発売たちまち増刷決定! 村上文学をシンプルな視点で解説した『読めない人のための村上春樹入門』が大反響
村上作品の愛読者からも好評を得ている新鮮な入門書

村上研究で博士号を持つ仁平千香子が、その魅力と本質をゼロから解説した『読めない人のための村上春樹入門』は発売直後から大きな反響を呼び増刷が決定。2刷が出来ました。
■こう読めば、誰もが味わえる!
数々のベストセラーを生み出し、世界で高く評価される村上春樹。しかし国内では「今さら読み始められない」「読んではみたが消化不良」「設定が非現実的で苦手」と敬遠されることもあります。
本書は『ノルウェイの森』や『1Q84』などのベストセラーから「ドライブ・マイ・カー」などの短編やエッセイ、インタビューに至るまで幅広く紹介しながらわかりやすく解説。村上作品が現代人にとっていかに価値のあるヒントを与えるかを示します。
■100分de名著「ねじまき鳥クロニクル」の放送で村上春樹関連書が注目されています

4月7日に放送が始まったNHKEテレ 100分de名著「ねじまき鳥クロニクル」では、沼野充義さんを指南役に迎え、伊集院光さんとともに作品に込められた普遍的なメッセージを読み解いていきます。この放送をきっかけに村上春樹の作品や解説書がこれまで以上に注目を集めています。
■大好評!試し読み公開中
NHK出版デジタルマガジンで本書の試し読み記事を公開中!

▼「はじめに」全文を特別公開
村上春樹がデビュー以来一貫して書き続けるテーマとは? (https://mag.nhk-book.co.jp/article/68697)

▼『海辺のカフカ』を読み解いた第五章を抜粋して公開
村上春樹が示唆する「空っぽであること」の危うさ(https://mag.nhk-book.co.jp/article/70365)
■『読めない人のための村上春樹入門』目次
はじめに 苦しみ悩む人々に寄り添い、人生と向き合えるよう背中を押す文学
第一章 村上春樹の読まれ方――批評的読解と世界的共感
第二章 村上春樹が考える「自由」とは何か――地下鉄サリン事件と「単純な物語」
第三章 「橋を焼いた」作家――三つの習慣と「意識の整え方」
第四章 『ノルウェイの森』と『1Q84』――ベストセラーの“謎”を解く
第五章 諸刃の剣としての「想像力」――「かえるくん」・「ドライブ・マイ・カー」・『海辺のカフカ』
第六章 資本主義社会をどう生きるか――「交換」から「象」へ
おわりに 自ら作った壁に向き合う
■著者
仁平千香子(にへい・ちかこ)
1985年、福島県生まれ。文筆家。東京女子大学卒業後、豪ウーロンゴン大学人文学部で修士号、シドニー大学で村上春樹研究の博士号を取得。山口大学で講師を務めた。著書に、Haruki Murakami(Routledge)、『故郷を忘れた日本人へ』(啓文社書房)など。
■商品情報

NHK出版新書740『読めない人のための村上春樹入門』
仁平千香子 著
2025年3月10日発売
ISBN:978-4-14-088740-0
定価1,023円(税込)新書判 256ページ
ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887402025.html
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