「WIRED イノベーションアワード2026」全受賞者を発表 ガールグループ・LE SSERAFIMのSAKURAをはじめとし、朝井リョウや高木美帆、木村ミサら総勢20名のイノベーターを選出

https://wired.jp/article/wired-innovation-awards/

コンデナスト・ジャパン

「WIRED Innovation Awards 2026」 © 2026 Condé Nast Japan. All rights reserved.

 未来を実装するメディア『WIRED』日本版は、科学技術、アート、エンターテインメント、ビジネスなどあらゆる領域からイノベーターを選出する「WIRED Innovation Awards 2026 in partnership with SEKISUI HOUSE」(以下、WIRED Innovation Awards 2026)を開催いたします。今年の受賞者として、グローバルに活躍するガールグループ・LE SSERAFIMのSAKURAをはじめ、『イン・ザ・メガチャーチ』で本屋大賞を受賞した小説家の朝井リョウ、チームラボ代表の猪子寿之、KAWAII LAB.総合プロデューサー木村ミサ、元スピードスケート選手の高木美帆など、各分野の第一線でイノベーティブな活躍をみせた総勢20名を発表しました。

 「WIRED Innovation Awards」は、2016年にローンチし、5回の実施で総勢約140組を顕彰してきたアワードプロジェクトです。「Brave New Creation(かつてないビジョンをもたらす圧倒的な創造性)」「Boundless Integration(領域を自在に横断したアイデア、テクノロジー、才能の新結合)」「Think Big, Think Open(人や社会、生態系や愛についてのオープンな思考)」の3つを評価基準に掲げ、領域を問わず、時代を切り拓くイノベーターを表彰しています。

 本アワードは昨年に引き続き積水ハウス株式会社と協業し、「この革新は、未来のシアワセのために」をタグラインに掲げます。本年は慣習を打ち破る勇気と創造、テクノロジーとアイデアの新しい結合、領域を横断するチームやコレクティブ、そして人や愛について考え続けることがもたらす変化を「イノベーション」と捉え、人類が描く新しい「シアワセ」の可能性を探ります。

 受賞者へのインタビュー記事は、特設サイト(https://wired.jp/article/wired-innovation-awards/)にて公開中です。


■「WIRED Innovation Awards 2026」受賞者一覧 ※五十音順

秋吉浩気
建築家、VUILD代表。デジタルファブリケーションを用いて誰もが建築のつくり手になれる社会を目指してきた。3D木材加工機の普及や、施主が設計に加わり自ら組み立てられる住宅サービスの開発を通じ、設計と施工のあり方を問い直している。

受賞理由

「建築の民主化」を掲げ、専門家に閉じていた建築を地域や個人が参加できるものへと開いた。iF DESIGN AWARD 2025でGoldを受賞し、2026年1月のCESでは特許技術を生かして建築時CO2約40%削減を試算した14階建て木質集合住宅モデルを三井不動産レジデンシャルと発表。産業の中枢へ踏み出した一歩にも注目したい。

朝井リョウ
小説家。2009年、大学在学中に『桐島、部活やめるってよ』でデビュー。若者の自意識やSNS時代の人間関係、社会の「正しさ」の揺らぎなどを題材に、同時代の空気を鋭く捉えた作品を発表し続けている。

受賞理由
SNSとファンダムの時代に人を動かす“物語”の仕組みを作品を通じて可視化し、批評性と大衆性を同時に更新し続けてきた。『何者』で23歳にして直木賞を受けた後も、『正欲』『生殖記』と価値観を揺さぶる長編を重ねた。作家生活15周年記念作『イン・ザ・メガチャーチ』で2026年本屋大賞に輝いた今年、その歩みを称えたい。

猪子寿之
チームラボ代表。アーティストやプログラマー、エンジニアなど多分野の専門家からなるアートコレクティブを率い、テクノロジーを用いて鑑賞者の身体と作品がひとつながりになる空間を国内外でつくり出している。

受賞理由

「超主観空間」という独自の空間の論理を提示し、アートを鑑賞するものから体験する環境へと転換した。2025年はアブダビで作品から建築を逆算し、京都で《質量も形もない彫刻》を公開するなど「環境現象」の探究を深化。設立25周年の26年、東京・有明で過去最大規模の新館計画を打ち出し、さらなる飛躍の局面を迎えている。

今村久美
認定NPO法人カタリバ代表理事。親でも教師でもない「ナナメの関係」を軸に、学校の内外で子どもの学びと居場所を25年間にわたって支えてきた。被災地の子ども支援や不登校支援、生徒が対話で校則を見直す取り組みなどへ活動を広げている。

