Chatwork株式会社が『マネーフォワードクラウド個別原価』を導入決定

表計算ソフトからクラウドへ。個別原価計算業務の効率化と内部統制強化を実現

株式会社マネーフォワード

2023年11月29日 15時00分

株式会社マネーフォワードは、Chatwork株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：山本正喜、以下、Chatwork）が、個別原価管理システム『マネーフォワードクラウド個別原価』の導入を決定したことをお知らせします。

当社は、『マネーフォワードクラウド個別原価』の提供を通じて、Chatworkのソフトウェア開発における個別原価計算業務の効率化と、工数・原価情報の一元管理による内部統制強化を支援してまいります。

導入の背景

　Chatworkでは、これまで、工数管理と原価計算をそれぞれ表計算ソフトで行っていました。上場企業としての内部統制の観点から、原価計算結果を工数や費用情報などの計算根拠とともに残す必要があり、表計算ソフトでの証跡管理の煩雑さや、配賦計算プロセスを容易に確認できない点が負担となっていました。また、長年同じ表計算ソフトでの運用を続けており、企業成長に伴うメンテナンスコストの増大や業務の属人化も課題となっていました。

　今回の導入にあたり、原価計算結果を証跡とともに適切に記録し、高い内部統制レベルに対応できることや、運用フローを大幅に変更することなく個別原価計算業務を効率化できる点を重視しました。加えて、経理財務や人事労務領域において、すでに導入している『マネーフォワードクラウド』とのサービス間の連携性も評価いただき、『マネーフォワードクラウド個別原価』の導入を決定しました。

Chatwork株式会社からのコメント

経理財務部　マネージャー　宮ヶ丁様

経理財務部　単体決算チーム　リーダー　大野様

これまでは、配賦費用に関するデータを収集し、多くの関数を用いた表計算ソフトで計算する運用を行っておりデータ入力やメンテナンス時にミスが発生しかねない状況でした。加えて、計算元のデータを更新すると決算時点の計算結果が上書きされてしまう課題もありました。

事業の拡大に合わせてスピーディーに原価計算ができる仕組みを模索する中で、『マネーフォワードクラウド個別原価』の存在を知りました。トライアルを通じて、実際の業務に即して使い勝手がよいことや、これまでの運用を大きく変えることなく課題が解決できるため、導入を決定しました。

『マネーフォワードクラウド』は、人事労務・会計領域でもサービスを利用しており、今後更なるサービス間のシームレスな連携性を高めることで、バックオフィス業務の効率化を牽引いただきたいと考えています。

『マネーフォワードクラウド個別原価』について

『マネーフォワードクラウド個別原価』は、プロジェクトの工数管理から個別原価計算までの一連の原価管理業務をトータルでサポートし、最新原価を可視化できる個別原価管理システムです。『マネーフォワードクラウド会計Plus』※1や、他社サービス※2とのAPI連携によりデータを自動収集できる他、一括インポートにも対応しています。

※1 今後予定しております。

※2 将来リリース見込みです。

URL：https://biz.moneyforward.com/project-cost/