【佐藤多佳子さん&春風亭一之輔さんも推薦】落語に魅了された女優・南沢奈央が綴るエッセイ集『今日も寄席に行きたくなって』本日発売!
■南沢奈央さん×落語の原点となるお二人からの推薦コメント
そもそも南沢さんが落語にハマったのは、高校生の頃に読書感想文の課題図書として佐藤多佳子さんの『しゃべれども しゃべれども』(新潮文庫)を読んだことがきっかけだそう。自分と『しゃべれども しゃべれども』の登場人物を重ね、「落語を知れば、自分も変われるかもしれない」という思いから、学校の図書室で古今亭志ん生の『火焔太鼓』のCDを手に取ったというエピソードは本書の冒頭「落語とわたしのカンケイ」でも語られています。
また、落語好きが高じて2011年、二十歳の時に赤坂BLITZの寄席イベントで初高座に上がり、「雛鍔」を演じた南沢さん。なんとその時に出囃子の太鼓を叩いてくれていたのが、今をときめく大人気の落語家・春風亭一之輔さんだったのだとか。当時まだ二つ目だった一之輔師匠とは、それ以来親交が深く、本書の中でも度々お名前が登場します。
そんな、本書の「原点」とも言えるほど縁の深いお二方からいただいたコメントを紹介します。
【推薦コメント】
・佐藤多佳子さん
落語と共に生きるのって素敵!!と読者も幸せになってしまう。
・春風亭一之輔さん
南沢さん、これからも落語をよろしくどうぞ。案外いいヤツですから。
■南沢奈央さんからのコメント
落語と出会わせてくれた小説家の佐藤多佳子さんと、わたしが二十歳のときの初高座を見届けてくださっていた春風亭一之輔師匠。わたしの落語人生の節目にいらっしゃったお二方から素敵なコメントをいただき、感激です…!落語を好きで居続けてよかったです。
この本を通して、さらにたくさんの方に落語の魅力、そしてわたしの落語愛が届きますように。
■内容紹介
ここに流れる時間が全部好きだ! 落語にほれ込んだ女優によるエッセイ集。
それはすべてを忘れて心の底から笑わせてくれる場所。落語との運命的な出会い、立川談春師匠からの意外な「ダメ出し」、蝶花楼桃花さんの真打昇進までの半生記、伝説の超大作「怪談牡丹灯籠」、自身が高座に挑戦した演芸会など、寄席を愛してやまない著者によるエッセイ集。初心者も安心な「はじめて寄席ガイド」も特別収録。
■目次
マクラのはなし
落語とわたしのカンケイ
若旦那の恋煩い
落語のラブ
師匠のダメ出し
お見立てな五人廻し
幽霊かわいい
「厩火事」を演る
志の輔えいが
末廣亭六月下席
真打はスタートライン
気になる上方落語
寄席に思いを寄せて
怪談牡丹灯籠がやばい
奇跡の山名屋浦里
タイムマシンで神様のもとへ
素敵なおかみさん
人々、円丈を語る
円丈、落語を生かす
夢の演芸会~稽古編~
夢の演芸会~本番編~
鈴本演芸場十一月上席
サゲのかわりに
【特別収録】はじめて寄席ガイド
■著者紹介:南沢 奈央(みなみさわ なお)
1990年埼玉県生まれ。俳優。立教大学現代心理学部映像身体学科卒。
2006年、スカウトをきっかけに連続ドラマで主演デビュー。2008年、連続ドラマ/映画『赤い糸』で主演。以降、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』など、現在に至るまで多くのドラマ作品に出演し、映画、舞台、ラジオ、CMと幅広く活動している。
大の読書家であり、書評やエッセイの連載など執筆活動も精力的に行っており、読売新聞読書委員も務めた。落語好きとしても知られ、「南亭市にゃお」の高座名を持つ。本書が自身初の書籍となる。
Instagram:@naominamisawa_official
■著者紹介:黒田 硫黄(くろだ いおう)
1971年生まれ。漫画家。作品に、『大日本天狗党絵詞』『茄子』『セクシーボイスアンドロボ』『あたらしい朝』『アップルシードα』『ころぶところがる』など。
■書籍概要
【タイトル】今日も寄席に行きたくなって
【著者】南沢奈央/漫画 黒田硫黄
【判型】四六判(232ぺージ)
【定価】 1,870円(税込)
【発売日】2023年11月1日
【ISBN】978-4-10-355331-1
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