【感性AI】特定非営利活動法人MCEI東京支部にて、ワークショップ「AI活用マーケティング実践プログラム」を実施しました。
京王グループの感性AI株式会社(本社:東京都調布市、代表取締役:秋山 正晴)は、マーケティングの実務家集団MCEI東京支部が主催し、「AI活用マーケティング実践プログラム」(以下、本ワークショップ)を実施いたしました。そして、12月10日(火)に、MCEI東京支部主催の研究会「AI活用マーケティング その導入の課題と対策」に当社代表取締役の秋山正晴が登壇し、本ワークショップの実施報告会として講演およびトークセッションを行いました。
MCEI東京支部は1969年に設立されたマーケティングの実務家組織で、マーケティングに携わる人々を広く支援するため様々な研究会を開催しています。MCEI東京支部が6月に発表した「MCEI提言2024」(※注)の実現のために、AIと人間の知恵を組み合わせることで、より深い消費者の共感を得ていくことが肝要となります。そのような背景から、MCEI東京支部への加盟企業から募り、ワークショップ「AI活用マーケティング実践プログラム」を開催し、6社9名が参加しました。ワークショップを通じ、参加者がAIソフトを実際に業務に活用することで、マーケティングにAIを導入するメリットやAIで効率化できる業務範囲を理解し、参加者自身が社内のAI導入を指揮するイノベーターとして活躍することを推進しました。本ワークショップ終了後に社内でAI導入プロジェクトを立ち上げた例もあり、本ワークショップでの成果が生まれています。
12月の研究会では、秋山がスピーカーとして登壇し、本ワークショップの開催概要の報告および本ワークショップの参加者によるトークセッションを実施しました。トークセッションでは、本ワークショップを通じた参加者のAIリテラシーの向上が共有されただけでなく、本ワークショップ後に社内のAI導入プロジェクトを立ち上げた参加者の経験談や苦労したエピソードが発表されました。研究会実施後のアンケートでは、生成AIが自社でまだ展開されていないと回答した企業のうち、今後展開・活用できそうだと回答した参加者は約60%にのぼり、本ワークショップを通じて、多くの企業がAI導入に向けた具体的なビジョンを描き、今後の発展に寄与することが期待される結果となりました。
当社では、「感性とAIの融合でHAPPINESSを実感できる社会に」をミッションとし、言葉と五感・感性との関係性に着目した応用範囲の広い技術・分析データ、ノウハウに、AI関連技術を融合させ、企業の課題・ニーズに合わせた最適な感性活用のソリューションを提供しています。今回の取り組みのように、社会全体のAIリテラシー向上に向けた施策を通じ、より円滑な社会イノベーションや協創機会の創出に貢献していきます。
詳細は次の通りです。
(※注)「MCEI提言」:MCEI東京支部が毎年行っている提言。2024年度は7つのカテゴリー(新価値創造・顧客機軸・理性と感性・共感コミュニケーション・協創・自己成長・イノベーター)を実現することで「感動」を生み出すと提言。
1.「AI活用マーケティング実践プログラム」について
(1)実施期間
2024年8月~9月 全3回
(2)参加者数・人数
6社9名
(3)詳細
参加者自身が実際に業務の中でAIを活用し、AIをマーケティングに導入するイメージを理解することで、参加者自身が社内のAI導入を指揮するイノベーターとして活躍することを推進するプログラムです。本ワークショップで、参加者は各自で利用可能な生成AIソフトや当社が提供する印象可視化AI「感性AIアナリティクス」を試験的に業務で活用することで、業務に本格導入するイメージを膨らませたほか、社内でAIを導入するまでのロードマップを参加者自身が具体的に描くことで、各社のAI導入の道筋を描きました。結果として、本ワークショップ終了後に社内でAI導入プロジェクトを立ち上げた参加者もおり、本ワークショップによるイノベーターの創出が成果として表れています。
2.「AI活用マーケティング その導入の課題と対策」について
(1)実施日時
12月10日(火)
(2)参加社数・人数
25社55名
(3)詳細
「AI活用マーケティング実践プログラム」の内容を基に、マーケティングにおいてAIを導入することで生まれる創造性や革新性がもたらす社会での協創の推進を目的として三部形式で実施されました。
第一部はプログラムの報告会、第二部は秋山がスピーカーとしてAIを業務で活用するための心構えやAIを業務に本格導入するために必要な要件等を講演、第三部はワークショップ参加者のトークセッションを行い、ワークショップ前後でのAIに対する認識・リテラシーの差や、自社内でのAI導入の推進事情、ハードルの高さなどが語られました。また、受講の成果として担当部署への生成AI導入が決定し、リーダーに任命された参加者からは、プロジェクトの進捗や苦労した経験談などが語られました。
