子宮頸がんとHPVワクチンに関する意識・実態調査2023
(株)エムティーアイが運営する、ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』では、定期的にサービス内で様々な意識調査を行い「ルナルナ通信」として発信しています。
Vol.59では、女性の健康教育と婦人科系疾患の予防啓発活動を行う一般社団法人シンクパール(代表理事:難波美智代)と共同で、子宮頸がんの予防法のひとつである「子宮頸がんとヒトパピローマウイルス(以下、「HPV」)ワクチンに関する意識・実態調査2023」を行いました。
今回の意識調査では、HPVワクチンを積極的に受けている人やキャッチアップ接種などを活用したり、子どもにも勧めたいといった声がある一方で、副反応を心配する声や正しい情報や信頼できる情報がないと感じている人も多くいることが分かりました。本調査の結果から、女性だけでなく男性も含めて社会全体であらためて子宮頸がんとHPVやワクチン接種について考え、理解を深めるきっかけにしてほしいと思います。
Vol.59では、女性の健康教育と婦人科系疾患の予防啓発活動を行う一般社団法人シンクパール(代表理事:難波美智代)と共同で、子宮頸がんの予防法のひとつである「子宮頸がんとヒトパピローマウイルス(以下、「HPV」)ワクチンに関する意識・実態調査2023」を行いました。
今回の意識調査では、HPVワクチンを積極的に受けている人やキャッチアップ接種などを活用したり、子どもにも勧めたいといった声がある一方で、副反応を心配する声や正しい情報や信頼できる情報がないと感じている人も多くいることが分かりました。本調査の結果から、女性だけでなく男性も含めて社会全体であらためて子宮頸がんとHPVやワクチン接種について考え、理解を深めるきっかけにしてほしいと思います。
■ 子宮頸がんは年間約1万人が罹患。正しい知識をもって定期検診や医療機関の受診を!
はじめに、子宮頸がんは、年間約1万人が罹患しており、約2,900人が亡くなることがある疾患※1ですが、子宮頸がんを発症し、病気が進行した際にどのような自覚症状があらわれると思うのかをたずねてみました。1位が「生理のとき以外の出血」84.5%、2位が「おりものの異常(茶褐色・黒褐色のおりものが増える、おりものが臭うなど)」81.1%、3位が「性行為による出血」46.9%となりました。実際に病気が進行すると、生理の時以外の出血やおりものの異常、性行為による出血といった症状が出ると言われています※2。こうした自覚症状がある際には、できるだけ早く婦人科を受診するようにしましょう。
また、HPV感染しても感染後数カ月以内に自然にウイルスが検出されなくなり、HPVが原因の軽度の前がん病変ができても2年以内で約90%が治ると言われています。しかし自然治癒せず、持続的に感染が続くと正常な免疫状態の女性で子宮頸がんに進行するには数年から数十年かかるとされており※3、初期症状は全くないと言われています。一方で、早期に発見されれば治療により治癒しやすいがんとされていますので、定期的な子宮頸がん検診を受け早期発見・早期治療に努めることが重要です。
■ 子宮頸がん検診受診者のうち、約1割が「精密検査が必要」、精密検査を受けた人の約4割に治療が必要という結果に。
Q.あなたは「子宮頸がん検診」を受けたことがありますか?
子宮頸がん検診を受けたことがあるか聞いたところ、「受けたことがある」73.1%、「今後、受ける予定がある」7.1%、「受ける予定はない」19.9%となり、7割以上の人が検診を受けていることが分かりました。国の報告は4 割程度※4のため、ルナルナユーザーの健康意識が高いことがわかります。
Q.子宮頸がん検診を受けたことがあるという方にお聞きします。検査結果について教えてください。
続いて、検診結果についてたずねると、「陰性だった」82.3%が最も多く、次いで「良性悪性の区別がつかないので、精密検査が必要と言われた」6.6%、「悪性変化の可能性が疑われるため、精密検査が必要と言われた」6.2%となりました。8割以上の人が陰性ですが、全体の1割以上は精密検査が必要だと言われたという結果となりました。さらに精密検査の結果について聞いてみたところ、「異常が認められ、治療が必要となった」39.3%となり、約4割は治療が必要だったことからも、子宮頸がん検診を受診する大切さが改めてわかります。
Q.「受ける予定はない」という人にお聞きします。その理由について教えてください。(複数回答)
子宮頸がん検診は、内診での視触診や、器具を挿入して細胞を採取する必要があるため、怖いというイメージがあるかもしれませんが、実際の検診は5分ほどで終わることも多いです。また、自治体によっては、検診の費用について全額または一部負担するなど、経済的な支援も行っています。初めて検診を受ける際は、緊張するかもしれませんが、自分の健康を守るためにも、ぜひ一歩を踏み出してほしいです。
■子宮頸がんを予防する効果のあるHPVワクチン認知度は8割以上。男性も接種が可能に。
Q.「子宮頸がん」の予防として、HPV感染を予防するワクチンがあることを知っていますか?
