駅まち一体の鷺沼駅前再開発が今冬始動！

～鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業と連携した鷺沼駅改良工事を実施します～

東急

2025年7月24日 14時00分

東急株式会社（以下、東急）および東急電鉄株式会社（以下、東急電鉄）は、鷺沼駅前地区市街地再開発組合（以下、再開発組合）が施行する「鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業（以下、本再開発事業）」と連携して、２０２５年冬頃から鷺沼駅改良工事（以下、本工事）を実施し、駅まち一体の都市空間整備に着手します。

再開発組合は、２０２４年１１月１１日に組合設立認可を受けて本再開発事業を推進しており、東急は事業協力者として支援しています。本再開発事業は、商業・住宅・公共施設・交通広場からなる複合再開発を通じて、駅を中心に多様なライフスタイルに対応した都市機能集積と交通結節機能の強化を図り、地域生活の核となる拠点形成を図るものです。

本工事では、本再開発事業と連携し、駅から商業施設、公共施設、周辺地域をシームレスにつなぐ歩行者動線を整備することで、田園都市線鷺沼駅周辺の交通利便性と回遊性の向上を目指します。具体的には、再開発ビル※地下１階に直結する改札口を新設し、交通広場と駅をつなぐ動線を整備することで、鉄道とバス・タクシーなどの乗り換えをスムーズにします。さらに、再開発ビル側と駅北口側をつなぐ南北自由通路を新設することで、駅を挟んだ南北の分断を解消します。南北自由通路に面した商業施設の新設や駅・再開発ビルが一体となった駅前広場空間の創出によって、賑わいあふれる「鷺沼駅前地区」を実現します。

３者は本計画を通じて鷺沼駅前地区におけるお客さまの利便性と快適性を向上させていきます。本計画の概要に関する詳細は別紙の通りです。

※本リリースでは、本再開発事業で建築する商業施設・住宅・公共施設・交通広場・駐車場などからなる複合用途の施設全体を総称して、「再開発ビル」といいます。

駅まち一体の鷺沼駅前再開発および鷺沼駅改良工事の概要

１．駅まち一体の鷺沼駅前再開発の主要機能配置図

２．鷺沼駅改良工事の概要

建物名称　田園都市線鷺沼駅

所在地　　神奈川県川崎市宮前区鷺沼３丁目１－１

工事内容　・再開発ビル地下１階に直結する改札口を新設するとともに、新改札とホームをつなぐエス

　　　　　　カレータ―やエレベーターへの連絡通路の整備等を行い、誰もが利用しやすい動線を整備　

　　　　　　します。

　　　　　・鷺沼駅周辺を南北に連絡する自由通路の新設により鷺沼駅前地区の回遊性向上を図るとと　

　　　　　　もに、自由通路には商業施設を整備し、駅からはじまる賑わいづくりを行います。

　　　　　・旅客トイレの増設およびリニューアルを行い、お客さまの利便性・快適性を向上させま

　　　　　　す。

着工　　　２０２５年冬頃（予定）

竣工　　　２０３１年度（予定）

３．工事における各社の役割

【東急株式会社・東急電鉄株式会社】

　鷺沼駅改良工事の事業主体

【鷺沼駅前地区市街地再開発組合】

　鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業の施行者

（再開発ビル・交通広場・周辺道路の整備）

鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業の概要

１．事業計画の概要

事業名称　　鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業

施行者　　　鷺沼駅前地区市街地再開発組合

　　　　　（構成員：セレサ川崎農業協同組合・株式会社横浜銀行・三井住友信託銀行株式会社・

　　　　　　　　　東急株式会社・東急ライフィア株式会社・東急プロパティマネジメント株式会社）

施行地区　　神奈川県川崎市宮前区鷺沼１丁目、３丁目および小台１丁目の各一部

施行面積　　約２．３ｈａ

敷地面積　　駅前街区：約１１，１７０㎡

　　　　　　北街区：約３，６８０㎡

延床面積　　駅前街区：約８３，１９３㎡

　　　　　　北街区：約２６，１２３㎡

構造・階数　駅前街区：ＲＣ造（一部Ｓ造・ＳＲＣ造）／地上３２階・地下２階

　　　　　　北街区：ＲＣ造（一部Ｓ造）／地上１９階・地下２階

建物高さ　　駅前街区：約１３３ｍ

　　　　　　北街区：約８９ｍ

主要用途　　駅前街区：商業・公共施設（市民館・図書館・大ホール）・住宅・事務所・駐車場等

　　　　　　北街区：公共施設（区役所・小ホール）・住宅・駐車場等

【施行地区図】

２．事業の経緯および今後のスケジュール

2017年8月	鷺沼駅前地区再開発準備組合設立
2023年9月	都市計画決定（第一種市街地再開発事業・高度利用地区・都市計画道路・都市計画交通広場・地区計画）
2024年11月	鷺沼駅前地区市街地再開発組合設立
2031年度	駅前街区竣工（予定）
2035年度	北街区竣工（予定）