【Z会の通信教育】暗記を超えた知識学習を実現する中学生向け新機能「学び検索チエノワ」をリリース。

中学生の学びがより広がる「学び検索チエノワ」の機能や特長をご紹介します。

株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社である株式会社Z会(代表取締役社長:藤井孝昭、以下、Z会という)は、株式会社ワコム(代表取締役社長 兼CEO:井出信孝)との協業により、「Z会の通信教育」中学生向けコースにおいて、2024年4月23日(火)に新機能「学び検索チエノワ」を新たに公開しました。

■「学び検索チエノワ」とは

「学び検索チエノワ」は、Z会の通信教育に取り組んでいて気になる用語やわからない用語が出てきたときに使用する機能です。用語の解説を確認できることはもちろん、その用語に関連する事項の確認ができるZ会独自の学びが広がる検索ツールです。

例えば「裁判所」と検索すると、その用語を解説した教材を確認したり、その用語に関連した問題に取り組んだりすることができます。また、ナレッジグラフ(知識を体系的に連結し、グラフ構造で表した知識のネットワーク)で「裁判所」を学習する単元(※)と、それに関連した「三権分立」や「違憲審査権」といった用語を確認することもできます。学習者は「裁判所」と「三権分立」、「違憲審査権」がいずれも同じ単元で学習する用語であることを視覚的に把握したり、「三権分立」の意味がわからないときには関連した教材を読んで用語の理解を深めたり、「三権分立」を起点にナレッジグラフをさらに拡張したりと、興味に応じて学びをより広く・深く拡張することができます。

※単元とは:図1~図3の社会(黄色)や理科(緑)の丸の上に表示された名称

また、理科・社会では同じ用語を別々に学習したり、同じ言葉でも意味が異なる用語が登場することがあります。「学び検索チエノワ」では、教科を横断したナレッジグラフが表示されるため、教科を超えて学びがつながっていることを実感できるほか、教科による意味の違いを確認することができます。

「用語の意味を理解しながら学習を進められる」ことに加え、「知識と知識を有機的に結びつけながら理解できる」ことで、より深い学びを実現します。本機能は、単なる検索機能ではなく、中学生の学びをつなげていく・広げていくツールになってほしいとの意図から「学び検索チエノワ」という名称としました。




図1 「学び検索チエノワ」画面:検索キーワード(用語例:裁判所)に関連した教材(画像下部)を確認できるほか、関連する用語がナレッジグラフ(画像中央)として表示される。


図2 単元をまたいで、様々なキーワードのつながりを確認しながら学習ができる(用語例:三権分立)。


図3 理科・社会の知識のつながりを確認できる(用語例:季節風)。



■開発の背景
Z会では、知識学習を単なる暗記にとどめず、背景知識も含めて理解することや、わからないことや興味を持ったことを調べる姿勢を重視しています。しかし、会員の学習ログの分析などから、問題を間違えてしまった際に解答解説をあまり読まない方もいることがわかりました。答えをさっと見て終わりにするのではなく、どうしたら中学生が興味を持ちながら学習を深めていけるのかを考える中で生まれたのが「学び検索チエノワ」です。

■中学生の使いやすさを実現
「学び検索チエノワ」は現在「Z会の通信教育」中学生向けコースの理科・社会に対応しています。理科・社会では膨大な量のキーワードが登場するため、高校入試の観点で重要度の低いものまでナレッジグラフに含めた場合、中学生にとって情報過多になってしまう可能性がありました。そのためZ会ではテキストマイニングなどのツールも活用しながら、1つ1つのキーワードの重要性を社内で検討し、中学生が確実に押さえておきたいキーワードのみを選出。約1年間のキーワードの選出作業を経て、公立高校入試や定期テスト対策で確実に中学生の力になるツールになりました。

■ユーザー調査でも評価の声
Z会では「学び検索チエノワ」のリリース前に、実際に中学生に機能を試し評価をしてもらうユーザビリティ調査を実施しました。

調査では「ほかの単元との繋がりに自分では気が付かないときも、ナレッジグラフがあれば単元間の繋がりを視覚的に捉えられる」や「ナレッジグラフを広げた状態で流し見をして、知らない用語や忘れている用語を要点で調べられるのは勉強になる」といった評価があったほか、「インターネットだと余計な情報が多いので、教材のみが見えるほうがいい」といった評価もありました。「学び検索チエノワ」はZ会の学習に用いる「Z会学習アプリ」上で使用できるため、学習中にスマホなどほかのインターネットツールを使用する必要はありません。また、中学生の学習内容にあわせたレベル・表現でキーワードを解説しているので、情報の取捨選択が苦手な中学生でも、過不足や誤りのない知識が習得できることも特長です。
Z会は本機能のリリースを通して、中学生の知識学習を単なる暗記にとどめず、知識を広げる経験を通して、探究する楽しさを感じてほしいと考えています。

■サービス概要
1.提供対象:Z会の通信教育 「中学生タブレットコース」本科理科・社会を受講する中学1年生〜中学3年生
2.提供開始時期:2024年4月23日
3.受講料金:「中学生タブレットコース」本科理科・社会のいずれかの受講者の方は、追加料金なしの標準サービスとしてご利用いただけます。

■Z会中学生タブレットコースについてさらに詳しく
https://www.zkai.co.jp/jr/

<本件に関するお客様からのお問い合わせ>
株式会社Z会 中学生向けコースお客様センター
通話料無料 0120-76-1039
※携帯電話からもご利用いただけます。
※受付時間…月曜日〜土曜日 午前10:00~午後8:00(年末年始を除く、祝日も受付)

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
学習塾・予備校・通信教育
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.zkai-gr.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
静岡県三島市文教町一丁目9番11号
電話番号
055-976-9711
代表者名
藤井孝昭
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1960年04月