返礼品の上位3位に入る“お米”。炊いたごはんを冷凍保存する人も多く、約8割が解凍時に不満を感じていると回答しました。その中でも「パサパサ・カチカチになる」、「ふっくらしない」などの悩みが挙げられました。
Q. 冷凍ごはんの解凍で、不満に感じることはありますか?(n=265)

Q. 冷凍ごはんの解凍について、不満に感じている点(n=203・複数回答)

■お米の正しい保存方法
返礼品で届いたお米は、できるだけおいしく食べたいもの。秘訣は「密閉」と「低温」です。米袋のままでは空気に触れて乾燥や劣化が進むため、小分けにしてフタ付き容器や保存袋に移し替え、冷蔵庫の野菜室など低温で保管しましょう。鮮度と風味を長く保つことができます。
2025年9月:“炊飯器マスター”が教える意外と知られていないおいしいごはんの炊き方
■ごはんの正しい冷凍方法
ごはんをまとめて炊いたり、食べきれずに余った分を冷凍保存する方も多いと思います。今回は、正しいごはんの冷凍方法をPanasonic Cooking@Labの炊飯器マスターが紹介します。
ポイント① 解凍時に加熱ムラがおこらないように、ごはんの量は小分けにする
ラップで包む際はごはんの量に注意しましょう。量が多すぎると、解凍時に加熱ムラが起こり、おいしさが損なわれる原因にもなります。一度に食べきれる量に小分けにして冷凍しましょう。目安としてはお茶碗1杯分の約150g、大盛りの場合で約200~240gです。

ポイント② 炊きたての熱い状態のごはんをラップで包んで水分を閉じ込める
ごはんは冷えていく段階で水分が抜けておいしさが失われていきます。そのため、可能な限り熱いうちにラップに包み、水分を逃がさないことが大切です。包む際は、厚みを均等に平らに整え、隙間なくぴったりとするのがポイント。また、ごはんをつぶさずに湯気の水分を閉じ込めるように包むと、解凍したときにふっくらとおいしいごはんに仕上がります。

ポイント③ あら熱を取り、急速冷凍がおすすめ
ごはんを冷凍する際には、すばやく冷却することで、おいしさをキープすることができます。ただし、冷凍用のごはんをアツアツのまま冷凍室に入れると、ごはんに霜がついたり、冷凍室の温度が上がってほかの食材が劣化したりするおそれがあります。そのため、常温であら熱を取ってから冷凍室に入れるようにしましょう。その際、あら熱を取ったごはんを熱伝導率の高い金属製トレーの上に並べ、冷凍室に入れて冷やせば冷凍にかかる時間を短縮できます。冷蔵庫に急速冷凍機能がある場合は、利用すると便利です。
<商品情報>可変圧力IHジャー炊飯器 ビストロ(X9Dシリーズ)
「ビストロ匠技AI」×「Wおどり炊き」で、新米も古米も甘みを引き出しおいしく炊ける。「冷凍用ごはん」コースなら、再加熱したときもおいしさが保たれる、冷凍保存に適した炊き上がりに。


商品名 |
可変圧力IHジャー炊飯器 ビストロ |
型番 |
SR-X910D |
価格 |
オープン価格 |
商品URL |
スチームオーブンレンジ ビストロをはじめ、炊飯器やオーブントースターなどの調理家電は、滋賀県草津市のふるさと納税返礼品に登録されています。
参考URL:ふるさと寄附(納税)|草津市
■「Panasonic Cooking@Lab」とは?

「おいしさを科学し、食卓に笑顔と感動をお届けする」をモットーに、「電子レンジ」「炊飯器」「調理小物」「IHクッキングヒーター」「冷蔵庫」を含むパナソニック調理事業の全カテゴリーの調理ソフト開発メンバーが所属し、設計者と生活者の両視点からお客様へのお役立ち活動を実践する組織です。
調理機器・食に精通するユニークな専門性を有するメンバーの知恵を結集して近年の多様化するライフスタイルや価値観に共感する商品やサービスを生み出し、お客様においしくうれしい食生活をお届けします。
■おいしいごはんの炊き方を紹介したPanasonic Cooking@Labメンバーご紹介

電子レンジマスター 明石 英子(あかし ひでこ)
くらしアプライアンス社 キッチン空間事業部 担当:電子レンジ
電子レンジの開発に20年以上携わっており、自宅では電子レンジ2台はじめ、さまざまな調理家電を取り入れた生活を楽しんでいます。私たちのキッチン家電を通じて、おいしい・うれしい笑顔になっていただけるよう、日々情熱を持って開発に取り組んでいます。

冷蔵庫マスター 丹治 史華(たんじ ふみか)
くらしアプライアンス社 キッチン空間事業部 担当:冷蔵庫
冷蔵庫を通じて、おいしさや料理が楽しくなるといった食の幸せに貢献したいという思いと、毎日の食事でのコストパフォーマンス・タイムパフォーマンス・健康などから普段の生活の充実にも貢献したいという思いで開発に取り組んでいます。様々な技術進化で食の選択肢がどんどん増えていくので日々ワクワクしています。

炊飯器マスター 加古 さおり(かこ さおり)
くらしアプライアンス社 キッチン空間事業部 担当:炊飯器
入社後より炊飯器の開発一筋。「炊飯」と「食味」を調理科学の視点でとことん研究し、対流やスチームを活かした新しい炊き技で、ご家庭のごはんをぐっとおいしく進化させてきました。さらに、銘柄米の産地とタッグを組んだり、おにぎりのおいしさを広めるプロジェクトに参加したりと、つねに日本のお米とものづくりの“これから”を探求中です。
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