渋谷ヒカリエにて「ヒカリエデッキ 壁面アートプロジェクト」尾花賢一氏による第8弾作品公開!

東急

2025年5月4日に、渋谷ヒカリエ ヒカリエデッキ(以下、ヒカリエデッキ)にて「ヒカリエデッキ 壁面アートプロジェクト」第8弾作品が公開されました。

「ヒカリエデッキ 壁面アートプロジェクト」はヒカリエデッキ4階の中間地点にて、渋谷ヒカリエ側の大規模な外壁を使用し、年に数作品、さまざまなアーティストの作品を公開するプロジェクトです。

再開発が進む渋谷の真ん中、東急文化会館のDNAを継ぐ渋谷ヒカリエで、アートを通じ、「公共空間の中にも、自由な個人の表現が生かされる場をつくりたい」という思いをもってスタートしました。

プロジェクトの第8弾は尾花賢一氏による新作を、高さ3.3m×横10mの大きさで公開します。地方出身の尾花氏にとって、渋谷は「都会」を象徴する街としてイメージされ、羨望と畏怖が共存する特異な場所でしたが、設置場所となる渋谷駅周辺エリアを掘り下げ制作するなかで、土地の変遷や成り立ちを学ぶことで重層的な渋谷の魅力に触れるきっかけになりました。

本作品は、壁面に限らずヒカリエデッキ全体へのアート展開となっています。東西南北、さまざまな目的を持った方々が訪れるヒカリエデッキの構造により、作品の時間軸や展開に順路を作ることが出来ないため、あえて語りと語りの間に余白を多く作り、どの方向から物語に出会ったとしても緩やかに作品へと誘因できる仕組みを心がけました。

ヒカリエデッキは渋谷ヒカリエの北側、東京メトロ銀座線線路の上部に位置する全長約190メートルの歩行者デッキで、「生活文化の情報発信・活動拠点」、「まちに開かれた憩いの場」となることを目指し、2021年7月15日にオープンしました。

本プロジェクトでは、今後も継続的にさまざまなアーティストによるアート展開を実施していきます。

渋谷駅直結のパブリックスペースで生まれたアートプロジェクト「ヒカリエデッキ 壁面アートプロジェクト」にご注目ください。

■尾花賢一氏からのメッセージ

これだけの広大なスペースを、長期間に渡って作品展示に割り当てていただけることは作家として冥利に尽きます。今後は休憩や散策のためにヒカリエデッキに訪れた方々の視界に何気なく飛び込み、読み込んでいただけるものになれば嬉しいです。願わくば頭の片隅に引っかかり、渋谷の街並みが少しだけ違った捉え方に繋がっていただけたらありがたい限りです。

「ヒカリエデッキ 壁面アートプロジェクト」第8弾 概要                                                     

・公開日程:2025年5月4日~2025年9月末まで(予定)

・公開場所:渋谷ヒカリエ ヒカリエデッキ4階

・公開作品:尾花賢一「ナウ渋谷」

<尾花賢一氏プロフィール>

1981年群馬県生まれ。秋田県を拠点に活動している。人々の営みや、伝承、土地の風景や歴史から生成したドローイングや彫刻を制作。 虚構と現実を往来しながら物語を体感していく作品を探求している。近年の主な展示に「多摩川ジオントグラフィー」(2024年、調布市)、「国際芸術祭あいち2022」(2022年、常滑市)、「瀬戸内国際芸術祭2022」(2022年、多度津町)、「VOCA2021」上野の森美術館(2021年、東京)、「奥能登国際芸術祭2020+」(2021年、珠洲市)、「表現の生態系」アーツ前橋(2019年、前橋)など。

作品制作の他にJINS前橋小島田店の店舗内装デザインなどのコミッションワークやワークショップを手がける。また受賞歴として上毛芸術文化賞(2022年)、VOCA賞(2021年)、Tokyo Midtown Award 優秀賞(2015年)、LUMIN meets ART AWARD 準グランプリ(2014年)など。

ヒカリエデッキ                                                                       

ヒカリエデッキは、渋谷ヒカリエの3階および4階に面し、宮益坂と並行して整備された歩行者デッキです。将来的には渋谷駅東西をつなぐ歩行者動線「スカイウェイ」の一部として2021年7月15日に先行してオープンしました。歩行者デッキとしての使用に限らず、キッチンカーの出店やイベントスペースとしての活用、大規模な壁面を使用したアート展開やムービングライトによる光と音の演出より賑わいを創出します。加えて、季節を感じられる植栽やベンチなどを整備し、まちに開かれた憩いの場としてもご利用いただいています。

【参考】ヒカリエデッキ 壁面アートプロジェクト実績 

・第1弾

作品:「樹海でレイヴ」

アーティスト:大野智史

掲出期間:2021年10月15日~2022年3月31日

・第2弾

作品:「野生を運び出せ」

アーティスト:淺井裕介

掲出期間:2022年4月1日~2022年10月31日

・第3弾

作品:「本日の浮遊」

アーティスト:原久路 & 林ナツミ

掲出期間:2022年12月5日~2023年3月31日

・第4弾

作品:「GATHERING-結」

アーティスト:MORT

掲出期間:2023年4月27日~2023年9月30日

・第5弾

作品:「トーキョーダイブ」

アーティスト:極並佑

掲出期間:2023年10月16日~2024年3月31日

・第6弾

作品:「乱流時代の油ダコ」

アーティスト:大岩オスカール

掲出期間:2024年4月19日~2024年9月30日

・第7弾

作品:「Había una vez… (Gato)

     / あるところに…(猫)」

アーティスト:岡田杏里

掲出期間:2024年10月18日~2025年4月30日

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会社概要

東急株式会社

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URL
http://www.tokyu.co.jp
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都渋谷区南平台町5番6号
電話番号
03-3477-0109
代表者名
堀江正博
上場
東証1部
資本金
1217億2400万円
設立
1922年09月