受賞理由
NPOの立場から公教育の革新に挑み、25年間にわたり教育格差、不登校、外国ルーツ、災害時の子ども支援へと取り組みを重ねてきた。そこで培った知見を生かし、全国30以上の団体の居場所づくりも支えるに至った功績は大きい。2026年も熊本地震の3日後に子どもの居場所を開くなど、その持続力と機動力は際立っている。

梅原大吾
プロゲーマー。10代で格闘ゲームの全国大会、世界大会を制し、2010年に日本人初のプロゲーマーに。40代のいまも第一線で競技を続けながら、ゲームを職業として成り立たせる道を切り開いてきた。

受賞理由
日本人初のプロゲーマーとなり、ゲームを競技として社会に認めさせたeスポーツの開拓者。ギネス世界記録にも認定され、2025年にプロ15周年を迎えてなお頂点を争う。26年3月にはチーム「REJECT」の一員として「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2025」を制した。挑み続ける姿勢はイノベーターにふさわしい。

小田凱人
プロ車いすテニスプレーヤー。テニスを自己表現の場と捉え、2023年に史上最年少で世界ランキング1位、2024年パリ・パラリンピックで金メダルを獲得。2025年には車いすテニス史上最年少で生涯ゴールデンスラムを達成した。

受賞理由
勝ち続けるだけでなく、車いすテニスを観る人を引きつける競技へと変えてきた。2023年にはジュニアの国際大会を含むITF公認大会を自ら発起人として岐阜で立ち上げ、プロデュースも手がけたことは先駆的な挑戦といえる。26年は全豪、全仏、ウィンブルドンを制し、25年の全仏から四大大会6連続優勝を果たした勝負強さも突出している。

片山真理
アーティスト。手縫いのオブジェを起点に、それらとともに撮影するセルフポートレートやインスタレーションを展開。社会に内在する規範や、自己と他者、自然と人工といった境界のあり方を問い直す作品を国内外で発表している。

受賞理由

被写体であると同時につくり手でもある立場から、写真と立体を横断して写真表現の可能性を広げてきた。英V&Aが写真分野の女性作家支援事業の初委嘱作《tree of life》を収蔵したことは特筆すべき。2026年2月に森アートアワード初代グランプリに輝き、森美術館で受賞記念展を開いたいま、その表現は称賛に値する。

川崎和也
スペキュラティヴ・ファッションデザイナー、Synflux代表。デザインとテクノロジーを横断し、型紙の最適化によって生地の廃棄を設計段階から削減するアルゴリズムや、人工知能でサプライチェーン全体を管理するシステムの開発に取り組んでいる。

受賞理由
人工知能と3Dシミュレーションを駆使する独自技術「Algorithmic Couture」を研究にとどめず社会実装。ザ・ノース・フェイスの定番モデルに採用されるなど理念を製品として結実させ、ファッション産業の変革に貢献した。2026年5月に国際アワード「Trailblazer Programme」でグランプリを獲得し、技術は世界に認められている。

木村ミサ
KAWAII LAB.総合プロデューサー。「原宿から世界へ」をコンセプトに、FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADY、CUTIE STREET、MORE STARを手がける。モデルやアイドルとしての活動を経て、2022年に就任した。

受賞理由
世界へ届くアイドル像を描き、「カワイイ」のあり方を再定義した。2023年にFRUITS ZIPPERが日本レコード大賞最優秀新人賞を受け、25年にはCANDY TUNEと揃って紅白歌合戦に初出場したことは大きな到達点といえる。26年2月にはFRUITS ZIPPERが初の東京ドーム単独公演を実現。グループを次々と大舞台へ導くプロデュース力は群を抜く。

SAKURA(LE SSERAFIM)
LE SSERAFIMのメンバー。日本のアイドルグループからデビューし、日本と韓国で活動したのち、2022年にLE SSERAFIMのメンバーとして3度目のデビューを果たした。現在は世界を舞台に活動している。

受賞理由
日本の「アイドル」が世界で闘えるパフォーマーになれることを実証した先駆者。国内での人気にとどまらず、韓国での厳しい競争に身を投じて歌とダンスの実力を磨き上げた。2025年には11年ぶりに東京ドームのステージへ戻り、26年は2度目のワールドツアーへ。挑戦を重ねて舞台を広げた歩みはイノベーターにふさわしい。

