<「コクヨ リブランディング発表会」イベントレポート>120周年を機に新コーポレートアイデンティティを披露コーポレートメッセージ「好奇⼼を⼈⽣に」に合わせた映画を公開
岩井俊⼆監督、デレク監督が制作への思い、26 歳になった井上咲楽さんの好奇⼼を披露
コクヨ株式会社(代表執⾏役社⻑:⿊⽥英邦、本社:⼤阪府⼤阪市、以後:コクヨ)は、1905年10⽉
の創業から120周年を迎えたことを機に、リブランディングを実施します。
それに伴い、「コクヨ リブランディング発表会」を2025年10⽉2⽇(⽊)にTHE CAMPUS HALL
“CORE”にて開催しました。

1.イベントレポート
(1) コクヨ初のコーポレートメッセージ「好奇⼼を⼈⽣に」を設定。ロゴも刷新。
⿊⽥社⻑「好奇⼼を⽣むことは我々の⽬指す⾃律協働社会を実現するエンジン」
代表執⾏役社⻑ ⿊⽥英邦より、コクヨが120周年を迎えてリブランディングをすることを発表。
新メッセージである「好奇⼼を⼈⽣に」とロゴを含むコーポレートアイデンティティをお披露⽬し
ました。
リブランディングを発表するに際し、⿊⽥社⻑は「今までコクヨは、お客様に“もっとやってみたい”という好奇⼼を抱かせることをしてきました。AIが持つことのできない⼈間の根っこにある純粋な感情、それが好奇⼼であり、コクヨは120年間、好奇⼼に向き合ってきました。」と思いを話しました。そして「好奇⼼を⽣み出すことによって、⽣活者や社会に、学びたい・働きたい・暮らしたい、その“〜たい”という感情が⽣まれる前向きな社会を作っていきたい。」と展望を語りました。
最後に、「私たちは今⽇から好奇⼼屋になります。⽂房具も、オフィス家具も、オフィスの空間も、通販も、全ては皆様の好奇⼼を刺激し、⼈と⼈とのつながりを作り、社会課題を⼀緒になって解決できる、⾃律協働社会を実現するためです。みなさんも⼀緒に好奇⼼で繋がりませんか。」と締めくくりました。


(2) コクヨ初の“映画制作”を発表。監督を務めた岩井俊⼆監督とデレク監督が登壇。
岩井監督「思い⼊れの深い企画をこの場を借りてつくれた」
リブランディングの⼀環として、「好奇⼼を⼈⽣に」をコクヨらしく表現することを⽬指し、短編映画
「The Curiosity Films」の制作を発表。⽇本、中国、アメリカを舞台に、各国の世界で活躍する監督に
制作を依頼し、それぞれの⽬線で「好奇⼼」を表現いただきました。
制作した背景について⿊⽥社⻑は「伝えるだけでは不⼗分だと考えました。好奇⼼は説明して理解してもらうものではなく、⼼の中で刺激されて芽⽣えるものだからです。コクヨは好奇⼼って⼤切なんです、と伝えたいのではありません。(映画を)⾒た⼈が好奇⼼を刺激された、という体験を実際に作りたかったのです。その為の最適な表現⼿段が私たちにとって映画だったのです。」と語りました。
その後、今回の映画を監督した、岩井俊⼆監督(『Love Letter』など)、デレク・ツァン監督( Netflixシリーズ『三体』など)が登壇。今回参加した感想を尋ねられると、岩井監督は「素敵な映画を作り
続けている監督⽅と⼀緒にショートフィルムのプロジェクトに携さわらせていただき⾮常に感謝して
います。僕個⼈も、思い⼊れの深い企画をこの場を借りてつくれました。」と語り、熱い思いを込めて
本作に臨んだことを明かしました。

(3) 映画のテーマは「好奇⼼」。それぞれの監督が込めた思いについてトーク。
岩井監督「どんな創作においても、⼤切なのは『好奇⼼』だと思います」
⾃⾝の映画に『好奇⼼』をどう込めたかについて、岩井監督は「⾃分⾃⾝が好奇⼼の塊のようなものなので、⾃分にとっては⾮常にナチュラルなテーマでした。⼩学⽣の頃は今の1万倍くらい好奇⼼の塊だったので、そんな時期を描けば好奇⼼をテーマにした作品になると思い、提案させていただきました。この作品は昔作った『打ち上げ花⽕、下から⾒るか? 横から⾒るか?』前⽇譚でもあり、実は学⽣時代に思いついていた作品です。」と⾃⾝の過去のアイデアから制作したことを明かしました。
また、デレク監督は、「私たちのような作家にとって、好奇⼼はすべての源泉で当たり前のものです。今は好奇⼼旺盛ではありますが、歳を重ねても好奇⼼が⼀切衰えることなく、今後も持ち続けていたいと思う。」と話し、⾃⾝の好奇⼼への向き合い⽅を語りました。
最後に映画の⾒どころについて岩井監督は「⼆⼈のみずみずしい演技、それを⽀えるお⺟さん役のみずみずしい演技をぜひ⾒て欲しいと思います。また、中国語の美しさも堪能して欲しいなと思います。」と語り、今回の作品に⾃信をにじませました。


