【写真・コメント】音楽劇『エノケン』初日開幕!【作:又吉直樹/演出:シライケイタ/出演:市村正親、松雪泰子、本田響矢、豊原功補ほか】
日本の「喜劇王」と謳われた榎本健一の波乱の人生を又吉直樹が新作戯曲として書き下ろし、市村正親が主演する音楽劇『エノケン』が、日比谷シアタークリエにて本日初日を迎える。
最終舞台稽古の様子が到着した。


歌って踊って芝居で泣かせる、現代最高のエンタテイナー市村正親が音楽劇『エノケン』出ずっぱりで大熱演!
戦前・戦中・戦後……と、昭和の日本をとびきりの笑いで照らしつづけ、“エノケン”の愛称で親しまれた榎本健一。喜劇王として全国区で人気を誇る一方、晩年は病魔に襲われるなど、その人生はまさに波乱の連続だった。
そんなエノケンを満を持して演じるのは、歌って踊って芝居で泣かせる、現代最高のエンタテイナー市村正親。喜劇に人生を捧げたエノケンの人生を演じるのに、現代において市村正親をおいてほかにはいない程の適任。全身全霊での熱演、全編出ずっぱりのパフォーマンスでエノケンを演じる。


松雪泰子・本田響矢、二役の大活躍!豊原功補、エノケンの朋友を好演!
松雪泰子は、浅草時代にエノケンと共に舞台に立ち、息子・鍈一を育てる花島喜世子と、エノケンが若かりし日に出会った芸者であり、最後の伴侶となった榎本よしゑの二役を演じる。どちらもエノケンを愛し支えた女性で、その役の変化を細やかに演じる。

本田響矢は、エノケンを尊敬し支えながら病を得る息子・鍈一と、浅草時代の若く朗らかで時にはエノケンに叱られる劇団員田島太一の対照的な二役を演じる。どちらも見せ場があり見逃せない。

そして、絵描きから座付き作家に転じ、エノケンを朋友として支える菊谷榮は、豊原功補が演じる。戦争に駆り出される菊谷は、その後もエノケンの心のなかに登場する。

その他、菊田一夫役の小松利昌、古川緑波役の斉藤淳、柳田貞一役の三上市朗ら実力派俳優が集結。シライケイタの演出により、エノケンが生きた時代を感じさせる、エネルギーの溢れる作品に仕上がっている。



榎本健一が愛した不朽の名曲たちに加えて、又吉直樹作詞・和田俊輔作曲オリジナル楽曲「夢や」も!
劇中では、エノケンのナンバー「洒落男」「エノケンの月光価千金」「東京節」「モンパパ」「私の青空」等の名曲を、バンドによる生演奏でお届け。また本作のために書き下ろした又吉直樹作詞、和田俊輔作曲のオリジナル楽曲「夢や」は、エノケンが人生の哀愁や喜びを歌唱する名曲に仕上がっている。
東京公演は2025年10月7日(火)~10月26日(日)日比谷シアタークリエにて上演、その後大阪、佐賀、愛知、川越にて上演予定。