杉江理
WHILL共同創業者、代表取締役社長 CEO。日産自動車でカーデザインに携わった後、2012年にWHILLを創業。「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに、乗りたくなる1人乗りのモビリティを開発。自動運転サービスなど近距離移動にまつわる事業を多角的に広げている。

受賞理由
デザインとテクノロジーの力で、年齢や身体の状態を問わず誰もが選べる移動の新たな選択肢を切り拓き、社会実装した。3大陸の約30拠点へと広がったWHILL自動運転サービスは2026年に累計利用100万回を超え、旅客調査で世界一のチャンギ国際空港にも採用された。日本発の技術を海外で選ばれる存在へと育てたことは顕彰に値する。

STUTS
トラックメイカー、プロデューサー。サンプラーのMPCを楽器のように演奏するライブと楽曲制作で知られる。ヒップホップを軸にしながら、ジャンルや世代を超えたアーティストとの共作やTV・CMへの楽曲提供を数多く手がける。

受賞理由
トラックメイカーを“裏方”にとどまらせず、自らバンドを率いるライブの主役へと押し上げた。2021年にドラマ主題歌で広く知られ、23年に初の日本武道館公演を成功させた。国内で類を見ない規模の会場に立ち続け、25年にKアリーナ横浜で初のアリーナ公演を、26年にソロ10周年の武道館公演を完売させるなど、躍進はめざましい。

高木美帆
元スピードスケート選手。短距離から長距離までをこなすオールラウンダーとして、2018年に世界オールラウンド選手権で日本人初の総合優勝。2022年北京五輪1000mで金メダルを獲得し、五輪メダルは日本女子最多の計10個。2026年に引退。

受賞理由
種目の垣根を越えて戦い抜くスタイルで、日本のスピードスケートの可能性を押し広げた。2010年に15歳で五輪に初出場して以来、16年にわたり世界の第一線に立ち、「team GOLD」を結成して競技に挑む環境まで自らの手でつくったことは特筆すべき。現役最後の26年五輪で銅3個を重ね、国民栄誉賞を受けた今年、その到達を称えたい。

為末大
東京大学先端科学技術研究センター附属包摂社会共創機構教授、元陸上競技選手。男子400mハードルで世界陸上の銅メダルを2度獲得。引退後は、競技で培った身体知を学びや教育、社会に生かす活動に取り組み、現在は身体と遊びを研究している。

受賞理由
勝つための身体感覚を、勝敗の外でも生きる知の理論へと翻訳してきた実践者。人の成長を「遊」から「空」までの五段階に体系化した『熟達論』で、アスリートの経験知を誰もがたどれる方法に開いた功績は大きい。2026年にはアカデミアへ拠点を移し、多様な人がともに生きる社会の基盤を探る研究へと、理論を広げつつある。

生江史伸

「レフェルヴェソンス」エグゼクティブシェフ。生産者や環境とのつながりを重視し、レストランが社会に果たす役割を問い続けている。2010年に東京・西麻布で同店を開業し、ミシュランガイドで三つ星とグリーンスターを獲得した。

受賞理由
食材調達の内容やごみの排出、水の使用量を数値で示す「インパクトレポート」を毎年公開し、美食の価値を社会と環境への影響から測り直した。「持続可能」の先の「再生」を掲げ、その理念を三つ星の厨房で体現してきたことは比類がない。開業15周年を経た2026年も「健康」を主題に4回目のシンポジウムを開き、知見を分かち合う姿勢は一貫している。

濱口竜介
映画監督。感情を排した本読みを繰り返す演出法で、人と人との間に生まれる感情の機微を描く。『ドライブ・マイ・カー』で米アカデミー賞国際長編映画賞、『悪は存在しない』でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞。

受賞理由
劇映画の表現を深化させ、日本映画の存在感を世界で高めた。『偶然と想像』でベルリンの銀熊賞、『ドライブ・マイ・カー』でカンヌの脚本賞も受け、三大映画祭と米アカデミー賞の主要賞を得た日本人は黒澤明以来で特筆すべき。2026年は初の海外ロケ作『急に具合が悪くなる』が、主演の岡本多緒にカンヌで日本人初の女優賞をもたらした。

MIKIKO
演出振付家、ダンスカンパニー「ELEVENPLAY」主宰。振り付けを起点に照明や映像、最先端技術までを組み合わせ、PerfumeやBABYMETALのライブ演出・振り付けから国際的な式典の演出までを手がけてきた。