(4) 応援⼤使として井上咲楽さんが登壇。⾃⾝について、「好奇⼼の塊タレントです。」
10⽉2⽇が誕⽣⽇の井上さんにポップコーンブーケ ⿊⽥社⻑からサプライズ!
短編映画「The Curiosity Films」の応援⼤使として井上咲楽さんが登壇。完成された映画をいち早く⾒ていただいた井上さんは映画の感想について「⽂房具にまつわるようなポップな内容なのかなと思っていたが、⾒ているうちにコクヨさんだと忘れるくらい別世界で、いい意味で裏切られた気持ちになりました。」と語りました。
またイベントの終わりには10⽉2⽇が誕⽣⽇の井上さんに⿊⽥社⻑からポップコーンブーケのサプライズ。26歳になった井上さんの「好奇⼼」については「最近は常に変化をしていたい気持ちはあるけれど、絶対にできるとか、絶対に⼤丈夫だという気持ちをもって何かに取り組むのは怖いと感じることがあります。⾃信を持って臨むということの難しさを感じてきていますが、その気持ちに押しつぶされずに⾊々なことをやってみたいという気持ちにまっすぐに従っていけたらいいな、と思います。」と明かしました。
最後にこれから映画を⾒る視聴者に向けて、「コクヨが作った映画ってどんな映画だろうと想像がつ
かない⽅が多いと思います。短編映画ではありますが、たくさんの好奇⼼が詰まっていて、⾃分の好
奇⼼と照らし合わせられるようなシーンがたくさんある作品になっているのではないかと思います。
ぜひ3作品合わせて、⾃分の好奇⼼にも向き合いながら⾒てほしいです。」とメッセージを送りました。


2.イベント概要
⽇時:2025年10⽉2⽇(⽊)1部 10:00〜11:30 2部 12:00〜13:10 映画上映 13:30〜15:00
会場:THE CAMPUS HALL “CORE” [〒108-8710 東京都港区港南1丁⽬8番35号 北館2階]
登壇者:コクヨ株式会社 代表執⾏役社⻑ ⿊⽥英邦
ゲスト:岩井俊⼆監督、デレク・ツァン監督、井上咲楽様
(インタビュー動画出演)シュチ・タラティ監督、北村⼀輝様、原⽥美枝⼦様
内容:1部 120周年リブランディング発表、短編映画制作発表、質疑応答
2部 120周年リブランディングの紹介、短編映画制作について、完成披露挨拶
※会終了後に短編映画の上映会を実施。
3.登壇ゲストプロフィール

岩井俊⼆(映画監督)
1995年、『Love Letter』で⻑編映画監督デビュー。代表作は『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス殺⼈事件』『ラストレター』『キリエのうた』等。2012年、東⽇本⼤震災の復興⽀援ソング「花は咲く」の作詞を⼿がける。2025年4⽉、公開30周年を記念して『Love Letter [4Kリマスター]』が劇場公開。国内外を問わず、多彩なジャンルでボーダーレスに活動し続けている。

デレク・ツァン(映画監督)
⾹港出⾝の映画監督、脚本家、俳優。監督作品第2弾である『少年の君』(2019)は第39回⾹港アカデミーショー(⾹港電影⾦像奨)で最優秀作品賞、最優秀監督賞など8冠を達成。93回アカデミー賞では国際⻑編映画賞へもノミネートされた。ツァンの単独監督デビュー作『ソウルメイト/七⽉と安⽣』(2016)は批評家から⾼く評価され、2017年⾹港電影導演会(Hong Kong Film Directorsʼ Guild)で最優秀監督賞、第53回⾦⾺奨では主演を務めた⼥優2⼈が主演⼥優賞をダブル受賞した。最近⼿掛けた監督作品にNetflixの最新⼤ヒット作であるSF⼤作『三体』の第1話・第2話がある。

井上咲楽(タレント)
1999年10⽉2⽇⽣まれ、栃⽊県出⾝。2015年、『第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン』特別賞を受賞。現在はABC『新婚さんいらっしゃい!』や、NHK『サイエンスZERO』でMCを務める。また、マラソンやトレイルランニング、選挙取材や発酵料理など、趣味を活かしバラエティ番組を中⼼に多分野で活躍中。
※記載されている会社名、サービス名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像