TOTOの貴重な発掘ライヴ映像が遂にオフィシャル・リリース!ジェフ・ポーカロ在籍時の1991年ステージが日本先行発売!
『この荒削りでエネルギッシュな演奏は、ハイ・スクール時代の僕たちそのままじゃないか』デヴィッド・ペイチ
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2016年9月14日 日本先行発売『TOTO / ライヴ・アット・モントルー 1991』【モントルー・アーカイヴ・シリーズ】
■ブルーレイ
5,000円(本体価格)+税 日本語字幕付きYMXA-10673
■ブルーレイ+CD
6,500円(本体価格)+税 日本語字幕付きYMXA-10674/5
■DVD
4,000円(本体価格)+税 日本語字幕付き YMBA-10670
■DVD+CD
5,500円(本体価格)+税 日本語字幕付き YMBA-10671/2
■デラックス・エディション(ブルーレイ+CD+2LP+Tシャツ)(日本のみ完全生産限定盤)
15,000円(本体価格)+税 日本語字幕付き YMXA-10676/80
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50年近くに及ぶ歴史と20万人に及ぶ多数の観客動員数を誇ることから世界でも最大級の音楽フェスとして数々のトップアーティストが出演してきた「モントルー・ジャズ・フェスティヴァル」。ジャズのみならず、ロックやポップスの著名なミュージシャンも数多く出演してきた。
その膨大な未商品化映像が存在する「モントルー・ジャズ・フェスティヴァル」のアーカイヴを発掘し、初商品化していく“モントルー・アーカイヴ・シリーズ”がスタートする。
第1回発売としてTOTOの1991年ライヴを5フォーマットでリリース(日本語字幕付き)。しかも世界に先駆けての日本先行リリースとなる!
TOTOの1991年のモントルー・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴはジェフ・ポーカロ在籍時のライヴとして多くのファンの間で作品化が長らく熱望されており、日本側から10年以上に渡り交渉を続けてきたプロジェクトがようやく実現することとなった。
作品化にあたってスティーヴ・ルカサー自身がプロデュースを担当、サウンド・ミックスに関しても彼自身が積極的に関わったことにより、素晴らしいサウンドに仕上がった。また、映像はハイ・ディフィニション撮影(高精細度ビデオカメラでの撮影)されたものを使用しているため、25年前の映像とは思えない鮮明な映像がファンの前に姿を現す。
メンバーはデヴィッド・ペイチ(kyd, vo)、スティーヴ・ルカサー(g, vo)、ジェフ・ポーカロ(ds)、マイク・ポーカロ(b)に加え、サポートにジェニー・ダグラス(Back vo)、フレッド・ホワイト(Back vo)、ジャッキー・マギー(Back vo)、クリス・トルヒーヨ(perc.)を迎えた布陣。
翌1992年に他界してしまうジェフ・ポーカロ在籍時の映像は、これまで正式なライヴ作品としては存在しなかった為その貴重度は計り知れない。また2015年に他界したマイク・ポーカロの雄姿も同時に観れるとあって、まさに待ちに待ったライヴ映像作品だ。
スティーヴ・ルカサーがリード・ヴォーカルを取る「オン・ザ・ラン」からスタートし、『ファーレンハイト』(1986)から「アイル・ビー・オーヴァー・ユー」、『TOTO IV~聖なる剣』(1984)からは「アフリカ」「ロザーナ」とTOTOを代表する曲が次々と披露されてゆく。
バンドも会場も次第にヴォルテージが上がっていき、ラストのスライ・アンド・ザ・ファミリーストーンのカヴァー「アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー」ではモントルー・ジャズ・フェスティヴァルの出演者がステージに集結し、熱狂のクライマックスを迎える。
リード・ヴォーカリスト不在の時期ながら、デヴィッド・ペイチの歌声は素晴らしく、スティーヴ・ルカサーはギターとヴォーカルでグイグイとバンドを引っ張っていく。
そして何と言ってもバンドを最高潮に引っ張り上げるのがジェフ・ポーカロのドラミングだ。珍しくドラム・ソロを披露しているのも見逃せない瞬間。メンバー全員が30代半ばであり、勢いと完成度合い、そのどちらもがひしひしと感じられる圧巻のパフォーマンスが繰り広げられる。
観客の興奮と熱狂ぶりがダイレクトに伝わってくるライヴハウスのような会場で100%ピュアなTOTOのステージを収めたライヴ映像として歴史的な作品となること間違いなしの蔵出し映像だ!
<オフィシャルWebサイト>
http://www.ymm.co.jp/feature2/TOTO/
<演奏動画>
TOTO/オン・ザ・ラン
https://www.youtube.com/watch?v=uJ1C-Xxc_kY
【収録曲】
オン・ザ・ラン (『TOTO XX』収録)
キングダム・オブ・デザイア(『キングダム・オヴ・デザイア ~欲望の王国』収録)
アイル・ビー・オーヴァー・ユー(『ファーレンハイト』収録)
アフリカ(『TOTO IV ~聖なる剣』収録)
ジェイク・トゥ・ザ・ボーン(『キングダム・オヴ・デザイア ~欲望の王国』収録)
レッド・ハウス (ジミ・ヘンドリックス カヴァー)
ロザーナ(『TOTO IV ~聖なる剣』収録)
アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー (スライ・&ザ・ファミリー・ストーン カヴァー)
【メンバー】
デヴィッド・ペイチ(kyd, vo)
スティーヴ・ルカサー(g, vo)
ジェフ・ポーカロ(ds)
マイク・ポーカロ(b)
ジェニー・ダグラス(Back vo)
フレッド・ホワイト(Back vo)
ジャッキー・マギー(Back vo)
クリス・トルヒーヨ(perc.)
