海の未来をアゲアゲに 大間小学校6年生の海洋環境学習と食育「大間小学校 海洋ごみ調査隊」を開催しました!
2022年9月15日(木) 【場所】大間崎・大間小学校
海と大間の未来づくり実行委員会は、海の町「大間」の子どもたちが、海洋ごみの現状を通して海の問題を知り、海を守るために自らアクションを起こそうという心を育むため、大間小学校と連携し、9月15日(木)に「大間小学校 海洋ごみ調査隊」を開催いたしました。昨年、全校生徒に海を学ぶ授業を行い、津軽海峡の白身魚を活用した「アゲ魚っ子」メニューを提供。味わった子どもたちの約8割から、大間の子として「海をきれいにしたい」と回答があり、子どもたちに芽生えた海の問題意識から、実際にアクションしてもらうために企画しました。さらに今年も、学校給食が無い大間町において、地元産のホッケを活用した「ホッケドッグ」を昼食に提供し、海の食育機会を与えることができました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- イベント概要
・日程:2022年9月15日(木) 10時45分~13時
・開催場所:大間崎、大間小学校
・参加人数:33名(大間小学校6年生)、教員3名
・講師:三津谷あゆみ
・協力団体:大間町教育委員会、宮野製パン(株)
- <海洋環境学習> 海洋ごみ拾いと分析 ~この海洋ごみが自然に帰るのは、何年後?~
- <海の食育>新メニュー「ホッケドッグ」の中身は、地元産の白身魚・ろうそくホッケ!
今回の活動で、自分たちが暮らす海や環境に悪影響を及ぼす海洋ごみがあることを知り、その海で獲れている魚のおいしさを知って、海を大切にしたい!という気持ちがますます強くなったようです!
- 参加した小学校6年生・先生の声
・(活動前は)ごみ拾いは楽しくないと思っていたけど、やってみたら楽しかった。これからも続けたい。
・自分たちよりもずっと長く自然界に残り続けるごみのせいで、生き物が死んでいく事が悲しい。
・プラスチックがけっこうな時間(自然界に)残るのは知ってたけど、ガラスが何万年も残るというのはおどろいた。
・海洋ごみは、町からも来ることが分かった。町のごみ拾いもしないと海がキレイにならないと思った。
・ホッケの開きが大好きなので、こんな食べ方もあるんだと感動した。
・去年のも美味しかったけど、今年のはさらに美味しかった。お店で売るなら家族にも教えたい。
・(先生)ただごみを拾うのではなく、そのごみが分解されるまでには何十年、何百年も時間がかかることを知り、ポイ捨てをしてはいけないことを感じました。講師の三津谷さん自身が毎日ごみを拾っている方なので、とても説得力があり、子ども達の心に届いたと思います。最後に目の前の海で漁獲された魚で作ったパンを食べ、海の有り難さも実感できたと思います。このような機会を与えていただきありがとうございました。
<団体概要>
団体名称:海と大間の未来づくり実行委員会
URL:https://omasaganacco.jp/
活動内容:多様な海の宝を守り、大間の子が海のことを知って育っていくために。地域で獲れる魚を楽しくおいしく食べるムーブメントを起こす活動
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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