日本ビルメンロボット協議会が清掃ロボットの性能のJIS規格を策定
TIS、ワーキンググループメンバーとして策定に参加
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下TIS)は、ビルメンテナンスロボットの普及促進活動に取り組む日本ビルメンロボット協議会(Japan Building Maintenance Robot Consortium、以下JBMRC)が策定した清掃ロボットの性能規格に、策定メンバーとして参画したことをお知らせします。
今回、経済産業省にて制定された清掃ロボットの性能規格は、清掃ロボットの性能を標準化する規格(規格番号:JIS B 8463)です。JBMRCの業務用清掃ロボット社会実装課題検討ワーキンググループにて進めていた清掃ロボットの性能を標準化する活動において策定された規格で、日本で初めて制定された清掃ロボットの性能規格となります。
JBMRCはロボットメーカーを中心に加盟23社でビルメンテナンスロボットの普及促進活動に取り組んでいる協議会です。ビルメンテナンス業界の慢性的な人手不足を解消する解決策の一つとして注目されているビルメンテナンスロボット(清掃ロボット)に関する情報提供やロボット運用体制の構築、費用対効果の検証等を行い、ロボット導入企業の支援を行っています。
TISは運搬、清掃、案内、警備などの業務を担うサービスロボットの活用に向け、企画から導入・運用フェーズまでを支援する「DX on RoboticBase」を提供しています。特定のアーキテクチャや仕様・規格に依存しない中立的な立場からアドバイスやサポートを行っています。
またサービスロボットの普及促進に貢献すべくJBMRCに参画し、JIS B 8463策定にあたっては、原案作成委員会及び分科会の運営から原案の執筆、各委員コメントや議論結果の取りまとめ、性能試験に携わるなど主導的な役割を果たしました。
■清掃ロボットの性能規格策定の背景と目的
オフィスビルなど国内の清掃現場では、慢性的な人手不足、清掃員の高齢化、新型コロナウイルス感染拡大予防対策などにより、業務用清掃ロボットの活用機会が拡大しています。また、それに伴い、新たなロボットの開発、海外製ロボットの国内市場参入も活発化しています。
このようにロボットの機種が増えることで、使用者側の選択肢が広がる一方、ロボットの性能に関する基準が存在しないことから、使用者自らロボットの性能を独自に検証し、優劣を判断することが求められています。
しかし、このような状況は、機種の増加に伴い使用者の負担も更に増加し、返ってロボットの社会実装を妨げることが危惧されます。そのため、ロボットメーカー及びシステムインテグレーターなど供給者で組成される日本ビルメンロボット協議会を中心に、直接的な使用者であるビルメンテナンス、そのビルメンテナンスに清掃業務を委託するビルオーナーなど、清掃業務に関連する幅広い関係者にも委員会に参画いただき、ロボットに最低限求められる性能について、定量的な評価指標、その試験方法に関するJIS(日本産業規格)を新たに策定しました。
使用者側から求められる性能の規格が策定されることにより、新たな使用者はロボットに関する専門的な知識を持たずとも一定の性能を満たした機種を安心して選択することが可能となります。また、使用者が重視する性能や求められる基準が規格により明確化されることで、メーカーにおいて一層、使用者ニーズに合致したロボットの開発が促されることが期待されます。
※ 経済産業省(https://www.meti.go.jp/press/category_01.html)のニュースリリースにて、「日本産業規格(JIS)を制定・改正しました(2022年3月分)」として公開されています。
※ 日本産業標準調査会(JISC)のHP(https://www.jisc.go.jp/)から、「B 8463」でJIS検索すると閲覧できます。
※ JBMRCからも発表されています。(https://jbmrc.net/category/news/)
~ JBMRC ワーキンググループ メンバー企業 ~ (五十音順)
アマノ株式会社
オムロンソーシアルソリューションズ株式会社
TIS株式会社
日本信号株式会社
フィグラ株式会社
除塵型清掃ロボット
■日本ビルメンロボット協議会(Japan Building Maintenance Robot Consortium/JBMRC)
JBMRCはビルメンテナンスロボットメーカーが中心となって組織・活動していた「ビルメンテナンスロボット普及促進コンソーシアム」を発展解消して、2018年7月に新たな組織として発足しました。2021年5月末現在、ロボットメーカーを中心に加盟23社でビルメンテナンスロボットの普及促進活動に取り組んでいます。
