【子供のキャリア観と親の働く姿に関する調査】職場や自宅で親の「働く姿」を見た子供、将来働くことに前向きな傾向

~コロナ禍の外出自粛や在宅勤務により親子のコミュニケーションが増加~

 総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、小学5・6年生の子供をもつ男女1,000名を対象に調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
本調査は親の働く姿が子供のキャリア観にどのように影響しているのかを明らかにすることが目的です。
  •  調査結果
【子供への調査】
父親の働く姿を見たことがある子供は41.5%、有職者の父親「在宅勤務あり」の場合は56.7%
母親の働く姿を見たことがある子供は49.6%、有職者の母親「在宅勤務あり」の場合は70.2%


将来働くことが楽しみな子供は69.7%
親の働く姿を見たことがある子供は、見たことのない子供より「楽しみ」の回答が12ポイント高い

将来なりたい職業がある子供は35.2%
親の働く姿を見たことがある子供は、見たことのない子供より「ある」の回答が12.8ポイント高い

【親への調査】
新型コロナウイルス感染症拡大前後での変化(有職者)
子供と話す時間が「増えた」30.6%、仕事からのストレスが「増えた」28.5%
子供と話す時間や子供と一緒に食事をする回数は、「在宅勤務あり」の家庭でより増加傾向

 
  • 調査概要
調査対象:小学校5年生または6年生の子供を持つ男女で、子供と一緒にアンケート回答が可能な者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年4月23日~25日
有効回答:1000名
 
  • 調査・分析担当者のコメント
アイデム 東日本事業本部 データリサーチチーム 主任 小杉 雅和

 今回の調査では、緊急事態宣言の発出などで親子ともに自宅にいる時間が増えたためか、親子の会話時間、家族揃っての食事回数、親の働く姿を見る機会などが、2018年調査(全文レポート参照)と比べて増えていました。なかでも、親の働く姿を「見たことがある」子供は、将来なりたい職業が「ある」、将来働くことが「楽しみ」と期待を持っている割合が高くなっています。
 また、自身の仕事が充実していると感じている親の子供ほど、働く親が「楽しそう」に見えたり、「すごい」と感じたり、親への憧れを抱く割合が高くなっていました。さらに、親が「楽しそう」に働いていると、子供自身も将来働くことが「楽しみ」と感じている割合が高くなります。子供が将来働くことをポジティブに捉えるようになるには、親が自身の仕事に充実感を得て、仕事のやりがいや楽しさを子供に伝える機会を持つことが大切なようです。

※   本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、
下記広報担当へお問い合わせいただくか、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/

 <本件に関するお問い合わせ先> 
株式会社アイデム 広報担当/望月・栗木 電話:03-5269-8780
 
  • 調査結果の詳細(一部抜粋)
回答者が「全体」の項目について、就労状況が「無職」の場合は、家事・育児など「生活の中で担当しているもの」を行っていることを「働く」または「仕事」としている 


【子供への調査】
父親の働く姿を見たことがある子供は41.5%、有職者の父親「在宅勤務あり」の場合は56.7%


 小学校5-6年生の子供に父親の働く姿を見たことがあるかを聞くと、「主に外や職場等で見たことがある」が19.2%、「主に自宅で見たことがある」が22.3%と、「見たことがある(「主に外や職場等で見たことがある」+「主に自宅で見たことがある」の計/以下同)」子供は41.5%だった。父親の仕事を「知っている」子供は9割近くに上ったが、その働く姿を実際に「見たことがある」子供は多くはないようだ。
 父親の在宅勤務状況別にみると、「在宅勤務あり」の父親の子供では「主に外や職場等で見たことがある」が15.2%、「主に自宅で見たことがある」が41.5%、合わせて56.7%が「見たことがある」と回答した。一方、「在宅勤務なし」の父親の子供の場合、「見たことがある」は28.1%に留まった。コロナ禍の影響で、在宅勤務をする父親が増えたため、父親の仕事を「主に自宅で見たことがある」との回答が、全体を押し上げたようだ。













母親の働く姿を見たことがある子供は49.6%、有職者の母親「在宅勤務あり」の場合は70.2%

 小学校5-6年生の子供に母親の働く姿を見たことがあるかを聞くと、「主に外や職場等で見たことがある」が20.5%、「主に自宅で見たことがある」が29.1%と、「見たことがある」子供は49.6%だった。
 母親の在宅勤務状況別にみると、「在宅勤務あり」の母親の子供では「主に外や職場等で見たことがある」が27.2%、「主に自宅で見たことがある」が43.0%、合わせて70.2%が「見たことがある」と回答した。一方、「在宅勤務なし」の母親の子供の場合、「見たことがある」は36.2%だった。在宅勤務の有無によって、34.0ポイントの開きが出ていた。

 

 



 







