20~50代男女1,100人に聞いた 「UNO 男の肌とビジネス印象調査」 春の新入社員必見!! 「肌マネジメント」も抜かりなく。 “肌” がビジネスシーンにおける印象を左右することが判明!!
グルーミングを通して若者を大人へと導くメンズブランド「uno」を展開する資生堂は、2018年3月上旬より、肌を大人の勝負服に変える、肌あれ・ニキビ予防に対応したオールインワンの決定版「UVパーフェクションジェル(医薬部外品)」発売いたしました。
同商品の発売にあたり、メンズスキンケアをテーマに、20代~50代の男女1,100人に調査を実施し、20代男性のビジネスシーンにおいて、肌が印象を左右させる実態や重視度を分析しました。主な結果は以下の通りです。
《女性はビジネスマンの「肌」を男性以上にチェック !》
⇒ビジネスシーンで男性の「肌」をチェックする女性は、男性の1.4倍!
《「肌あれ」がビジネスシーンで好印象を最も左右する》
⇒ビジネスシーンでの印象について、20代男性ビジネスマンの肌のコンディション(肌あれ要素/肌色要素/シワ要素/色味要素/質感要素/明るさ要素/シミ要素)の何がどの程度重視されるのかを数値化したところ、男女とも「肌あれ」の有無を最も重視していることが判明。
⇒好感度への影響が最も大きいのも、肌あれ。
《ビジネスシーンで最も好印象な肌は、シミや肌あれのないツヤ肌》
⇒「信頼感があると思う肌」「リーダーシップがあると思う肌」「仕事がデキそうと思う肌」「グローバルで活躍しそうと思う肌」、すべてに共通するのは、男女ともシミや肌あれのないツヤ肌。
“最も好印象な20代ビジネスマンの肌”はこれ!
●信頼感があると思う肌:1位(全性年代)
●リーダーシップがあると思う肌:1位(全性年代)
●仕事がデキそうと思う肌:1位(全性年代)
●グローバルに活躍しそうと思う肌:1位(全性年代)
●一緒に働きたいと思う肌:1位(全性年代)
明治学院大学 心理学部教授 田中知恵博士(社会学)
女性は、自身の肌に自己知識を持つため、男性の肌も気になる可能性。
《ビジネスマンと肌》
◆ビジネスシーンで会った男性のどこをチェックするか?男女で最も差があるのが「肌」
調査では、まずビジネスマンの印象における、「肌」の占める要素について調査しました。ビジネスシーンで会った男性についてチェックするのは、全体平均では「服装」(75.6%)、「髪型」(74.1%)、「体型」(59.4%)、「スタイル」(59.2%)、「肌」(48.5%)の順となりました。
しかし、男女別に見るとチェック度合いに最も違いが見られたのが「肌」です。男性が41.8%であるのに対し、女性は58.3%と半数以上の女性がチェック、その差は歴然です。【図1】
《ビジネス上での良い印象×肌》
◆20代ビジネスマンがビジネスシーンで良いイメージを獲得するために重要なのは、肌あれの有無
その結果、(1)~(5)全ての印象を左右する一番重要な要素が「肌あれの有無」であることが分かりました。また、全ての性・年代において同様の傾向であることが分かりました。【図2】
◆ 肌あれの中では、特にニキビ肌が好感度に大きく影響する
※効用値
肌のコンディションの要素ごとに「0」を基準として、「より好まれる」ものを+(プラス)と表示
《判明、20代ビジネスマンの好印象肌!》
◆ビジネスシーンで最も好印象な肌の要素は、シミや肌あれのないツヤ肌。
なお、コンジョイント分析により、非常に興味深い結果が得られています。今回調査した(1)信頼感があると思う肌、(2)リーダーシップがあると思う肌、(3)仕事がデキそうと思う肌、(4)グローバルに活躍しそうと思う肌、(5)一緒に働きたいと思う肌について、これらのビジネスシーンにおける好印象を持つ肌として選ばれた、肌のコンディションの要素をまとめると、下図のシミや肌あれのない肌となりました。これも全ての性年代で同様の傾向です【図4】。
《専門家による知見》
明治学院大学心理学部教授 田中知恵博士 (社会学)
女性は、自身の肌に自己知識を持つため、男性の肌も気になる可能性が。
ビジネスシーンにおいて、女性が男性の「肌」状態に注意を向けているという結果は興味深いです。