では、HPVワクチンは男性の接種もできますが、それについて知っているかをたずねると、「あまり知らない」23.1%、「全く知らない」50.3%を合わせると7割以上が知らないと回答しました。HPVは、最も一般的な生殖器へのウイルス感染症で、性交渉を経験するほとんどの女男は、人生のどこかで感染すると言われています。海外では、女性と同様に男性の性器癌も防ぐためワクチン接種が開始されている国もあります※6。日本でも、男性のHPVワクチン接種(令和5年3月28日現在、公費助成対象ではありません)が可能ですので、本調査結果が男性もHPVについて学ぶきっかけになれば嬉しく思います。
■ HPVワクチンのキャッチアップ接種制度を知らない人は6割以上!
Q.子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチンについて、対象者に個別に接種を呼びかける「積極的勧奨」を再開するよう厚生労働省が各自治体へ通達を出していることは知っていますか?
また、女性が接種する場合のHPVワクチンについて、小学校6年生から高校1年生相当の女性は、無料で接種できることを知っているかについては、「知っている」52.2%、「なんとなく知っている」21.3%となり、約7割以上が接種対象者や費用について正しく理解していることが分かりました。
一方、令和4年4月より、女性が接種する場合のHPVワクチンについては、「キャッチアップ接種」(HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方への対応)という制度があることを知っているかたずねると、「あまり知らない」24.0%、「全く知らない」42.8%となり、6割以上が知らないと回答しました。
平成9年度生まれ~平成17年度生まれの女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない人は、キャッチアップ接種の対象※7となりますので、ぜひ厚生労働省や自治体のホームページなどを確認してほしいと思います。
■ HPVワクチン接種のきっかけは「家族からすすめられて」が最も多い結果に!
Q.対象者に個別に接種を呼びかける「積極的勧奨」の再開を受けて、あなたはHPVワクチンを接種したいと思いますか?
Q.「すでに接種した」と答えた方にお聞きします。どのような形で接種を受けられましたか?
すでに接種した人にどのように接種したかをたずねたところ、「定期接種(公費助成)として接種した」59.5%、「キャッチアップ接種として接種した」10.7%、「任意接種(自費)として接種した」18.4%、「わからない・覚えていない」11.5%となりました。
Q.「接種した」と答えた方にお聞きします。接種した理由について教えてください。(複数回答)
Q.接種した後、どのような症状を感じましたか?(いくつでも)
さらに、接種した後の症状をたずねると、1位「痛みがあった」47.7%、2位「腫れや赤みができた」36.0%、3位「筋肉痛があった」33.1%、4位「特に何もおこらなかった」29.9%、5位「かゆみがあった」10.7%となりました。何らかの症状があったと回答する人がいる一方で、特に何もおこらなかったと回答する人も約3割いることがわかりました。また、自由回答では「発熱」や「吐き気」などの声も見られ、副反応の症状は個人差があるため、接種については医師とも相談のうえ検討してほしいと思います。
Q.「接種したい」、「どちらかというと接種したい」と答えた方にお聞きします。どのような形で接種を受けられる予定ですか?
また、接種を希望している理由(複数回答)を聞いてみると、1位「自分で判断して」56.7%、2位「積極的接種勧奨の再開に関するニュースをみて」16.9%、3位「テレビ・新聞・雑誌・インターネット等のメディアですすめられていたため」11.6%となりました。自身で判断している人が6割近くいる一方で、メディアの報道などを参考にしている人も約3割いる結果となりました。
■ 子どもにPVワクチン接種を勧めたい理由は「自身の経験から」!一方で、副反応を心配する声や信頼できる正しい情報がないといった不安も・・・
Q.女性のお子さんに、HPVワクチン接種を積極的に勧めたいと思いますか?