将来働くことが楽しみな子供は69.7%
親の働く姿を見たことがある子供は、見たことのない子供より「楽しみ」の回答が12ポイント高い


 小学校5-6年生の子供に、将来働くことを楽しみに感じているかを聞いた。結果は、「楽しみ・計(「どちらかと言えば楽しみ」も含む、以下同)」が69.7%となった。 「大人調査:家族揃っての食事回数」との関係をみると、食事回数が多くなるほど「楽しみ・計」が概ね高くなる傾向にある。「子供調査:父親の働く姿を見たことがあるか」 「子供調査:母親の働く姿を見たことがあるか」との関係をみた。父親の働く姿を「見たことがある」子供は「楽しみ・計」が73.8%、母親の働く姿を「見たことがある」子供は「楽しみ・計」が75.5%となり、それぞれ親の働く姿を「見たことがない」子供よりも高くなっていた。合わせると、父親・母親少なくともどちらか一方の働く姿を見たことがある子供は「楽しみ・計」が74.4%、全く見たことがない子供は「楽しみ・計」が62.4%となり、「見たことがある」子供が12ポイント高い。

 








将来なりたい職業がある子供は35.2%
親の働く姿を見たことがある子供は、見たことのない子供より「ある」の回答が12.8ポイント高い


 小学校5-6年生の子供に将来なりたい職業があるかを聞くと、「ある」と回答した子供は35.2%で3分の1強であった。子供の性別でみると、女子の方が「ある」と回答した割合が若干高かった。
 「子供調査:父親の働く姿を見たことがあるか」 「子供調査:母親の働く姿を見たことがあるか」との関係をみると、父親または母親の働く姿を「見たことがある」家庭の子供は、将来なりたい職業が「ある」と回答した割合がそれぞれ4割程度となり、「見たことがない」家庭の子供をどちらも1割前後上回っていた。合わせると、父親・母親少なくともどちらか一方の働く姿を見たことがある子供は、全く見たことがない子供の「将来なりたい職業がある」27.4%より12.8ポイント高い40.2%が、「将来なりたい職業がある」と回答している。









【親への調査】
新型コロナウイルス感染症拡大前後での変化
子供と話す時間が「増えた」30.6%、仕事からのストレスが「増えた」28.5%
子供と話す時間や子供と一緒に食事をする回数は、「在宅勤務あり」の家庭でより増加傾向


 小学校5-6年生の子供がいる有職の男女に、新型コロナウイルス感染症拡大の前と後で、子供との関わりや仕事に関する項目に変化があったかを10項目に分けて、「増えた」「変わらない」「減った」の3択で聞いた。
 「増えた」の回答が最も多かったのは、「子供と話す時間」で30.6%となった。次いで「仕事からのストレス」28.5%、「家庭からのストレス」23.4%、「子供と一緒に食事をする回数」23.1%、「子供と遊ぶ時間」23.1%、 「子供に勉強を教える時間」21.2%、「仕事の業務量」16.9%、「子供と一緒に食事をする時間(1回あたり)」14.8%、「労働時間」12.7%、「仕事へのモチベーション」5.4%の順であった。
 「仕事のストレス」「家庭からのストレス」が上位にあがっている。「仕事からのストレス」は、テレワークなど今までと違った働き方を急に求められたり、仕事先の休業で雇用や収入減の不安などにより、増えたと考えられる。また、「家庭からのストレス」は、ステイホームの呼びかけや感染対策で家にいる時間が多くなり、日常とは違う過ごし方でストレスが増えたと考えられる。 一方、「仕事へのモチベーション」の「増えた」は5.8%で最も低かったが、裏を返せば「減った」が17.1%と最も多くなっており、新型コロナウイルスの感染拡大により、仕事への意欲にも影響を与えているようだ。 


 子供と話す時間について在宅勤務状況別にみると、子供と話す時間が「増えた」の男性有職者の回答は、「在宅勤務あり」が40.3%で、「在宅勤務なし」の20.6%より割合が19.7ポイント高い。一方、子供と話す時間が「増えた」の女性有職者の回答は、「在宅勤務あり」が40.9%で、「在宅勤務なし」の28.0%より12.9ポイント高い。男女とも、在宅勤務があった方が子供と話す時間が増えていた。








  
 子供と一緒に食事をする回数について在宅勤務状況別にみると、子供と一緒に食事をする回数が「増えた」の男性有職者の回答は、「在宅勤務あり」が38.5%で、「在宅勤務なし」の10.5%より28.0ポイント高い。一方、子供と一緒に食事をする回数が「増えた」の女性有職者の回答は、「在宅勤務あり」が34.8%で、「在宅勤務なし」の15.6%より割合が19.2ポイント高い。男女とも、在宅勤務があった方が子供と一緒に食事をする回数が増えていた。











<株式会社アイデム 会社概要>
アイデムは1970年の新聞折込求人紙に始まり、人に「はたらく」感動を、企業には「人材」という価値をつなぎ、地域が発展できる社会の実現を目指してきました。求人サイト「イーアイデム」等の求人メディア、逆求人型新卒採用サイト「JOBRASS新卒」、採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」、新卒・中途の人材紹介といった時代の変化にも対応した採用支援だけでなく、労働雇用状況や社会の課題にも目を向けた調査分析、情報提供を行っています。これからもアイデムは、人と企業をつなぐ人材サービスを展開していきます。
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