社会心理学の研究は、構造化された自己知識(自己スキーマ)の働きを明らかにしています。自己スキーマは接近可能性が高いため、自己に関わる判断ばかりではなく、他者に対する判断においても用いられます(Fong & Markus, 1982)。また、他者の記憶は、認知者の自己知識の次元において優れています(Higgins, Gillian, & Gregory, 1992)。たとえば、“自分は明るい”という自己知識(自己スキーマ)を持つ人は、他者を判断する際にも相手が“明るい人であるかどうか”判断しやすく、また相手の“明るさ”に関する情報をよく記憶しやすいのです。
上記の研究知見から見ると、女性は自身にとって関与の高い「肌」状態という次元に基づいて、他者(男性)を判断している可能性があるといえます。さらには、「髪型」「体型」「スタイル」「服装」に関しては、ビジネスシーンにおいて女性と男性との直接比較は一般的に難しいのに対して「肌」は相対的に比較がしやすいため、女性が特にその特徴に注目した可能性も考えられそうです。
明治学院大学教授 田中知恵 博士(社会学)
株式会社資生堂 アドバンストリサーチセンター
心理行動研究グループ 池田華子
株式会社資生堂 化粧情報開発センター
パーソナルケアブランド情報開発グループ 小泉高陽
肌あれ要素がビジネスシーンでの印象を左右する訳
人は相手の顔を見ることで、驚くほどたくさんのことを、瞬時に理解します。見る対象の中でも、脳科学的に見ても、顔の脳の中での情報処理過程は、コップやイスといった、普通のモノとは違う、特別な機構で処理されていることが分かっています。人は相手の顔を見ると、ある程度の年齢も推定することができるものと考えると、「ニキビ」は中高生のような「若い」印象を与えてしまうことで、ビジネスシーンでの印象を左右するのかもしれません。
男性の肌は肌あれしやすい
男性は女性と比べて皮脂量が多いほか、一部の研究では男性の皮膚は女性に比べて紫外線感受性が高いという報告もあるなど、肌あれがおきやすいといえます。
また、男性特有の生活習慣であるひげそりは、肌表面にある角層も少なからず一緒に削り、肌は頻繁に傷ついた状態となります。
このような“皮脂の酸化”、“紫外線”、“かみそり負け”からの肌あれをケアするには、メラニン生成を抑えたり、かみそり負け防止効果のあるスキンケアグッズ(アフターシェーブローションやオールインワンなど)の活用が有効です。
<参考情報>調査概要
《調査目的》
20代男性のビジネスでの印象(信頼感があると思う、リーダーシップがあると思う、仕事がデキそうと思う、グローバルに活躍しそうと思う、一緒に働きたいと思う)に対して、肌のコンディションの要素(肌あれ要素/肌色要素/シワ要素/色味要素/質感要素/明るさ要素/シミ要素)が及ぼす効用と重視度を分析する。
《対象者条件および割付》
洗顔料を週に4日以上使用している男女(全国)、合計1100名
《調査手法》
インターネット調査
《調査実施時期》
2018年2月6日(火)~2月14日(水)
《印象要素》
・信頼感があると思う肌/リーダーシップがあると思う肌/仕事がデキそうと思う肌/グローバルに活躍しそうと思う肌/一緒に働きたいと思う肌
《肌属性(肌のコンディションの要素)》
・肌あれ要素/肌色要素/シワ要素/色味要素/質感要素/明るさ要素/シミ要素
《調査仕様》
・印象要素ごとに、肌のコンディションの要素を属性・水準としたコンジョイント分析※を実施。
※コンジョイント分析
複数の要素について回答者はどの点に重きを置いているのか、また最も好まれるような要素の組み合わせは何かを統計的に図ることが可能な分析法
・WEB画面上には、それぞれの属性・水準を組み合わせた画像を表示し、テキストは表示しない。
・印象要素ごとに18画像(次頁ご参照)を呈示して順位付けを行う。
・手法としては【実験計画法の直交表L18】を、各印象要素ごとに行い、それぞれについて分析を実施。
《提示画像》
標準肌を加工した以下の18パターンのCGを提示して、分析を行った。
同商品の発売にあたり、メンズスキンケアをテーマに、20代~50代の男女1,100人に調査を実施し、20代男性のビジネスシーンにおいて、肌が印象を左右させる実態や重視度を分析しました。主な結果は以下の通りです。
《女性はビジネスマンの「肌」を男性以上にチェック !》
⇒ビジネスシーンで男性の「肌」をチェックする女性は、男性の1.4倍!
