文学賞受賞多数で今話題の作家・荻堂顕の最新小説『いちばんうつくしい王冠』10月29日発売。オリジナル縦型ショートドラマも制作決定！

株式会社ポプラ社

2025年10月29日 11時00分

株式会社ポプラ社は小説『いちばんうつくしい王冠』を2025年10月29日（水）に発売いたします。

作者は、『ループ・オブ・ザ・コード』で山本周五郎賞候補、『不夜島』で日本推理作家協会賞受賞、『飽くなき地景』で吉川英治文学新人賞受賞、および直木賞候補、山田風太郎賞候補に選ばれた今大注目の作家・荻堂顕さん。

本作は、ある日突然、見知らぬ体育館に8人の中学生が集められ、着ぐるみを着た謎の人物から“一本の劇“を完成させるよう命じられるところから物語は始まります。

なぜ彼らは集められて、劇をやらなければいけないのか――。

昨今は、ネットやSNSで検索してすぐに答えにたどり着こうとする風潮がありますが、「答えや正解を見つけようとするのではなく、この作品を読んで“なぜこういう結末になったのか”ということを自分自身で考えてみてほしい」という荻堂さんの思いが込められています。

読み終わったあと、誰もが他人事ではいられず、背けてきた自分自身を鋭く突きつけられるような感覚になるエンタメ大作です。

オリジナル縦型ショートドラマ制作決定！

『いちばんうつくしい王冠』発売を記念してオリジナル縦型ショートドラマの制作が決定！

制作は、縦型ショートドラマチャンネル「うんドラ」を運営している株式会社B4B。視聴者も物語の世界に引き込まれるかのような展開になる予定です。お楽しみに！

＜公開時期＞

2025年11月中旬予定

＜配信プラットフォーム＞

・縦型ショートドラマチャンネル「うんドラ」LINEミニアプリ
https://miniapp.line.me/undrama

・ポプラ社TikTok
https://www.tiktok.com/@poplar_pr

著者プロフィール

荻堂顕（おぎどう・あきら）

1994年東京都生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業後、様々な職種を経験する傍ら執筆活動を続ける。2020年、『私たちの擬傷』で第7回新潮ミステリー大賞を受賞。21年1月、新潮社から同作を改題した『擬傷の鳥はつかまらない』を刊行し、デビュー。22年、第二作の『ループ・オブ・ザ・コード』が第36回山本周五郎賞候補に。2024年、第三作の『不夜島』で第77回日本推理作家協会賞（長編および連作短編集部門）受賞。第四作の『飽くなき地景』で第172回直木賞候補、第16回山田風太郎賞候補および第46回吉川英治文学新人賞受賞。

書籍情報