Q.男性のお子さんに、HPVワクチン接種を積極的に勧めたいと思いますか?
今回の調査では、HPVワクチンを家族に勧められて受けている人や、自身の経験から判断して子どもに勧めたいと思っているといった声が目立ち、家族や身近な人の意見を聞いて接種に踏み切っている人が多い印象を受けました。一方で、接種を受けたくないと思っている人は、副反応の心配や信頼できる情報が得られないといった理由が多いようです。ワクチン接種は個人の考えのもとに行われるべきですが、自身が希望する判断をするためにも、正しい知識や信頼できる情報に誰でもより簡単にアクセスできる環境づくりが重要となってくると改めて感じました。
『ルナルナ』は今後も、「FEMCATION®(フェムケーション)※8」を通じて、年齢や性別を問わず誰もが、女性のカラダやココロについて正しく学べる機会を創出し、あらゆる女性たちが、より生きやすく、暮らしやすく、働きやすい社会の実現の一助となることを目指します。
★HPVワクチンの情報はこちら:厚生労働省「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html
≪慶應義塾大学 名誉教授 一般社団法人 吉村やすのり生命の環境研究所 代表理事 吉村泰典先生からのコメント≫
≪横浜市立大学医学部産婦人科学教室 主任教授、日本産科婦人科学会子宮頸がん検診・HPVワクチン普及推進特任理事 宮城悦子先生からのコメント≫
≪一般社団法人シンクパール 難波美智代 代表理事からのコメント≫
調査実施時期:2023年2月17日(金)~2023年2月23日(木)
調査方法および人数:『ルナルナ』、『ルナルナ 体温ノート』、『ルナルナ ベビー』にて調査
有効回答数:女性 3,281名
※1:国立がん研究センター がん情報サービス(がん種別統計情報 子宮頚部)
※2:厚生労働省「HPVワクチンに関するQ&A」
※3:厚生労働省「ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がんワクチン (ファクトシート)」
※4:厚生労働省「令和4年度 がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン」内、「低い日本の検診受診率」
※5:厚生労働省「HPVワクチンに関するQ&A」
※6:厚生労働省「ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がんワクチン (ファクトシート)」
※7: 出典:ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~
※8:「FEMCATION®」は(株)エムティーアイの登録商標で、FEMALE(女性)とEDUCATION(教育)を掛け合わせた造語です。
概要:ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス
<無料コース>生理日予測を始めとする、女性のカラダとココロの健康管理サービス。過去の生理日から生理日・排卵日を予測し、日々の体調変化をお知らせします。
<ベーシックコース>デリケートな女性のカラダとココロの健康情報サービス。生理日管理に加えて、あなたにあったカラダやお肌、ココロの状態を365日サポートします。
<ファミリーコース/プレミアムコース>妊活から妊娠・出産までを独自の予測ロジックやアドバイスでサポートするサービス。妊娠しやすいタイミングを「仲良し日」としてお知らせし、妊活を手厚くサポートします。
課金額(税抜):ベーシックコース:月額198円(税込)、ファミリーコース:月額330円(税込)、プレミアムコース:月額 400円(税込)
アクセス方法:『ルナルナ』で検索
はじめに、子宮頸がんは、年間約1万人が罹患しており、約2,900人が亡くなることがある疾患※1ですが、子宮頸がんを発症し、病気が進行した際にどのような自覚症状があらわれると思うのかをたずねてみました。1位が「生理のとき以外の出血」84.5%、2位が「おりものの異常(茶褐色・黒褐色のおりものが増える、おりものが臭うなど)」81.1%、3位が「性行為による出血」46.9%となりました。実際に病気が進行すると、生理の時以外の出血やおりものの異常、性行為による出血といった症状が出ると言われています※2。こうした自覚症状がある際には、できるだけ早く婦人科を受診するようにしましょう。
また、HPV感染しても感染後数カ月以内に自然にウイルスが検出されなくなり、HPVが原因の軽度の前がん病変ができても2年以内で約90%が治ると言われています。しかし自然治癒せず、持続的に感染が続くと正常な免疫状態の女性で子宮頸がんに進行するには数年から数十年かかるとされており※3、初期症状は全くないと言われています。一方で、早期に発見されれば治療により治癒しやすいがんとされていますので、定期的な子宮頸がん検診を受け早期発見・早期治療に努めることが重要です。
■ 子宮頸がん検診受診者のうち、約1割が「精密検査が必要」、精密検査を受けた人の約4割に治療が必要という結果に。
Q.あなたは「子宮頸がん検診」を受けたことがありますか?
