【開催報告】9月28日（木）に日本工学院専門学校の学生に向けて世界初の新技術「体力を見える化する技術」の実証実験イベントを実施

ファンケル従業員による、運動と栄養管理の重要性に関するセミナーも実施　プロのアーティストを目指す学生の将来をサポートするきっかけに

株式会社ファンケルは9月28日（木）に、世界初の新技術「体力を見える化する技術」の公開実証実験を、日本工学院専門学校の学生向けに実施しました。当日は約100人の学生にご参加いただき、「体力を見える化する技術」の体験や運動と栄養管理の重要性に関するセミナーを受講いただきました。

• イベント概要

運動、栄養に関するセミナー（30分）
・効率的な運動の重要性/運動と美の関係性/「体力を見える化する技術」について
（新規事業本部ヘルステック事業開発準備室　阿部 征次）
・栄養管理の重要性 （新規事業本部ヘルステック事業開発準備室　増田 悠里）
「体力を見える化する技術」公開実証実験（60分）
・学生の中から代表者数人に対して、一人20分程度の実証実験
そのほか、ファンケル管理栄養士による、肌診断や血管測定を実施

実証実験の様子

公開実証実験に参加した学生

　当社が特許を取っている特殊なデバイスを装着し、体力を測定。踏み台昇降運動をしていただきました。各学生にとって運動する際の最適な心拍数をその場でお伝えし、今後の参考になる数値をご提供しました。

• 開催背景

　当社は、現代における体力を測定する技術に課題を感じ、世界中の方々に、自身に合った適切な運動を提供することで、より健康的な生活のサポートを目指しています。このたび、製品開発段階の本技術についてより多くの方に知っていただくことを目的に、公開で実証実験を実施しました。
　また講義の対象である日本工学院専門学校ミュージックアーティスト科の学生は、音楽に関連するプロアーティストを目指す方が多く、高いレベルの練習にいそしんでいます。本イベントが、基礎的な体力の重要性や、効果的なトレーニングを学び、学生自身が明るい未来を切り開くきっかけにしていただきたいと考え、開催したものです。

　セミナーでは、運動の基本的な考え方である、「トレーニングの三大原理」と「トレーニングの5大原則」について説明し、個人の目的に合わせて適切な運動強度を設定する重要性をお伝えしました。

■参加学生の声
・実証実験に参加しました。実験はとても疲れましたが、自身の体力を数値で見ることができ面白かったです。これからの練習の際には、いただいた数値をもとに、効率的な練習を心がけていきます。
・今までは感覚的に練習強度を決めていましたが、これからは適切な心拍数などを意識していきたいです。
・プロのアーティストを目指す上で、毎日の食事をしっかり管理することの重要性が分かりました。
・食事や就寝時間などに関して特に意識していなかったので、この講義をきっかけに、早寝早起きをして朝食をしっかり摂るようにしたいと思いました。

■今後の展望
　より多くの方に「体力を見える化する技術」を知っていただき、社会的な課題となっている、運動に起因するさまざまな問題をなくすべく活動してまいります。まずは2024年度中の上市を目指し、製品開発を進めています。

■参考：「体力を見える化する技術」とは
個人の最適な「運動強度」を簡便に測定できる新技術のこと。高額な特殊機器を使うことなく、血液中の酸素飽和度を測ることで体力を“見える化”する世界初の技術。実用化に向けた検証を進めており、医療からスポーツまで幅広い分野での応用を目指しています。
（6月16日配信）https://prtimes.jp/story/detail/6Bk8d6i0Gax