受賞理由
人とテクノロジーがともに踊るステージを磨き続け、ライブという体験そのものを更新してきた。長く協働するPerfumeとは2025年、大阪・関西万博のNTTパビリオン向けに3D空間伝送ライブを手がけ、活動休止前最後の東京ドーム公演も演出。26年4月には羽生結弦の単独アイスショー『REALIVE』も演出し、表現の場を広げ続けている。

宮田裕章

慶應義塾大学医学部教授、一般社団法人Co-Innovation Ecosystem共同代表理事。医療データ基盤の構築に携わってきたデータサイエンティスト。データで人々の豊かさや社会のあり方を捉え直す実践を、医療から教育、アートへと広げている。

受賞理由
データサイエンスとアートを横断し、「豊かさの物差し」を新しくする実践を重ねてきた。2025年大阪・関西万博ではテーマ事業プロデューサーとして、パビリオンと「静けさの森」で違いを保ったまま響き合う場をつくったことも注目すべき。26年には飛騨市で開学した大学と共創組織を拠点に、思想を教育と地域でかたちにしつつある。

山田尚子
アニメーション監督。2009年にテレビアニメ「けいおん!」で監督デビュー。言葉にならない心の揺れや日常のささやかな瞬間をすくい取る繊細な演出で知られ、最新作のテレビアニメ「天幕のジャードゥーガル」では総監督を務める。

受賞理由
実世界にカメラを向けたような画面構成で、アニメーションの感情表現を更新し続けてきたことは特筆すべき。2024年に完全オリジナル作品『きみの色』で上海国際映画祭のアニメーション部門最高賞に輝き、26年は「天幕のジャードゥーガル」で作風から踏み出して「絵の魅力」を引き出す表現を探った。その果敢な一歩も称えたい。

吉田ユニ
アートディレクター。CGに頼らず、実物の素材を組み合わせてつくる驚きとユーモアのあるビジュアルで知られ、広告やCDジャケットを手がける。2016年度東京ADC賞を受賞し、2023年には韓国・ソウル美術館で個展を開催した。

受賞理由
アナログな手法で組み上げるビジュアル表現は唯一無二で、生成AI時代に手仕事の価値を際立たせている。アートディレクションを担った舞台『マクベス』のポスターで2024年にClio Entertainmentの2部門でゴールドを受賞し、26年春には写真家キム・ヨンジュンとの写真展「Face to face」を東京とソウルで開いた。その活躍は称賛に値する。


【WIRED(ワイアード)】

『WIRED』は1993年に米国で創刊され、英語圏、スペイン語圏、ヨーロッパ、中東、アジアで展開する、世界で最も影響力のある“未来を実装する”メディアです。絶え間なく変化し続けるこの世界をわたしたちが理解し、更新するための「情報」と「アイデア」の源泉であり、カルチャーからビジネス、科学、デザインにいたるまで、あらゆる場面で未来の可能性を拡張するブレイクスルーやイノベーションをお届けします。

■『WIRED』日本版 公式ウェブサイト https://wired.jp/

■『WIRED』日本版 雑誌詳細 https://wired.jp/magazine/

■ X https://x.com/wired_jp (@wired_jp)

■ Facebook https://www.facebook.com/WIRED.jp (@wired.jp)

■ Instagram https://www.instagram.com/wired_jp/ (@wired_jp)

■ TikTok https://www.tiktok.com/@wired_jp (@wired_jp)

■ YouTube https://www.youtube.com/@WIREDjp (@wired.jp)

【コンデナストについて】

コンデナストは、『VOGUE』『GQ』『AD(アーキテクチュラル・ダイジェスト)』『コンデナスト・トラベラー』『ヴァニティ・フェア』『WIRED』『ザ・ニューヨーカー』『グラマー』『アリュール』『ボナペティ』『セルフ』など、アイコニックなブランドを有するグローバルメディア企業です。ニューヨークに本社を置き、あらゆるプラットフォーム向けに賞を獲得したジャーナリズム、コンテンツ、エンターテインメントを制作。中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、メキシコ、スペイン、イギリス、アメリカ、台湾など世界32の市場で事業を展開しています。

■ コンデナスト・ジャパン 公式ウェブサイト https://www.condenast.com/ja

■ LinkedIn 公式アカウント https://www.linkedin.com/company/condenastjapan

■ コンデナスト・グローバル 公式ウェブサイト https://condenast.com

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

コンデナスト・ジャパン

103フォロワー

RSS
URL
http://corp.condenast.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-11-8 大菅ビル3階
電話番号
03-5485-9340
代表者名
藤原総一郎
上場
未上場
資本金
2億5000万円
設立
-