大航海は、なぜスペインから始まったのか? 運命の1492年、それは必然だった──『世界史のリテラシー 「再征服」は、なぜ八百年かかったのか レコンキスタ』が発売
誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、過去と現在をつなぎ、未来を見通す――シリーズ第12弾が発売!

世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、現在と未来を見通すシリーズ「世界史のリテラシー」最新刊が、2025年11月25日にNHK出版から発売となります。
『世界史のリテラシー 「再征服」は、なぜ八百年かかったのか レコンキスタ』
「再征服」から「太陽の沈まぬ帝国」へ。イベリア半島で起こった中世800年の異世界の混淆――それが大航海時代には不可欠だった。
1492年のスペインで起こった、グラナダ陥落とコロンブスのアメリカ大陸到達。それは偶然か、それとも必然か? イベリア半島を舞台に、北のキリスト教諸国と南のアンダルスの領域間で繰り広げられた政治的・軍事的衝突である「レコンキスタ」。異なる文明世界の接触はスペイン、ポルトガルに何をもたらしたのか? 800年に及ぶ混淆の歴史をたどりながら、大航海時代の幕開けを飾った両国の異彩・特性について考える。
構成
[事件の全容]
第1章 キリスト教諸国は、アンダルス勢力にいかに対峙したのか?
[事件の政治的・社会的・宗教的背景]
第2章 完遂までに、なぜ八百年を要したのか?
[同時代へのインパクト]
第3章 なぜ「太陽の沈まぬ帝国」が誕生したのか?
[後世に与えた影響]
第4章 異なる文明の接触は、スペインに何をもたらしたのか?
※本書をはじめとする「世界史のリテラシー」シリーズ試し読みを「NHK出版デジタルマガジン」で公開中
著者
黒田 祐我(くろだ・ゆうが)
神奈川大学教授。1980年、富山県生まれ。早稲田大学第一文学部西洋史学専修卒業。同大学大学院文学研究科博士後期課程史学(西洋史)専攻修了。博士(文学)。早稲田大学文学学術院助手、信州大学学術研究院(人文科学系)准教授、神奈川大学外国語学部准教授などを経て、現職。専門は中世スペイン史、地中海交流史。著書に『レコンキスタの実像――中世後期カスティーリャ・グラナダ間における戦争と平和』『レコンキスタ――「スペイン」を生んだ中世800年の戦争と平和』など。共著に『図説 スペインの歴史』など。
商品情報

書名:『世界史のリテラシー 「再征服」は、なぜ八百年かかったのか レコンキスタ』
著者:黒田祐我
出版社:NHK出版
発売日:2025年11月25日
定価:1,265円(税込)
判型:A5判並製
ページ数:178ページ(内カラー2ページ)
ISBN:978-4-14-407338-0
URL→ https://www.nhk-book.co.jp/detail/000064073382025.html
Amazon→ https://www.amazon.co.jp/dp/4144073386/
シリーズ既刊情報は以下のページより
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