《「肌あれ」がビジネスシーンで好印象を最も左右する》
⇒ビジネスシーンでの印象について、20代男性ビジネスマンの肌のコンディション(肌あれ要素/肌色要素/シワ要素/色味要素/質感要素/明るさ要素/シミ要素)の何がどの程度重視されるのかを数値化したところ、男女とも「肌あれ」の有無を最も重視していることが判明。
⇒好感度への影響が最も大きいのも、肌あれ。
《ビジネスシーンで最も好印象な肌は、シミや肌あれのないツヤ肌》
⇒「信頼感があると思う肌」「リーダーシップがあると思う肌」「仕事がデキそうと思う肌」「グローバルで活躍しそうと思う肌」、すべてに共通するのは、男女ともシミや肌あれのないツヤ肌。
“最も好印象な20代ビジネスマンの肌”はこれ!
●信頼感があると思う肌:1位(全性年代)
●リーダーシップがあると思う肌:1位(全性年代)
●仕事がデキそうと思う肌:1位(全性年代)
●グローバルに活躍しそうと思う肌:1位(全性年代)
●一緒に働きたいと思う肌:1位(全性年代)
明治学院大学 心理学部教授 田中知恵博士(社会学)
女性は、自身の肌に自己知識を持つため、男性の肌も気になる可能性。
《ビジネスマンと肌》
◆ビジネスシーンで会った男性のどこをチェックするか?男女で最も差があるのが「肌」
調査では、まずビジネスマンの印象における、「肌」の占める要素について調査しました。ビジネスシーンで会った男性についてチェックするのは、全体平均では「服装」(75.6%)、「髪型」(74.1%)、「体型」(59.4%)、「スタイル」(59.2%)、「肌」(48.5%)の順となりました。
しかし、男女別に見るとチェック度合いに最も違いが見られたのが「肌」です。男性が41.8%であるのに対し、女性は58.3%と半数以上の女性がチェック、その差は歴然です。【図1】
《ビジネス上での良い印象×肌》
◆20代ビジネスマンがビジネスシーンで良いイメージを獲得するために重要なのは、肌あれの有無
次に、20代男性ビジネスマンの平均的な顔画像を合成し、肌のコンディション(肌あれ要素/肌色要素/シワ要素/色味要素/質感要素/明るさ要素/シミ要素)により違いを持たせた18種の画像を用意し、(1)信頼感があると思う肌、(2)リーダーシップがあると思う肌、(3)仕事がデキそうと思う肌、(4)グローバルで活躍しそうと思う肌、(5)一緒に働きたいと思う肌、それぞれについて感じた度合いを点数で回答してもらい、コンジョイント分析(P7参照)の手法によって分析しました。
その結果、(1)~(5)全ての印象を左右する一番重要な要素が「肌あれの有無」であることが分かりました。また、全ての性・年代において同様の傾向であることが分かりました。【図2】
◆ 肌あれの中では、特にニキビ肌が好感度に大きく影響する
さらに、「信頼感があると思う」「仕事がデキそうと思う」などのビジネスシーンでの印象に、肌のコンディションの要素のそれぞれ効いている度合い(効用値)を調べたところ、最も印象を変動させるのは肌あれ要素の有無であることがここでも分かりました。全性年代で同様の傾向です【図3】
※効用値
肌のコンディションの要素ごとに「0」を基準として、「より好まれる」ものを+(プラス)と表示
《判明、20代ビジネスマンの好印象肌!》
◆ビジネスシーンで最も好印象な肌の要素は、シミや肌あれのないツヤ肌。
なお、コンジョイント分析により、非常に興味深い結果が得られています。今回調査した(1)信頼感があると思う肌、(2)リーダーシップがあると思う肌、(3)仕事がデキそうと思う肌、(4)グローバルに活躍しそうと思う肌、(5)一緒に働きたいと思う肌について、これらのビジネスシーンにおける好印象を持つ肌として選ばれた、肌のコンディションの要素をまとめると、下図のシミや肌あれのない肌となりました。これも全ての性年代で同様の傾向です【図4】。
《専門家による知見》
明治学院大学心理学部教授 田中知恵博士 (社会学)
女性は、自身の肌に自己知識を持つため、男性の肌も気になる可能性が。
ビジネスシーンにおいて、女性が男性の「肌」状態に注意を向けているという結果は興味深いです。