子宮頸がん検診を受けたことがあるか聞いたところ、「受けたことがある」73.1%、「今後、受ける予定がある」7.1%、「受ける予定はない」19.9%となり、7割以上の人が検診を受けていることが分かりました。国の報告は4 割程度※4のため、ルナルナユーザーの健康意識が高いことがわかります。
Q.子宮頸がん検診を受けたことがあるという方にお聞きします。検査結果について教えてください。
続いて、検診結果についてたずねると、「陰性だった」82.3%が最も多く、次いで「良性悪性の区別がつかないので、精密検査が必要と言われた」6.6%、「悪性変化の可能性が疑われるため、精密検査が必要と言われた」6.2%となりました。8割以上の人が陰性ですが、全体の1割以上は精密検査が必要だと言われたという結果となりました。さらに精密検査の結果について聞いてみたところ、「異常が認められ、治療が必要となった」39.3%となり、約4割は治療が必要だったことからも、子宮頸がん検診を受診する大切さが改めてわかります。
Q.「受ける予定はない」という人にお聞きします。その理由について教えてください。(複数回答)
子宮頸がん検診は、内診での視触診や、器具を挿入して細胞を採取する必要があるため、怖いというイメージがあるかもしれませんが、実際の検診は5分ほどで終わることも多いです。また、自治体によっては、検診の費用について全額または一部負担するなど、経済的な支援も行っています。初めて検診を受ける際は、緊張するかもしれませんが、自分の健康を守るためにも、ぜひ一歩を踏み出してほしいです。
■子宮頸がんを予防する効果のあるHPVワクチン認知度は8割以上。男性も接種が可能に。
Q.「子宮頸がん」の予防として、HPV感染を予防するワクチンがあることを知っていますか?
では、HPVワクチンは男性の接種もできますが、それについて知っているかをたずねると、「あまり知らない」23.1%、「全く知らない」50.3%を合わせると7割以上が知らないと回答しました。HPVは、最も一般的な生殖器へのウイルス感染症で、性交渉を経験するほとんどの女男は、人生のどこかで感染すると言われています。海外では、女性と同様に男性の性器癌も防ぐためワクチン接種が開始されている国もあります※6。日本でも、男性のHPVワクチン接種(令和5年3月28日現在、公費助成対象ではありません)が可能ですので、本調査結果が男性もHPVについて学ぶきっかけになれば嬉しく思います。
■ HPVワクチンのキャッチアップ接種制度を知らない人は6割以上!
Q.子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチンについて、対象者に個別に接種を呼びかける「積極的勧奨」を再開するよう厚生労働省が各自治体へ通達を出していることは知っていますか?
また、女性が接種する場合のHPVワクチンについて、小学校6年生から高校1年生相当の女性は、無料で接種できることを知っているかについては、「知っている」52.2%、「なんとなく知っている」21.3%となり、約7割以上が接種対象者や費用について正しく理解していることが分かりました。
一方、令和4年4月より、女性が接種する場合のHPVワクチンについては、「キャッチアップ接種」(HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方への対応)という制度があることを知っているかたずねると、「あまり知らない」24.0%、「全く知らない」42.8%となり、6割以上が知らないと回答しました。
平成9年度生まれ~平成17年度生まれの女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない人は、キャッチアップ接種の対象※7となりますので、ぜひ厚生労働省や自治体のホームページなどを確認してほしいと思います。
■ HPVワクチン接種のきっかけは「家族からすすめられて」が最も多い結果に!
Q.対象者に個別に接種を呼びかける「積極的勧奨」の再開を受けて、あなたはHPVワクチンを接種したいと思いますか?
Q.「すでに接種した」と答えた方にお聞きします。どのような形で接種を受けられましたか?
