―日本で最初に「市民ギャラリー」を冠したといわれるー 横浜市民ギャラリーが開館60周年を迎えます
開館60周年記念の取り組み紹介
横浜市民ギャラリーは、2024年「開館60周年」という記念の年を迎えます。1964年に開館した当館は、横浜市初の公設文化施設、そして日本で最初に「市民ギャラリー」を冠した施設といわれ、旧中区庁舎(1964年4月-1974年7月)、横浜市教育文化センター(1974年7月-2013年3月)と二つの所在を経て、2014年10月からは現在の地で運営を行っています。
当館は、市民の美術団体を対象とした展示室やアトリエの貸出し、企画展や講座等の主催事業を中心に、長年に渡り横浜市の芸術文化発展に貢献してきました。美術作品を展示する晴れの舞台としての「ギャラリー」であると共に、横浜美術館開館(1989年)までの約四半世紀に渡り横浜市内における美術館的役割を担い、主にこの間に収集された約1,300点の貴重なコレクションを現在も有し調査研究を続けている点も大きな特徴です。
これからも、展覧会を開催する人、鑑賞する人、作品を創る人…すべての人々にとって身近な「人と人が交流する喜びを生む空間」=「市民のためのギャラリー」として、芸術文化活動を支えていきます。
1964年:桜木町駅前の旧中区庁舎内に横浜市民ギャラリー開設。初代館長:山田今次(詩人)
「今日の作家展」(第1回)開催 ※「新・今日の作家展」と標題を変え現在も継続中
1965年:「横浜市こどもの美術展」(第1回)開催 ※現在まで継続中
1974年:関内駅前に新設された「横浜市教育文化センター」内に移転
2013年:2011年3月に発生した東日本大震災による横浜市教育文化センター閉鎖に伴い、休館
2014年:旧「いせやま会館」(横浜市職員厚生施設)を改修し、現在地に移転
2024年:横浜市民ギャラリー開館60周年
【開館60周年記念の取り組み(例)】
① 開館60周年記念ロゴの制定
開館60周年を記念し作成したロゴを当館の刊行物や自主事業で使用することはもちろん、当館で展覧会を開催する市民団体様の印刷物などにも掲載をお願いし「開館60周年」を発信します。
※当館ホームページトップ( https://ycag.yafjp.org )では、動画展開による記念ロゴを掲載します。
② 「いりぐちギャラリー」の開設
すべての来館者が立ち寄るエントランスホール内に、施設と来館者を繋ぐ小展示コーナー「いりぐちギャラリー」を新設。「知る」ことは親しみや愛着を生むことの第一歩。チラシやパンフレット、写真などの資料展示により、開館以来の施設の活動や歴史を紹介し、ご来館いただく方へ親近感や認知度を高めるとともに、気軽に立ち寄りやすい雰囲気を醸成します。
開設記念展示:2024年4月9日(火)~6月24日(月)
テーマ:「開館60周年の横浜市民ギャラリー」(初代~三代施設の写真、年表ほか)
③ シンポジウム「アートと教育」(岩崎学園「YSCC24」共催事業)
2024年4月3日(水)~14日(日)に渡って開催される展示会「YSCC24 ヨコハマ・中高校生・クリエイティブ・コンペティション・2024」(主催:岩崎学園)会期中に主催者と当館が共催し、第8回横浜トリエンナーレ組織委員会が連携する形で「アートと教育」をテーマとしたシンポジウムを「開館60周年記念企画」と位置付け実施します。
日時:2024年4月13日(土)13:00-
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像