【裁量労働制】しゅふ層の31.2%「働きやすい」/家庭制約あっても「仕事の成果必要」51.8%

家庭制約あっても「仕事の成果必要」51.8%/成果は制度やマネジメントで「変わる」77.5% ~しゅふJOB総研調査~

ビースタイルグループ

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は、『仕事の成果と裁量労働制』をテーマに仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:459件)

■調査結果概要

1.家事や育児など家庭の制約があっても仕事の成果を「求められるべき」51.8%

2.制約あっても成果を求められるべきか:主婦・主夫層と主婦・主夫層以外比較

3.制約ある時、成果の出しやすさは制度やマネジメントで変わると「思う」77.5%

4.制約と成果の制度やマネジメントの影響:主婦・主夫層と主婦・主夫層以外比較

5.制約があっても裁量労働制が利用できれば働きやすいと「思う」31.2%

6.フリーコメントより

1.家事や育児など家庭の制約があっても仕事の成果を「求められるべき」51.8%

2.制約あっても成果を求められるべきか:主婦・主夫層と主婦・主夫層以外比較

3.制約ある時、成果の出しやすさは制度やマネジメントで変わると「思う」77.5%

4.制約と成果の制度やマネジメントの影響:主婦・主夫層と主婦・主夫層以外比較

5.制約があっても裁量労働制が利用できれば働きやすいと「思う」31.2%

6.フリーコメントより

◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)

<家事や育児など家庭の制約があっても仕事の成果を求められるべきだと「大いに思う」または「少し思う」と回答した人>

・人それぞれ色々あると思うが、お給料をもらっている以上、仕事はしっかりこなすべき。家庭の制約で出来ないなら、職場や働き方を自ら変えるべきだと思う(50代:フリー/自営業)

・家事や育児は「制約」とは思わない。もし、家事や育児の「制約」があることで仕事の成果が上がらないと考えているとしたら、仕事を辞めた方がいい。仕事の成果が上がる、上がらないは、家事や育児が制約になっているからではないということに気がついてほしい(70代:今は働いていない)

・フルフレックス制でフルタイムでない働き方がもっと増えると働きやすいと思う(20代:フリー/自営業)

・一年前、家庭の制約により約30年勤めた仕事を辞めた。本当に労働を要するのであれば、裁量を設けても良かろうと思ったが、できないのなら所詮その程度の職場だと見限った(50代:今は働いていない)

・仕事は成果を出さなければ意味がないとおもうから、成果は必要だが、それぞれができる段階までで良いと思う(30代:今は働いていない)

・どんな事情があっても、働くからには誰もが平等に成果を出さなくてはならないと思う。子育て介護など家庭事情で大変な人はたくさんいる。休みや早退、遅刻も仕方ないけど、それ相応の対価とするべきだと思う。子育て支援、給付金など以前と比べて手厚くなってきているので、仕事の成果は平等にあってほしい(50代:派遣社員)

・学童のお迎えの時間と、登校班の時間が決まっている以上、働ける時間は伸ばせないので、結局家でサービス残業をして、成果を出している。不公平だと思うので、時間内に終わるタスクに量を減らして欲しい(40代:今は働いていない)

・家庭は家庭。職場は職場。それぞれ事情はあると思うけれど、成果や評価は同じ土俵で行われるものだと思っている(40代:契約社員)

・今の職場では家庭の事情などに理解があるので休みやすかったりします 職場の方の理解でやりやすくなると思いました(40代:パート/アルバイト)

・家庭の制約があるなら、そのできる範囲で成果を上げて、自分のことをカバーしてくれている人に感謝すべし(50代:フリー/自営業)

・今、実際に悩んでいます。仕事をするなら成果は出したい、求められることは達成したい。でも、子供達のことは私が役員をやったり行事に行くことが多い。そうなるとフルタイムで働けない。旦那に休みとってと言っても、給料下がってもいいの?と言われる。私が旦那と同額稼ぐのは無理なのはわかってます。でも悔しい…仕事辞めていいよと優しさで言ってくれても、この数年の頑張りを否定されたみたいで。結局は家庭内で調整しないと駄目なのかなと思います(40代:契約社員)

・長時間働いていても成果をあげてない人もたくさんいると思います。時間が短いという理由で給与に差が出てしまうのはやる気を失います。フレックスや時短の働き方で十分成果をあげることができると思います(50代:派遣社員)

・仕事の進め方には裁量があった方が良いが、全体的な時間が充分に取れない中で、どのように成果を出すのか、マネジメントを考慮する必要があると思う(30代:派遣社員)

・会社にもよるが、時短勤務の人とフルタイムの人と、業務量が変わらないことは多々あると思う。時短勤務の人はみんなと同じ仕事を早い時間で終わらせているだけで、時短の分業務の負担が少ないわけではない、といったケースを見ることが多かった。裁量労働であれば、そのあたりも平等に感じる部分ができそう(30代:フリー/自営業)

・正社員でも自由に労働時間を決められたら良いのにと思う。基本は6時間労働、もっと働きたい人は8時間まで働けば良いと思う。各々の時間で出した成果から、それに見合う給与を払えば良い(40代:パート/アルバイト)

<家事や育児など家庭の制約があっても仕事の成果を求められるべきだと「全く思わない」または「あまり思わない」と回答した人>

・家事と仕事に対して論じられるようになったが、やっとという感じ。遅すぎる(60代:パート/アルバイト)

・仕事の手は抜かずとも家庭第一(40代:派遣社員)