すでに接種した人にどのように接種したかをたずねたところ、「定期接種(公費助成)として接種した」59.5%、「キャッチアップ接種として接種した」10.7%、「任意接種(自費)として接種した」18.4%、「わからない・覚えていない」11.5%となりました。
Q.「接種した」と答えた方にお聞きします。接種した理由について教えてください。(複数回答)
Q.接種した後、どのような症状を感じましたか?(いくつでも)
さらに、接種した後の症状をたずねると、1位「痛みがあった」47.7%、2位「腫れや赤みができた」36.0%、3位「筋肉痛があった」33.1%、4位「特に何もおこらなかった」29.9%、5位「かゆみがあった」10.7%となりました。何らかの症状があったと回答する人がいる一方で、特に何もおこらなかったと回答する人も約3割いることがわかりました。また、自由回答では「発熱」や「吐き気」などの声も見られ、副反応の症状は個人差があるため、接種については医師とも相談のうえ検討してほしいと思います。
Q.「接種したい」、「どちらかというと接種したい」と答えた方にお聞きします。どのような形で接種を受けられる予定ですか?
また、接種を希望している理由(複数回答)を聞いてみると、1位「自分で判断して」56.7%、2位「積極的接種勧奨の再開に関するニュースをみて」16.9%、3位「テレビ・新聞・雑誌・インターネット等のメディアですすめられていたため」11.6%となりました。自身で判断している人が6割近くいる一方で、メディアの報道などを参考にしている人も約3割いる結果となりました。
■ 子どもにPVワクチン接種を勧めたい理由は「自身の経験から」!一方で、副反応を心配する声や信頼できる正しい情報がないといった不安も・・・
Q.女性のお子さんに、HPVワクチン接種を積極的に勧めたいと思いますか?
Q.男性のお子さんに、HPVワクチン接種を積極的に勧めたいと思いますか?
今回の調査では、HPVワクチンを家族に勧められて受けている人や、自身の経験から判断して子どもに勧めたいと思っているといった声が目立ち、家族や身近な人の意見を聞いて接種に踏み切っている人が多い印象を受けました。一方で、接種を受けたくないと思っている人は、副反応の心配や信頼できる情報が得られないといった理由が多いようです。ワクチン接種は個人の考えのもとに行われるべきですが、自身が希望する判断をするためにも、正しい知識や信頼できる情報に誰でもより簡単にアクセスできる環境づくりが重要となってくると改めて感じました。
『ルナルナ』は今後も、「FEMCATION®(フェムケーション)※8」を通じて、年齢や性別を問わず誰もが、女性のカラダやココロについて正しく学べる機会を創出し、あらゆる女性たちが、より生きやすく、暮らしやすく、働きやすい社会の実現の一助となることを目指します。
★HPVワクチンの情報はこちら:厚生労働省「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html
≪慶應義塾大学 名誉教授 一般社団法人 吉村やすのり生命の環境研究所 代表理事 吉村泰典先生からのコメント≫
≪横浜市立大学医学部産婦人科学教室 主任教授、日本産科婦人科学会子宮頸がん検診・HPVワクチン普及推進特任理事 宮城悦子先生からのコメント≫
≪一般社団法人シンクパール 難波美智代 代表理事からのコメント≫
調査実施時期:2023年2月17日(金)~2023年2月23日(木)
調査方法および人数:『ルナルナ』、『ルナルナ 体温ノート』、『ルナルナ ベビー』にて調査
有効回答数:女性 3,281名
※1:国立がん研究センター がん情報サービス(がん種別統計情報 子宮頚部)
※2:厚生労働省「HPVワクチンに関するQ&A」
※3:厚生労働省「ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がんワクチン (ファクトシート)」
※4:厚生労働省「令和4年度 がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン」内、「低い日本の検診受診率」
※5:厚生労働省「HPVワクチンに関するQ&A」
※6:厚生労働省「ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がんワクチン (ファクトシート)」
※7: 出典:ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~
※8:「FEMCATION®」は(株)エムティーアイの登録商標で、FEMALE(女性)とEDUCATION(教育)を掛け合わせた造語です。
概要:ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス
<無料コース>生理日予測を始めとする、女性のカラダとココロの健康管理サービス。過去の生理日から生理日・排卵日を予測し、日々の体調変化をお知らせします。
<ベーシックコース>デリケートな女性のカラダとココロの健康情報サービス。生理日管理に加えて、あなたにあったカラダやお肌、ココロの状態を365日サポートします。
<ファミリーコース/プレミアムコース>妊活から妊娠・出産までを独自の予測ロジックやアドバイスでサポートするサービス。妊娠しやすいタイミングを「仲良し日」としてお知らせし、妊活を手厚くサポートします。
課金額(税抜):ベーシックコース:月額198円(税込)、ファミリーコース:月額330円(税込)、プレミアムコース:月額 400円(税込)
アクセス方法:『ルナルナ』で検索
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