コメント
■市村正親(榎本健一 役)
全国の皆さん、この『エノケン』は本邦初演でございます。
エノケンという何とも素晴らしい人間がいて、彼を取り巻く人たちの物語です。とても良い感じに仕上がっているのではないかな、と自負しております。
是非、音楽劇『エノケン』、期待していてください。宜しくお願いいたします。
■松雪泰子(花島喜世子・榎本よしゑ 役)
いよいよ『エノケン』舞台の初日が開幕します!稽古場では、市村さんをはじめとする素晴らしいキャスト・スタッフと共に、一つひとつ丁寧に作品を作り上げてきました。その過程で生まれた並々ならぬ想いを、ついに皆さまへお届けできる日を迎え、胸が高鳴っています。
劇中に菊谷さんが実際に描かれたイラストが、幕で登場します。その圧倒的な芸術的な力に、私自身も何度も心を揺さぶられました。まるでこの劇や、エノケンさんを菊谷さんが見守り、守ってくれているような、温かく力強いパワーを感じていただけるのではないでしょうか。
エノケンさんの壮絶な生き様と、この作品の魅力を、劇場で直接お伝えできることに、心から幸せを感じています。皆さまのお越しを、キャスト・スタッフ一同、心よりお待ちしています!
■本田響矢(榎本鍈一・田島太一 役)
今回7年ぶりに舞台に立たせていただくので、自分でもどう感じて思うものがあるのか、とても楽しみです。
当時の新聞には暗いニュースが多い中、日本を明るく照らしてきた喜劇王エノケンさん。
そんなエノケンさんの人生を違う視点から支えてきた2人を、楽しみながら演じさせていただきます!
■豊原功補(菊谷 榮 役)
菊谷榮を演じるにあたり、彼がエノケンのそばで喜劇を書き続けた背景にある「戦争に行かなくてはならなかった」時代性や、どこか反骨心を感じさせる人間性を意識しています。理不尽な戦争の只中で文化に魂を置いた人間としての葛藤を大切に、人間の奥深さを表現できたらと思います。
■シライケイタ(演出)
いよいよ初日を迎えます。全キャストと全スタッフ、文字通り総力戦で作り上げました。みんなのアイデアがギュウギュウに詰まった素敵な作品になりました。かつて大きな夢を抱いた先輩演劇人たちの想いが、現代の世の中に蘇ります。どうぞご期待ください。





公演概要
音楽劇『エノケン』

<スタッフ>
作:又吉直樹
演出:シライケイタ
作曲・音楽監督:和田俊輔
美術:伊藤雅子
照明:佐々木真喜子
音響:戸田雄樹
衣裳:中原幸子
ヘアメイク:宮内宏明
振付・ステージング:川崎悦子
アクション指導:渥美 博
歌唱指導:黒崎ジュンコ
稽古ピアノ:久田菜美
演出助手:斎藤 歩
舞台監督:幸光順平/鈴木 拓
題材監修:原 健太郎
製作:ホリプロ/東宝
<キャスト>
市村正親:榎本健一
松雪泰子:花島喜世子・榎本よしゑ
本田響矢:榎本鍈一・田島太一
小松利昌:菊田一夫
斉藤 淳:古川緑波
三上市朗:柳田貞一
豊原功補:菊谷 榮
<演奏>
和田俊輔
三國茉莉
藤吉 悠
矢尾拓也
<東京公演>
期間:2025年10月7日(火)~10月26日(日)
会場:シアタークリエ
<大阪公演>
期間:2025年11月1日(土)~11月9日(日)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
主催:ABCテレビ/キョードーエンタテイメント
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00、土日祝休み)
https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/10320
<佐賀公演>
期間:2025年11月15日(土)~16日(日)
会場:鳥栖市民文化会館 大ホール
主催:インプレサリオ/鳥栖市/鳥栖市文化事業協会
後援:鳥栖市教育委員会
お問い合わせ:Eーmail:info@impresario-ent.co.jp(TEL:092-600-9238/平日11:00~15:00)
https://www.impresario-ent.co.jp/
<愛知公演>
期間:2025年11月22日(土)~24日(月祝)
会場:名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)
主催:中京テレビクリエイション
お問い合わせ:中京テレビクリエイション TEL 052-588-4477 (平日11:00~17:00 / 土・日・祝休業)
https://cte.jp/event/enoken2025/
<川越公演>
期間:2025年11月28日(金)~30日(日)
会場:ウェスタ川越 大ホール
主催:指定管理者NeCST
お問い合わせ:ウェスタ川越 TEL:049-249-3777(9:00~19:00 点検日等の休館日を除く)
製作:ホリプロ/東宝
公式HP:https://horipro-stage.jp/stage/enoken2025/
#エノケン #音楽劇エノケン
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像