産官学連携による革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」に係る令和6年度「要素技術・シーズ創出型プログラム」の研究内容を2025年4月23日(水)開催のシンポジウムで発表
~ AIoT/XRで挑む未来都市リアリティ - 人々の動きを"捉え"て"促す" ~
東日本電信電話株式会社 神奈川事業部(執行役員 神奈川事業部長:相原 朋子、以下「NTT東日本 神奈川事業部」)は、学校法人慶應義塾、国立大学法人京都大学、国立大学法人東京大学、株式会社アイ・トランスポート・ラボ、カディンチェ株式会社、株式会社ゼンリンデータコムと連携し、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)の「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」に係る令和6年度「要素技術・シーズ創出型プログラム 経過措置課題」として、「ShonanFutureVerse:仮想都市未来像にもとづく超解像度バックキャスティングCPS基盤」の研究開発に取り組んでいます。<*1>。本研究開発では、実証自治体として神奈川県藤沢市、寒川町、横須賀市が協力しています。
この研究の取組内容を、4月23日(水)に慶應大阪シティキャンパスで開催されるシンポジウム『AIoT/XRで挑む未来都市リアリティ - 人々の動きを"捉え"て"促す"』にて発表することになりました。
<*1>https://www.nict.go.jp/collabo/commission/B5Gsokushin/B5G_08201.html
1. 研究概要
都市のサステイナブルかつレジリエントな発展の「未来像」に着目し、多様な人々が仮想空間内に作成/編集/共有する「未来像」を起点としてバックキャスト指向で動作するCyber Physical System (CPS) オーケストレーションと、Beyond5Gネットワークによる超解像度情報生成・配信・アクチュエーションからなる未来都市情報基盤を構築し、特に観光、人流および防災の面で神奈川県南部湘南地域にて広域実証を行います。

2. シンポジウム『AIoT/XRで挑む未来都市リアリティ - 人々の動きを"捉え"て"促す"』概要
(1)日時:2025年4月23日(水)13:00~18:00
(2)場所:慶應大阪シティキャンパス
<住所:大阪市北区大深町3番1号グランフロント大阪ナレッジキャピタル北館タワーC10階Room1>
(3)参加費:シンポジウム無料 ※懇親会調整中
(4)定員:100名 ※先着順
(5)開催概要:
気候変動をはじめとした地球環境の変化と共に人間社会が発展・成熟しつづけられるための「サステイナビリティ」、「緊急事態の慢性化」ともいえる多種の災害や感染症蔓延が起きる中での「レジリエンス」、といった社会要請下において、
① 人々が誰でも簡単に都市の「実現したい未来」や「避けたい未来」を具体的な像として作成/共有/相互理解
② その未来状態実現のために必要な施策とその実施方針をバックキャストで導出
③ それらにのっとった施策の実施とフィードバックループによる現在都市の「未来化」をIT/AI技術を用いて実現することができるのか。
本シンポジウムでは、ShonanFutureVerse プロジェクト<*>のテーマである上記3点をメインに、都市の効率性や住みやすさを向上させ、持続可能な未来都市を実現するためには、今何が必要かについて議論します。
<*>ShonanFutureVerseプロジェクトは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー))の委託(JPJ012368C08201)により活動しているプロジェクトです。
(6)プログラム<予定>:
12:30 開場・受付
13:00 開会挨拶
13:05 招待講演Ⅰ 名古屋大学大学院工学研究科准教授 米澤拓郎 氏
13:45 招待講演Ⅱ 株式会社社会システム総合研究所 主任研究員 望月祐洋 氏
14:25 ShonanFutureVerseプロジェクト 概要説明
14:40 テーマパークにおける人流マネージメント
15:10 デモ・ポスター展示
15:40 観光地における来訪者の快適性を高める人流ナウキャスト・フォアキャスト
16:10 災害時における「実現したい未来」・「避けたい未来」
16:40 パネルディスカッション~AI時代、多様化する“現実”と人々の行動
17:45 閉会挨拶
18:00 閉会 ※18:30から懇親会を予定


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