手塚貴晴+手塚由比『いのちの建築』シンポジウム、12月2日に開催決定! 豪華ゲストに奥田知志さん、加藤積一さんを迎え、会場は手塚建築研究所が手がけた東京・四ツ谷の「番町教会」!
手塚貴晴+手塚由比の初エッセイ集『いのちの建築』(2025年12⽉11⽇発売、税込定価3,080円、河出書房新社刊行)について、12月2日(火)に東京・四ツ谷の番町教会にて、刊行記念イベントを開催いたします。
登壇ゲストに、NPO法人抱樸の活動や東八幡教会牧師として知られる奥田知志さん(手塚建築研究所が「東八幡キリスト教会(軒の教会)」「希望のまちプロジェクト」で設計監理を担当)、ふじようちえん園長の加藤積一さん(手塚建築研究所が「ふじようちえん」の設計監理を担当)をお迎えする豪華トークイベントです。


●イベント詳細・お申し込み
日時:2025年12月2日(火) 18時30分開場/18時45分開始
登壇:手塚貴晴+手塚由比、奥田知志、加藤積一
場所:日本キリスト教団 番町教会
東京都千代田区六番町7-12 ※四ツ谷駅より徒歩4分
https://maps.app.goo.gl/R1CVGMVjRaghyby28?g_st=ic
参加費:無料
お申し込みは下記よりお願いいたします(ご予約推奨)。当日参加も歓迎です。
https://forms.gle/14L246s3PKtUCzSW8
●シンポジウム概要
人は一人で生きてゆくことができない。「生む」「食べる」「育てる」「寝る」その全てが他者への依存の上で成立している。その助け合いを「つながり」という。その「つながり」が「いえ」や「まち」という華を咲かせる。
講演1 奥田知志牧師
貧困問題を「つながり」の問題と捉え、人間社会の改革に取り組む。その活動はNPO法人抱樸に成長し大きな畝りとなり全国に知られている。近年では取り壊された暴力団工藤会本部跡地に、「希望のまち」という大きな助け合いの場を完成させつつある。
講演2 加藤積一園長
OECDにより世界で最も優れた学校に選ばれた「ふじようちえん」を率いる。モンテソーリー教育を基本としつつも現代に即した「ふじようちえん」の哲学は、国境を超え世界の教育界に大きな教育指針を与えている。
「いのちの建築」シンポジウム 手塚貴晴+手塚由比
建築とは物ではなく「いのち」であるという考え、建築家という職能を超えて活動する。「ふじようちえん」の園舎の設計で知られている。近年では「希望のまち」プロジェクトに取り組んでいる。
番町教会は、創立130年以上の由緒ある教会です。戦前は遠藤新氏設計の礼拝堂もありました。第二次世界大戦を経て改築を重ね、移転・新築にあたり手塚建築研究所が設計を手がけました。時代を超える建物を目指して、古くなる程味が出る手作業に拘った仕上げとなっています。礼拝堂は雲から落ちる天空の光「天使の階段」を意識したとのこと。また、ホワイエは教会の「Open for all」の使命に則り、誰もが入りやすく開かれた空間となっています。ぜひ、会場の雰囲気も楽しみに足をお運びください。
●新刊情報

書名:いのちの建築
編者:手塚貴晴・手塚由比
仕様:46変/並製/272ページ
発売⽇:2025年12⽉11日
税込定価:3,080円(本体2,800円)
ISBN:978-4-309-03227-6
装幀:松田行正+金里香
●登壇者プロフィール

手塚 貴晴(てづか・たかはる)
1964年東京生まれ。建築家、手塚建築研究所代表、東京都市大学教授。1987年武蔵工業大学(現東京都市大学)卒業、1990年ペンシルバニア大学大学院修了、同年リチャード・ロジャース・パートナーシップ・ロンドン勤務、1994年に建築家・妻の手塚由比と手塚建築企画(現手塚建築研究所)を共同設立。OECD(経済開発協力機構)とUNESCO により世界で最も優れた学校に選ばれた「ふじようちえん」に加え、「渋谷フクラス」などの大型建築物、「新島の森」や「THE MOMENT JAZZ CLUB」などの特殊音響、小児がんセンター「チャイルド・ケモ・ハウス」などの病院建築も手掛ける。その他の代表作に「屋根の家」「あさひ幼稚園」「空の森クリニック」「むく保育園」など。世界環境建築賞Global Award for Sustainable Architecture、World Architecture Festival受賞。国内では日本建築学会賞、日本建築家協会賞、グッドデザイン金賞、こども環境学会賞など受賞。TEDトークの再生回数は2015年の世界7位を記録。
手塚 由比(てづか・ゆい)
1969年神奈川生まれ。1992年武蔵工業大学卒業。1992-1993年ロンドン大学バートレット校。1999年より東洋大学非常勤講師、2001年より東海大学非常勤講師、2006年ザルツブルグ・サマーアカデミー教授、2006年UCバークレー客員教授。

奥田 知志(おくだ・ともし)
NPO法人抱樸理事長、東八幡キリスト教会牧師。
1963年生まれ。関西学院大学神学部修士課程、西南学院大学神学部専攻科をそれぞれ卒業。
九州大学大学院博士課程後期単位取得。1990年、東八幡キリスト教会牧師として赴任。同時に、学生時代から始めていた「ホームレス支援」に、赴任地の北九州でも参加。事務局長等を経て、北九州ホームレス支援機構(現 抱樸)の理事長に就任。これまでに3700人以上のホームレスの人々の自立を支援。その他、共生地域創造財団代表理事、全国居住支援法人協議会共同代表、国の審議会等の役職も歴任。第19回糸賀一雄記念賞受賞など多数の表彰を受ける。NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル仕事の流儀」にも2度取り上げられ、著作も多数と広範囲に活動を広げている。
著書:「わたしがいる あなたがいる なんとかなる『希望のまち』のつくりかた」(西日本新聞社)、「『逃げおくれた』伴走者」(本の種出版)、「助けてと言える国へ」(茂木健一郎氏共著・集英社新書)、「ユダよ、帰れ」(新教出版社)、「伴走型支援」(有斐閣)等。

加藤 積一(かとう・せきいち)
ふじようちえん園長。
1957年、東京都立川市生まれ。1980年、法政大学社会学部卒業。1982年、一般企業勤務から会社経営。1991年、立川藤幼稚園勤務。2000年、ふじようちえん園長に就任。2011年、学校法人みんなのひろば 理事長に就任、現在に至る。多くの社会経験と地域社会に根差したその立場、子を持つ親としての目線で、『幼児教育こそ国をつくる力がある』という強い思いで、幼児教育の重要性を伝えている。
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