社会心理学の研究は、構造化された自己知識(自己スキーマ)の働きを明らかにしています。自己スキーマは接近可能性が高いため、自己に関わる判断ばかりではなく、他者に対する判断においても用いられます(Fong & Markus, 1982)。また、他者の記憶は、認知者の自己知識の次元において優れています(Higgins, Gillian, & Gregory, 1992)。たとえば、“自分は明るい”という自己知識(自己スキーマ)を持つ人は、他者を判断する際にも相手が“明るい人であるかどうか”判断しやすく、また相手の“明るさ”に関する情報をよく記憶しやすいのです。
上記の研究知見から見ると、女性は自身にとって関与の高い「肌」状態という次元に基づいて、他者(男性)を判断している可能性があるといえます。さらには、「髪型」「体型」「スタイル」「服装」に関しては、ビジネスシーンにおいて女性と男性との直接比較は一般的に難しいのに対して「肌」は相対的に比較がしやすいため、女性が特にその特徴に注目した可能性も考えられそうです。
明治学院大学教授 田中知恵 博士(社会学)
株式会社資生堂 アドバンストリサーチセンター
心理行動研究グループ 池田華子
株式会社資生堂 化粧情報開発センター
パーソナルケアブランド情報開発グループ 小泉高陽
肌あれ要素がビジネスシーンでの印象を左右する訳
人は相手の顔を見ることで、驚くほどたくさんのことを、瞬時に理解します。見る対象の中でも、脳科学的に見ても、顔の脳の中での情報処理過程は、コップやイスといった、普通のモノとは違う、特別な機構で処理されていることが分かっています。人は相手の顔を見ると、ある程度の年齢も推定することができるものと考えると、「ニキビ」は中高生のような「若い」印象を与えてしまうことで、ビジネスシーンでの印象を左右するのかもしれません。
男性の肌は肌あれしやすい
男性は女性と比べて皮脂量が多いほか、一部の研究では男性の皮膚は女性に比べて紫外線感受性が高いという報告もあるなど、肌あれがおきやすいといえます。
また、男性特有の生活習慣であるひげそりは、肌表面にある角層も少なからず一緒に削り、肌は頻繁に傷ついた状態となります。
このような“皮脂の酸化”、“紫外線”、“かみそり負け”からの肌あれをケアするには、メラニン生成を抑えたり、かみそり負け防止効果のあるスキンケアグッズ(アフターシェーブローションやオールインワンなど)の活用が有効です。
<参考情報>調査概要
《調査目的》
20代男性のビジネスでの印象(信頼感があると思う、リーダーシップがあると思う、仕事がデキそうと思う、グローバルに活躍しそうと思う、一緒に働きたいと思う)に対して、肌のコンディションの要素(肌あれ要素/肌色要素/シワ要素/色味要素/質感要素/明るさ要素/シミ要素)が及ぼす効用と重視度を分析する。
《対象者条件および割付》
洗顔料を週に4日以上使用している男女(全国)、合計1100名
《調査手法》
インターネット調査
《調査実施時期》
2018年2月6日(火)~2月14日(水)
《印象要素》
・信頼感があると思う肌/リーダーシップがあると思う肌/仕事がデキそうと思う肌/グローバルに活躍しそうと思う肌/一緒に働きたいと思う肌
《肌属性(肌のコンディションの要素)》
・肌あれ要素/肌色要素/シワ要素/色味要素/質感要素/明るさ要素/シミ要素
《調査仕様》
・印象要素ごとに、肌のコンディションの要素を属性・水準としたコンジョイント分析※を実施。
※コンジョイント分析
複数の要素について回答者はどの点に重きを置いているのか、また最も好まれるような要素の組み合わせは何かを統計的に図ることが可能な分析法
・WEB画面上には、それぞれの属性・水準を組み合わせた画像を表示し、テキストは表示しない。
・印象要素ごとに18画像(次頁ご参照)を呈示して順位付けを行う。
・手法としては【実験計画法の直交表L18】を、各印象要素ごとに行い、それぞれについて分析を実施。
《提示画像》
標準肌を加工した以下の18パターンのCGを提示して、分析を行った。
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