<以下、海外版プレスリリースより>
~『この荒削りでエネルギッシュな演奏は、ハイ・スクール時代の僕たちそのままじゃないか』~
1991年、クインシー・ジョーンズと、モントルー・ジャズ・フェスティヴァルの創始者である伝説的な人物、クロード・ノブスのたっての希望を受け、TOTOはスイスで開催される世界に名だたる音楽祭に出演した。『TOTO: LIVE AT MONTREUX 1991』はその際の彼らのパフォーマンスを記録した作品である。グループのギタリスト、スティーヴ・ルカサーが語る。「TOTOのメンバーにとって、誰もが憧れるモントルー・ジャズ・フェスティヴァルは、特別なイベントの一つだ。そのステージに出演できることは、バンドにとっても、また個々のメンバーにとってもこの上ない栄誉だ。あの湖畔の地には大勢の人たちの感動と長い歴史が刻み込まれているんだ。」
そして、ついにその貴重なライヴ・パフォーマンスが映像作品として2016年9月14日に日本先行発売されることとなった。これは、バンドのオリジナル・メンバーであるスティーヴ・ルカサー、デヴィッド・ペイチが、ジェフとマイクのポーカロ兄弟と共に行った最後のコンサート・ツアーの記録であり、この一点においてもTOTOの華麗な歴史にあってなお特別な意味を持っている。
1991年、ニュー・アルバム『KINGDOM OF DESIRE(キングダム・オブ・デザイア~欲望の王国)』の完成を間近に控えていたTOTOはヘッドライナーとして各地でステージを務め、ヨーロッパで開催された複数のサマー・フェスティヴァルに参加した。当時、バンドはメンバー・チェンジを行ったばかりで、モントルーのステージは新生TOTOによってレコーディングされた新曲の真価を問う、またとない機会になった。スティーヴ・ルカサーとデヴィッド・ペイチが今は亡きジェフ・ポーカロ、マイク・ポーカロと共に披露したこのときのステージの模様はファンを興奮させずにはおかないだろう。
「そう、1991年のTOTOを是非体験してもらいたい。あの1991年のTOTO、クインシー・ジョーンズとクロード・ノブスの庇護の下、あの聖なる地で奏でられたまじりっけなしのライヴ・サウンドをね。」キーボーディストのデヴィッド・ペイチが語る。「最初にこのモントルーのライヴを聴き返したとき、とにかくこう思った。『この荒削りでエネルギッシュな演奏は、ハイ・スクール時代の僕たちそのままじゃないか』ってね。ここにはロサンゼルスからやって来た4人の男と音楽仲間のありのままの姿――音楽を始めたあのころのままの姿がある。」
残念なことに、TOTOにとって、これが1992年に亡くなったジェフ・ポーカロを含むラインナップによる最後のツアーになってしまった。今回のリリースに当たって、ニコ・ボラスと共に『LIVE AT MONTREUX 1991』のミックスダウンを行ったスティーヴ・ルカサーはこのコンサートに対する率直な思いと、バンドの歴史にあって、このショーがどれほど痛切なものであるか、以下のような言葉で語っている。
「何より強調したいのは、ここに記録された映像を観て、音楽を聴けば、僕たち全員がこの上なく強い信頼関係で結ばれていたことがよくわかるってことだ。2016年になって、ニコと一緒にこの映像を観て僕が感じたのは、とてもほろ苦い思い思いだった。“ほろ苦い”なんていうのは使い古された陳腐な表現だけど、やはりそれしか思いつかない。ジェフと一緒にステージに上がったあの夜、そしてあのツアーを振り返ると楽しかった記憶と悲しい思いが同時にこみ上げてくる。ここには、もう二度と、決して観ることのできないバンドがいる。」
ポップ・ミュージックの歴史を振り返ったとき、レコーディング・アーティストとして、TOTOとそのメンバーほど大きな足跡を残してきた者は数えるほどしかいない。38年間に亘って活動を共にする一方、無数の作品に名を連ね、称賛を得てきた彼らは、ライヴ・バンドとして、またレコーディング・グループとして、今なお成功を収め続けている。
グループのメンバーは、これまでに、実に5000枚ものアルバムに参加している。それらを合算した総売り上げ枚数は5億枚に及び、NARASA(全米レコーディング芸術科学アカデミー)によるグラミー賞へのノミネート対象は裕に200を超える。彼らはポップ・カルチャーそのものであり、実際、その音楽は今もテレビなどで頻繁に耳にする。70年代に登場したバンドの多くがトレンドの変化と共に消え去っていく中、TOTOは高い人気を維持し、今日も幅広い世代に支持され続けている。
昨年の夏、彼らは、スタジオ録音のアルバムとしてはおよそ10年振りとなる新作『TOTO XIV~聖剣の絆』を発表。同作は9ヶ国のチャートでトップ10入りを果たし、アメリカとイギリスでは1988年の『THE SEVENTH ONE~第7の剣』以来の好セールスを記録した。また、この8月から9月にかけて、バンドはヘッドライナーとして北米ツアーを行う予定になっている。このツアーの詳細については http://totoofficial.com/ で発表される。
<お問い合わせ>
株式会社ヤマハミュージックメディア 出版部 音楽・映像チーム
TEL:03-6894-0288 http://www.ymm.co.jp/musicvisual/
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