詳細はホームページをご参照ください。https://jbmrc.net/
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本サービスに関するお問合わせ先
TIS株式会社 サービス統括本部 デジタル社会サービス企画部
TEL:03-5337-4289 E-mail:service-robotics@ml.tis.co.jp
JBMRCはロボットメーカーを中心に加盟23社でビルメンテナンスロボットの普及促進活動に取り組んでいる協議会です。ビルメンテナンス業界の慢性的な人手不足を解消する解決策の一つとして注目されているビルメンテナンスロボット(清掃ロボット)に関する情報提供やロボット運用体制の構築、費用対効果の検証等を行い、ロボット導入企業の支援を行っています。
TISは運搬、清掃、案内、警備などの業務を担うサービスロボットの活用に向け、企画から導入・運用フェーズまでを支援する「DX on RoboticBase」を提供しています。特定のアーキテクチャや仕様・規格に依存しない中立的な立場からアドバイスやサポートを行っています。
またサービスロボットの普及促進に貢献すべくJBMRCに参画し、JIS B 8463策定にあたっては、原案作成委員会及び分科会の運営から原案の執筆、各委員コメントや議論結果の取りまとめ、性能試験に携わるなど主導的な役割を果たしました。
■清掃ロボットの性能規格策定の背景と目的
オフィスビルなど国内の清掃現場では、慢性的な人手不足、清掃員の高齢化、新型コロナウイルス感染拡大予防対策などにより、業務用清掃ロボットの活用機会が拡大しています。また、それに伴い、新たなロボットの開発、海外製ロボットの国内市場参入も活発化しています。
このようにロボットの機種が増えることで、使用者側の選択肢が広がる一方、ロボットの性能に関する基準が存在しないことから、使用者自らロボットの性能を独自に検証し、優劣を判断することが求められています。
しかし、このような状況は、機種の増加に伴い使用者の負担も更に増加し、返ってロボットの社会実装を妨げることが危惧されます。そのため、ロボットメーカー及びシステムインテグレーターなど供給者で組成される日本ビルメンロボット協議会を中心に、直接的な使用者であるビルメンテナンス、そのビルメンテナンスに清掃業務を委託するビルオーナーなど、清掃業務に関連する幅広い関係者にも委員会に参画いただき、ロボットに最低限求められる性能について、定量的な評価指標、その試験方法に関するJIS(日本産業規格)を新たに策定しました。
使用者側から求められる性能の規格が策定されることにより、新たな使用者はロボットに関する専門的な知識を持たずとも一定の性能を満たした機種を安心して選択することが可能となります。また、使用者が重視する性能や求められる基準が規格により明確化されることで、メーカーにおいて一層、使用者ニーズに合致したロボットの開発が促されることが期待されます。
※ 経済産業省(https://www.meti.go.jp/press/category_01.html)のニュースリリースにて、「日本産業規格(JIS)を制定・改正しました(2022年3月分)」として公開されています。
※ 日本産業標準調査会(JISC)のHP(https://www.jisc.go.jp/)から、「B 8463」でJIS検索すると閲覧できます。
※ JBMRCからも発表されています。(https://jbmrc.net/category/news/)
~ JBMRC ワーキンググループ メンバー企業 ~ (五十音順)
アマノ株式会社
オムロンソーシアルソリューションズ株式会社
TIS株式会社
日本信号株式会社
フィグラ株式会社
除塵型清掃ロボット
■日本ビルメンロボット協議会(Japan Building Maintenance Robot Consortium/JBMRC)
JBMRCはビルメンテナンスロボットメーカーが中心となって組織・活動していた「ビルメンテナンスロボット普及促進コンソーシアム」を発展解消して、2018年7月に新たな組織として発足しました。2021年5月末現在、ロボットメーカーを中心に加盟23社でビルメンテナンスロボットの普及促進活動に取り組んでいます。
詳細はホームページをご参照ください。https://jbmrc.net/
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本サービスに関するお問合わせ先
TIS株式会社 サービス統括本部 デジタル社会サービス企画部
TEL:03-5337-4289 E-mail:service-robotics@ml.tis.co.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像