「医療」「介護」「教育」費がタダ。つまり将来の不安がゼロになる方法――“ベーシックサービス”を知っていますか?
『どうせ社会は変えられないなんてだれが言った? ベーシックサービスという革命』 ⼩学館より本⽇発売︕
――そんな夢のような方法があるわけない!と思う、あなた。私も、そう思っていました。しかし、消費税を16%にすれば、社会は変えられると著者は言うのです。なぜ? どうやって??

どうせ社会は変えられないなんてだれが言った? ベーシックサービスという革命 井手英策・著 定価:1430円(税込) 2021年6月28日発売 四六判256ページ 小学館 https://www.shogakukan.co.jp/books/09388819 |
- 貯蓄ゼロでも不安ゼロな社会をつくる方法!?
コロナ禍で失業者が増え、倒産する企業や個人商店が増えるなか、こんな提案をすれば袋だたきに遭ってもおかしくないほど、世の中は不安で満ちています。
でも、そうすることで、老後不安や教育格差にあふれる日本が変わるかもしれないのなら、その提案、詳しく知りたいと思いませんか?
提案者である井手英策(いで・えいさく)さんは、2018年、「医療、介護、教育、障がい者福祉のすべてが無償。貯蓄ゼロでも不安ゼロな社会」を実現するための方法<ベーシックサービス>を発表。そのための策として、消費税増税の必要性に切り込み、賛否両論を巻き起こしました。
さらに2020年には、いまNetflixにてサブスク配信中のドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』(大島新監督)出演でふたたび注目を浴びます。2017年の衆院選、無所属ではなく希望の党の公認を得て出馬した小川淳也氏応援演説の場に登場。覇気のない選挙ポスターの写真をさして「悲壮感あふれる、あの顔はなんですか!」と叱咤し、毒舌ながら同志としての熱情あふれるメッセージを放ちました。そのスピーチは、観衆、候補者家族の胸を打ち、「(涙腺)決壊」「胸が詰まった」などの声が次々と上がったのです。
- どんな顔をして子どもたちに『社会』を語ればよいのか?という悩み
ここまで読んで、「ふーん、たしかにそうなればいいんだけどね」と冷ややかに感じた人もいるでしょう。
「あー、東大を出て、大学教授になった“勝ち組”の、机上の空論ね。知的遊戯ってやつね」と思われる方もいるかもしれません。しかし、そう思って読み進めると、度肝を抜かれます。
- 闇金、借金返済に追われ大学院時代の記憶が・・・・
自分や子どもの未来を思い、考えたい/アクションを起こしたい、そうぼんやりと思いながら、なんとなく放置し、日々を目の前のことに忙殺されて生きている。そんな人にこそ耳を傾けてほしいと、著者は個人的な痛みと哀しみをさらけ出すことから本書の執筆をスタートしました。ぜひ、この静かな、しかし胸アツな闘い(革命)に、あなたも加わってください。
<著者>
1972年、福岡県久留米市生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本銀行金融研究所、東北学院大学、横浜国立大学を経て、現在、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政社会学。総務省、全国知事会、全国市長会、日本医師会、連合総研等の各種委員のほか、小田原市生活保護行政のあり方検討会座長、朝日新聞論壇委員、毎日新聞時論フォーラム委員なども歴任。著書に『幸福の増税論――財政はだれのために』(岩波書店)、『富山は日本のスウェーデン 変革する保守王国の謎を解く』(集英社)、『欲望の経済を終わらせる』(集英社インターナショナル)、『18歳からの格差論』『いまこそ税と社会保障の話をしよう! 』(いずれも東洋経済新報社)、『ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せ』(毎日新聞出版)ほか多数。2015年大佛次郎論壇賞、2016年度慶應義塾賞を受賞。
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