≪日本企業として3社目の加盟、地球環境の改善を積極的に≫「ファッション協定(THE FASHION PACT)」に加盟
ファッション産業が環境負荷低減に取り組む国際的な枠組み
プレスリリースのポイント
ファッション・テキスタイル産業の環境負荷低減に取り組む国際的な枠組み「ファッション協定」に2024年2月に加盟し、地球環境の改善に向けた活動を積極的に行う
日本企業として3社目の加盟。日本国内でも共通目標をもって取り組む企業が増えていくことに期待する
当社が掲げる地球環境の改善に向けた環境重要課題と同時に、「ファッション協定」で掲げる共通目標を目指す
株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡辺貴生)は、ファッション・テキスタイル産業の環境負荷低減に取り組む国際的な枠組みである「ファッション協定(THE FASHION PACT)」に2024年2月に加盟しました。日本企業としては3社目の加盟となります。
「ファッション協定」は、2019年8月にフランス・ビアリッツで開催されたG7サミットにおいて、欧州を中心とするファッションおよびテキスタイル業界の32社が、気候変動、生物多様性、および海洋保護の3分野で、具体的な共通目標を掲げて発足した団体で、2019年4月にエマニュエル・マクロン仏大統領が、フランソワ・アンリ・ピノー=ケリング会長兼最高経営責任者に依頼をしたことがきっかけで創設にいたりました。ラグジュアリー、小売り、アパレル、スポーツ、ライフスタイル関連の企業が対象で、ケリング(KERING)、シャネル(CHANEL)、バーバリー(Burberry)、ナイキ(NIKE)、アディダス(ADIDAS)をはじめ現在は60社以上が加盟しています。
【ファッション協定の具体的な目標】
気候変動:
2025年までに原材料の25%を気候変動への影響がより少ないものに転換し、2030年までに再生可能エネルギーに100%転換する
生物多様性:
生物多様性の戦略を立案し、調査と自然の回復を進める
2025年までに森林破壊をなくし持続可能な森林管理を支える
海洋保護:
有害なプラスティック包装材を廃止するとともに、プラスティック包装材の50%以上をリサイクル素材に変更する(B2Cで2025年まで、B2Bで2030年まで)
当社は、長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」の中で、地球環境の改善に向けた環境重要課題として「グリーンデザインの推進」「脱炭素社会の実現」「循環型社会の実現」を掲げ、中期・長期の目標設定と環境改善に向けた具体策を進めています。
【当社の環境改善に向けた目標設定】
グリーンデザインの推進:
環境負荷低減素材の使用製品比率を2030年までに90%以上、2050年までに100%に引き上げ、グリーンデザインを推進
脱炭素社会の実現:
2030年までに全事業所・直営店のカーボンニュートラルを実現、2050年までにサプライチェーンのカーボンニュートラルを実現し、脱炭素社会の実現を目指す
循環型社会の実現:
2030年までに製品・材料の廃棄ゼロ、2050年までにサプライチェーンを含む廃棄ゼロを目標とし、循環型社会の実現を目指す
「スポーツを通じて豊かで健やかな暮らしを実現する」という企業理念のもと、気候変動問題を解決し地球環境の改善に向けた取り組みを実施しています。
【当社の環境配慮に関する取り組みの詳細】https://corp.goldwin.co.jp/sustainability/environment
株式会社ゴールドウイン 代表取締役社長 渡辺貴生のコメント
当社は30年ほど前から、環境問題に対しする意識をもった製品づくりを進めてまりました。しかしながらファッション産業がもたらす環境への負のインパクトは依然として大きく、これらによる環境破壊に歯止めをかけてネイチャーポジティブへ向けた変化を創造することが求められています。
産業全体の体系的な変革を目指す国際的な枠組みである「ファッション協定」の掲げるビジョンに賛同し、この度当社もそのメンバーとして参加させていただくことを決めました。
「ファッション協定」の目標を共有し、議論や活動に積極的に参画し、他のメンバーと連携して具体的なアクションによる課題解決を進め、ネイチャーポジティブなネットゼロ未来の構築に貢献してまいります。
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