3.「感性AIアナリティクス」について
(1)概 要
①感性AIアナリティクス
消費者データを学習したAIによって、ネーミングの語感、キャッチコピーの印象、パッケージデザインを瞬時に分析・可視化するSaaS型サービスです。生成AIと組み合わせて利用することで、より深い消費者の共感を得られるクリエイティブが可能となります。ネーミングやキャッチコピーなどのテキストデータやパッケージの画像データをアップロードすると、AIがそれらの印象を定量的に評価します。さらに、ネーミングやキャッチコピーから連想される語彙を提示するほか、ネーミングや画像のどの要素が評価に最も大きな影響を及ぼしているかを解析することも可能です。また、自由記述形式のアンケートや口コミなど膨大なテキスト情報を分析するテキストマイニング機能や、オンライン記事を収集してトレンドキーワードを表示するニュース分析機能も搭載されています。本ソリューションを利用することでトレンドの把握から消費者コメントの精緻な分析、クリエイティブに対する感性評価に至るまで、マーケティング業務を包括的に推進することが可能になります。
≪ポイント≫
●感性価値向上を推進する革新的クラウドサービス
消費者の消費行動に働きかけやすい「感性価値」を定量化することにより、新商品開発時や既存商品リニューアル時のブランディング・販促業務を支援します。これまでデザイナーやコピーライターの経験や勘に頼ってきた顧客の感性に響かせる訴求力向上を推進します。
●マーケティングにおけるDX推進
感性情報をAIにより定量化・可視化、分析することで、消費者の印象調査等の市場調査の回数を減らし、クリエイティブやキャッチコピーの選定までにかかるコストや期間を軽減・業務効率化推進に貢献します。
(2)料 金
※表示価格は税抜きです。
※1ライセンスごとの価格です。ライセンスとは、本サービスを利用するためのアカウントです。
(1人の利用につき1ライセンスが必要)
(3)使用方法
下記URLにアクセスし、アカウント登録ページに進んでください。アカウント登録後、マーケティングソリューションのサービスを利用できます。
URL:https://www.kansei-ai.com/marketingsolution
3. お客さまのお問い合わせ先
感性AI株式会社 TEL.042-444-6761 Mail:sales@kansei-ai.com
以 上
【参考1】MCEIについて
MCEI(エム・シー・イー・アイ:Marketing Communications Executives Internationalの頭文字)は、マーケティングを学ぶ国内及び海外の人々を支援する事業を行い、広く門戸を開放し、生涯学習教育に寄与し、人々の豊かな暮らしを実現することを目的とする組織です。スイスのジュネーブに国際本部があり、世界各地の支部がマーケティングを通じて交流しています。日本のMCEIは、1969年設立以来非営利で運営しています。この素晴しい組織を永続ならしめるため、2001年11月にNPO法人格を取得しました。日本では東京と大阪に支部があります。
特定非営利活動法人 MCEI東京支部 理事長・宮地雅典 東京都中央区日本橋本町3-10-3
ホームページ https://www.mceitokyo.org/
【参考2】感性AI株式会社の概要
1.商号 感性AI株式会社
2.本店所在地 東京都調布市小島町一丁目1番1号 UECアライアンスセンター309号室
3.主要業務
①ソフトウェアおよびシステムの企画・開発・保守・販売・ライセンス販売、
コンサルティング業務
②商品およびサービスの企画・開発・マーケティング・販売のコンサルティング業務
③ソフトウェアおよびシステム開発の受託
国立大学電気通信大学坂本研究室で長年培った、言葉と五感・感性との関係性に着目した応用範囲の広い特許技術・知財、心理・分析データ、ノウハウに、深層学習(ディープラーニング)、機械学習などのAI関連技術を融合させ、ものづくりの分野におけるさまざまな課題・ニーズに合わせた最適な感性活用のソリューションを提供しています。
人は、感性(=様々なモノ・コトを見る / 触る / 味わうなどして五感で知覚し感じる能力)で感じとったモノ・コトの印象(質感、味わい、など)を、言語の情報(例:「さらさら」「とろり」などの擬音語・擬態語=オノマトペ)で表現します。感性AI株式会社では、この人の感性に結びつく様々な言語をはじめ、文章や画像などあらゆる情報の感性情報を人工知能(AI)により定量化する「感性評価AI”Hapina”」をコア技術としています。
4.資本金 4,500万円
5.代表者 代表取締役 秋山 正晴
6.設立登記 2018年5月25日
7.事業に関するお問い合わせ先(相談・業務依頼)
感性AI株式会社 Mail:sales@kansei-ai.com
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