沖縄県豊見城市における自動運転EVバスを活用した2025年度有償運行を本日より開始
豊見城市(市長:徳元 次人)、第一交通産業株式会社(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:田中 亮一郎、以下「第一交通産業」)、日本電気株式会社(本社:東京都港区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO:森田 隆之、以下「NEC」)、株式会社電脳交通(本社:徳島県徳島市、代表取締役:近藤 洋祐、以下「電脳交通」)、株式会社ティアフォー(本社:東京都品川区、代表取締役 執行役員 CEO:加藤 真平、以下「ティアフォー」)の5者は、豊見城市内で自動運転EVバスの有償運行を本日より開始します。自動運転EVバスは、豊見城市の生活路線である全長28.2kmの豊見城市内一周線(105番)のうち、約18kmの区間を対象に2026年2月15日(日)まで運行します。
また、11月27日(木)に豊見城市役所において自動運転EVバスの出発セレモニー及びテープカットを行い、多くのご来賓や関係者で試乗会を実施しました。


1.自動運転EVバスの運行について
豊見城市の生活路線である105番線(全長28.2km、2023年10月1日~2024年9月30日の累計利用者実績 100,512人)の一部を運行ルートとします。以下が昨年度からの主な変更点です。
①有償運行に向けた道路運送法21条の許可取得
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昨年度は無償運行をしていましたが、今年度は完全キャッシュレスでの有償運行となります。道路運送法21条の許可は2025年10月7日に取得済みです。
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今年度はOKICA (オキカ)、MOBIRY DAYS (モビリーデイズ)、GOGO!シェア(ゴーゴーシェア)による3つの決済手段でキャッシュレス決済がご利用頂けます。MaaSアプリ「my route(マイルート)」からも電子チケットを購入してご利用いただけます。

②道路運送車両法のレベル4(以下、レベル4、注)認可の取得に向けた走行データ蓄積
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走行環境条件付与申請に向け、必要な走行データを収集するため、約3ヶ月間の実証期間を設定(11月28日~翌年2月15日)し、1日あたり4便の走行を行う予定です。
③運行ルートの拡大
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昨年度の利用実績やレベル4許認可の取得を考慮し、運行ルートを一部変更しました。今年度の運行ルートは以下の約18km(昨年度は11.7km)になります。

④運行監視の高度化
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昨年度はオペレータの目視のみで安全運行を監視していましたが、今年度は複数台の監視を見据え、NECの映像配信技術と映像分析に基づくアラートシステムの検証も一部期間で行います。

2.運行の情報・概要

今後も5者の連携により、現在運行されている豊見城市市内一周バスにおける自動運転バスのレベル4運行を目指します。この活動を通じて、豊見城市における公共交通手段の確保や公共交通の利便性向上による地域活性化に貢献します。
(注) 道路運送車両法レベル4:運転者を必要としない自動運転を可能にする
<本件に関するお客さまからのお問い合わせ先>
豊見城市 都市計画部 都市計画課 交通政策班
Tel: 098-850-5332
E-mail: koutsuseisaku-g@city.tomigusuku.lg.jp
第一交通産業 交通事業統括本部 古賀・張
Tel: 093-511-8850
NEC モビリティソリューション統括部 SDVサービスグループ
E-Mail:mobi-service@ebu.jp.nec.com
電脳交通 事業開発部
E-Mail: biz_dev@dennokotsu.jp
ティアフォー 公共交通事業本部
E-mail: l4ride@tier4.jp
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