NEC、第22回LCA日本フォーラム表彰で「LCA日本フォーラム会長賞」を受賞

~ライフサイクル思考による水リスク評価を取り入れた TNFD レポート第 3 版が評価~

日本電気株式会社

NECは、日本のライフサイクルアセスメント(LCA)に係わる産業界、学界、国公立研究機関の関係者が集うLCA日本フォーラムの第22回LCA日本フォーラム表彰にて、「LCA日本フォーラム会長賞」を受賞しました。本受賞は、TNFDレポート第3版の作成にあたり、他業界・他社に先駆けて水リスクをサプライチェーン全体にわたって分析し、地域や関係者と連携して取り組んでいる点が特に高く評価されたものです。

NECは今後も、自然資本をテーマにしたライフサイクル評価を取り入れ、TNFDレポートを通じた環境経営実践のリーディングカンパニーとして、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

<受賞の背景>

気候変動課題とは異なり、水や資源、生物多様性など幅広い領域を対象に評価が必要な自然資本損失の課題は、現在も国際的に測定指標づくりの議論が活発に行われており、各企業は評価・開示に苦慮しています。また、グローバルで汎用的なツールだけでは事業リスクを特定しきれないため、新たな手法が模索されています。

このような状況の中、NECは2023年に国内業界で初めてTNFDレポートを発行し、2024年には内容を充実させた第2版を発行しました。その開示事例を世界に共有するとともに、国際的なルール作りへの参画などを通じて産業界をリードする取り組みを行ってきました。2025年8月には、生成AIやAgentic AIを活用したTNFDレポート第3版を発行しました。

<受賞概要>

受賞件名

ライフサイクル思考を取り入れたTNFDレポート第3版の発行

~拠点とバリューチェーンの水ストレス評価によるリスクスクリーニングの活用~

活動概要

NECはTNFDレポート第3版の中で、ライフサイクル思考を取り入れた水ストレス評価を行いました。国立研究開発法人産業技術総合研究所と連携し、自社の事業拠点およびサプライチェーン全体を対象として、事業活動に関わる地域の水ストレス度や、水資源の環境容量(プラネタリー・バウンダリ)の超過量を定量的に評価しました。

主な成果

  • 自社とサプライヤーの約2,000拠点を対象に、水ストレス度や環境容量超過量を定量的に算定し、優先拠点のスクリーニングに活用しました。

  • 優先拠点に対してAI活用による拠点周辺の詳細調査や、地域ステークホルダーとの対話により、実態に即したリスク評価を実施しました。また、その結果を踏まえた今後のアクションプランを次期環境中期計画に反映しています。

  • NECがサプライチェーン全体で誘発する水消費量をScope3の考え方に基づき算定しました。その結果、Scope3カテゴリ1に相当する「購入した製品・サービス」に起因する水消費が最大であると判明し、サプライチェーン全体での水マネジメントに関する評価の知見を蓄積することができました。

NECは、今後もLCAを活用し、データドリブンなサステナビリティ経営の実現に向けて、NEC自らが様々な課題に率先して取り組み、その実践を通じて得られた知見をお客さまや社会に広く提供してまいります。

関連情報

・LCA日本フォーラムウェブサイト http://lca-forum.org/

・NEC TNFDレポート第3版発行 NEC、TNFDレポート第3版を発行 (2025年8月29日): プレスリリース | NEC

 

<本件に関するお問い合わせ先>

NEC サプライチェーンサステナビリティ経営統括部

info@eco.jp.nec.com

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会社概要

日本電気株式会社

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URL
https://jpn.nec.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝5丁目7-1
電話番号
-
代表者名
森田 隆之
上場
東証1部
資本金
-
設立
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