『マネーフォワードクラウド会計』、オンライン型ファクタリングサービス『SHIKIN＋』との会計データ連携を強化

決算書類の提出不要で、オンラインファクタリングの審査申込みが可能、利用時の手間を削減

株式会社マネーフォワード

2023年11月28日 10時44分

株式会社マネーフォワードは、クラウド会計ソフト『マネーフォワードクラウド会計』と、当社と三菱UFJ銀行の合弁会社である株式会社Biz Forwardが提供するオンライン型ファクタリング『SHIKIN＋』の会計データとの連携を強化しました。これにより、『マネーフォワードクラウド会計』のユーザーは、決算書類の提出不要※1となり、売掛債権証憑の提出のみで『SHIKIN＋』のオンラインファクタリングの審査申込みが可能になります。

これまで、『SHIKIN+』の審査申込みの際には「最大6ヶ月分の入出金明細データ」「直近2期分の決算書と直近までの試算表」「売掛債権証憑」の3種類の書類が必要でした。2023年3月に『SHIKIN+』と『マネーフォワードクラウド会計』の入出金データの連携を開始※2し、『マネーフォワードクラウド会計』のユーザーは「最大6ヶ月分の入出金明細データ」の提出が不要となりました。

このたび新たに、『マネーフォワードクラウド会計』の会計データとの連携を強化し、「直近2期分の決算書と直近までの試算表」のアップロードが不要になります。これにより、今後は「売掛債権証憑」の提出のみ※1で、より簡単に審査申込みから資金調達まで完了できます。

今後の展開

今後は、『SHIKIN＋』で得た与信ノウハウをもとに、『マネーフォワードクラウド会計』の債権データや『マネーフォワードクラウド請求書』の請求データを活用してオンラインファクタリングを実行することで、スムーズな資金調達を実現します。また、『マネーフォワードクラウド会計』ユーザーが、より良い条件でファクタリングを活用した資金調達ができるよう開発強化を進めます。

さらに、『マネーフォワードクラウド』をはじめとするSaaSに、ファイナンス機能を組み込むEmbedded Financeを実現し、SaaSを活用した金融サービスの提供を進めることで、ユーザーの事業成長に貢献できるよう、両社で取り組みを続けてまいります。

※1 500万円未満の場合が対象です。調達したい金額が500万円以上の場合は、売掛債権の証憑に加えて直近2期分の決算書と直近までの試算表が必要となります。また、『マネーフォワードクラウド会計』のご利用状況によっては500万円未満の場合でも、審査判断にあたって決算書類の追加提出をお願いする可能性がございます。

※2 プレスリリース「『マネーフォワードクラウド』とオンライン型ファクタリング『SHIKIN＋』が連携開始（https://corp.moneyforward.com/news/release/service/20230303-mf-press/）」2023年3月3日公開

『SHIKIN＋』について

『SHIKIN＋』は、中小企業向けのオンライン型ファクタリングサービスです。非対面・オンライン完結型の2者間ファクタリングであるため売掛先への通知が不要で、さらに独自のデータを活用した審査モデルにより、早期の資金化を実現します。また、手数料水準は1〜10％程度で、その他の費用も不要でご利用いただけます。

代金回収までの期間が長い商習慣によって発生する資金繰りの課題や、金融機関からの借り入れが困難な状況、短期の資金需要に対して融資では間に合わない場合など、いま必要な資金をすぐに調達することができる、融資以外の資金調達の選択肢です。

サービスURL：https://bizforward.co.jp/shikinplus/top