・どちらか一方に比重が片寄ると良くないので、その塩梅や加減を考えなければいけないが、実行する事が困難(30代:その他の働き方)

・営業など、成果の出しやすい職種は裁量労働制など取り入れやすいかと思うが、事務職などはどうなんだろうか(50代:派遣社員)

・子育ては大事 家庭を犠牲にしてまで 仕事をするのは良くない(50代:パート/アルバイト)

・家庭のことがある中で、専門職のブランク復帰はかなり難しかった。勉強、技術向上のための時間が取れないにも関わらず、成果を求められる為(40代:今は働いていない)

・時間に限りがあるので、両方を同じだけ力をいれるのは無理だと思う(50代:派遣社員)

・小さい子がいれば早い帰宅がしたい、成果を上げるには時間が足りない(40代:パート/アルバイト)

・仕事をこなしながら家事も子育ても完璧にやるのはなかなか体と心の負担は大きいと思う(30代:今は働いていない)

・家庭の制約はかなり大きいと思います。仕事をしたくて応募してきた人が採用段階になった際、主人にダメだと言われたから辞退する、というようなことが多々ありました。家庭の制約って本当に重いと思いました。仕事の成果を求めるならば、家庭環境の許容からスタートするのではないかと。まずは家庭環境が整わないと何も始められない人が多いように思います(60代:パート/アルバイト)

・無理せず、出来る範囲でやれるだけやります(50代:今は働いていない)

・家族の理解が得られれば十分可能だと思う(50代:パート/アルバイト)

・子供が居ながらの母親の就労、特に正社員は困難だと思う。でも老後の年金を考えると正社員になりたい。正社員は時間の縛りがある。この辺りを緩和できるよう、企業からの理解が欲しい(40代:今は働いていない)

・どうしてもきちんとやろうとすると家事も仕事も時間内で終えることが難しいことがあると思う。その時はどうしても中途半端に終えなければならない。仕事では対応できる人にどうしても負担をかけてしまってできない人は罪悪感を持ってしまう(30代:パート/アルバイト)

・結局は時間配分なのかとも思う 1日の時間をどこまで仕事に当てられるのか 短時間で成果を出すのは難しい仕事はとても多い 時間当たりで給料が変わる事も多い しかし会社側としても難しい部分もあると思う 健康的に仕事と家庭との配分を無理なくできるようになればと思う(60代:今は働いていない)

■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

 仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層に「家事や育児など家庭の制約があったとしても、仕事の成果を求められるべきだと思いますか」と尋ねたところ、「思う」と答えた人が過半数となりました。仕事をするからには家庭の制約があったとしても成果をしっかりと出すことを考えている主婦・主夫層が多いようです。主婦・主夫層以外の人たちと比較すると、主婦・主夫層の方が「思う」と答える比率が高くなりました。実際に家庭の制約を受けている主婦・主夫層の方が、当事者だからこそ成果を求められるべきと思う気持ちがより強いのかもしれません。

 また、「家庭の制約がある時、仕事の成果の出しやすさは職場の制度やマネジメント次第で変わると思いますか」との質問には「思う」と答えた人が8割近くとなりました。こちらも主婦・主夫層以外の人たちよりも高い比率となっています。フリーコメントを確認すると、仕事をするからには成果を上げるのは当然と見なす声が多く見られたものの、家庭の制約がない人と同じような成果を求められることについては厳しいと考える人や、制約内でできる限り成果を出そうとする意識を持ちつつも家庭との両立に悩ましさを抱え、職場や家庭に対して理解を訴える声なども聞かれました。政府が検討を進めている裁量労働制が導入されれば家庭の制約があっても働きやすいかどうかについての質問では「思う」が「思わない」を大きく上回ったものの、最も多かったのは「一概には言えない」という回答でした。裁量労働制の導入によって働き方の融通が利きやすくなる期待がある半面、上手く機能するかどうかはまだ未知数のようです。主婦・主夫層の多くは家庭の制約がありつつも仕事で成果を上げようとする意識を持っているだけに、職場側での制度設計やマネジメントスキル向上への取り組み次第で、より能力発揮しやすくなる可能性が高められると考えます。

しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 プロフィール

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人以上の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/日本労務学会員

◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員

     民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職

     促進検討会」(平成29~30年度)

     労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラ

     ム検討委員会」(平成29~31年度)

     日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会       

     議雇用WG勉強会(平成26年)など

◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、

        フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、

        ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数

◇執筆・その他 ITメディア連載『働き方の見取り図』/JBpress連載『ワークスタイルの行方』他、

        日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、プレジデントオン

        ライン、J-CASTニュースBizなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同   

        参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める

■調査概要

調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)

有効回答者数:459名(※)

調査実施日:2026年3月16日(月)~2026年3月31日(火)まで

調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者

※調査対象者のうち、家周りの仕事について「同居家族はいるが主に自分が担当」または「同居家族と自分で概ね平等に担当」のいずれかを選択した人のみを抽出して集計。

※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください(ビースタイルホールディングス 広報 pr@b-style.net)

<しゅふJOB総研について>

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」

そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/

※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>

『時代に合わせた価値を創造する』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ20万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、目指す未来 -VISION- 『かかわる全ての人がしあわせ』を実現してまいります。

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会社概要

URL
http://www.bstylegroup.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー 32F
電話番号
03-5363-4400
代表者名
三原 邦彦
上場
東証グロース
資本金
3億986万円
設立
2002年07月